なんでも道しるべ

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同じ手数料1%でも、『アドバイザー付投資信託』と『アクティブファンド』は全く違う話

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近年は、「つみたてNISA」や「iDeCo」の普及から、投資信託が浸透しやすくなっていると思います。ただ、資産形成や老後資金の為に投資をやろうと心掛けている人に限ってですけどね。

最近に投資を始めた人は、ロボアドバイザーとかAIなどといった、ちょっと一風変わった名前がついていて、カッコいい投資のように見えるので、そのようなアドバイザー付投資信託の商品に惹かれるケースもあると思います。

私自身、投資信託を始めた後であっても、「リターンとリスクを最適化したポートフォリオ」などといった営業フレーズに惹かれて、手数料1%と分かっていながら、投資をしたことがあります。

でも、これらの投資方法は、突き詰めると、インデックス投資の単なる組み合わせである、インデックスファンドパックということです。

インデックスファンドを組み合わせることだけに、手数料1%程度を支払う意味があるのか?ということはよく考えないといけません。(実際には再投資コストも含まれていたりするので、その分を差し引いたコストがアドバイザー報酬となる)

■アドバイザー付インデックスファンドパックに手数料1%程度!?

私が株式投資を始める前(15年以上前ですが)は、「投資信託=銀行に騙されるもの」というイメージがありました。

おそらく、最近に投資を始めようと決心した人は、インデックスファンドならリスクが低い、何だか安心、コストが安いという知識だけが入り、実際、投資とは何をすれば良いか分からず、アドバイザー付きの投資信託に引かれていくケースがあると推測できます。

私も同じように、アドバイザー付なら安心かも?と思って、始めたことがあります。

しかし、アドバイザーといっても、効率的なポートフォリオを組むだけのシステムにお金を払っていることと、自動リバランスのためにお金を払っているだけです。

効率的なポートフォリオを組むことに、これだけのコストをかける意味があるのかな?と思い、私は「アドバイザー付インデックスファンドパック」から撤退しました。

「アドバイザー付インデックスファンドパック」と「アクティブファンド」は同じ手数料1%であっても中身が違います。

「インデックスファンドパック」の場合は、その仕組みを構築するためのソフト代とリバランス料だということです。

「アクティブファンド」の場合は、アナリストが動くための費用ということです。

『効率的なポートフォリオの構築やリバランスは重要なことじゃないか?』と思える人は、おそらく手数料1%を払っていても高コストだと思わないでしょう。

ただ、私が思うに、この重要性に気づいている人はすでに株式投資の能力が高い人なので、自分でポートフォリオを構築して、リバランスしたほうがコスト削減になると思います。

ポートフォリオの構築なんて、一般の個人投資家には必要データが集まらないので、せいぜい1年に1回見直せたら良いくらいです。

リバランスは、例えば、セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」であっても、株式:債券に50:50に合せるために、昨年は2回ほどしかリバランスしていませんでした。

それに、2017年のリバランス寄与度は、あまりにもグロース株が右肩上がりの一直線だったので、リバランス効果がマイナスになってしまったくらいですからね。

したがって、そのコストが何に利用されているのか?ということは常に意識しておく必要があるのではないかということです。

ファンドが説明できないコストなら無駄そのものですし、内容によっては自分に必要ないコストであればそのファンドに積み立てている意味がありません。

そう考えると、自分に必要だと感じるなら、アクティブファンドの手数料1%も、それほど腹が立つほどの高コストではないと思えます。

■株投資を始めた人が、いきなり投資信託はいかがなものか?という意見

ある記事を読んでいると、『投資を始める人が、いきなり投資信託から始めるのは、いかがなものか・・・』と書かれていました。

意味するところは、インデックスファンドであっても、個別株の集合体であるので、個別株の動きが分かっていないと、たとえインデックスを買っていても狼狽売りしてしまうということです。

何となく分かるような気がします。

私自身も、以前に個別株を買っていたことがありました。

いくら業績が好調であって良いと思って買った銘柄であっても、下落する経験があります。それは、株価は数年先を読んでいるからというも理由の一つで、それが肌で感じないと理解していても納得できません。

さらに、決算発表の前後では思惑的な動きが増えたり、期末に荒れたり、大型連休前に調整したり、連休後に大幅上昇したり、SQ(特別清算指数)の存在をしったり、メジャーSQを知ったり、為替に影響のある外需株であったり、ディフェンシブ銘柄であったり、と実際に取引してみて、自らの身銭が勝ち負けで動いてようやく株式投資が分かってくるものだと思います。

確かに、私自身も10年程、個別株と格闘してきましたが、ある時から個人レベルでは無意味な投資法だと肌で感じましたから。

他人に株を説明されて、投資信託やインデックスファンドに行くよりも、まずは、自分で個別株の売買を体験してみて、難しいと思うか、簡単だと思うかは人それぞれだと思います。

やはり、一番リスクがあるけど、リターンが大きいのは個別株投資です。

まずは個別株取引をやってみてから、信託手数料を支払う投資信託を検討しても遅くないかもしれませんね。