またも為替介入があったようです。
今回実行されたのが、5月2日（木）の早朝ですね。
月曜日に為替介入がおそらく3回実行されてから、ジリジリと上げてきて、昨日に158円に近づいていました。
以前の記事にも書いたかもしれませんが、私が感じているハードルは158円で、ここを超えると為替介入が発動すると思われます。
今回の場合、水曜日の夕方に一瞬だけ158円にタッチしていたのですが、その後も跳ね返されて、157円台でキープされ、また158円を伺っていたタイミングです。
もう158円には行かせないという感じで、為替介入で一気に、153円台まで押しました。
ちょうど日本がゴールデンウィーク中の平日だったので、一番都合の良いタイミングの5時台に行ったみたいですね。
これね、もう、日本当局とFX投資家のつばぜり合いがゴールデンウィーク中も続くと思いますよ。
おそらくですが、日本の4連休を狙って、また158円に挑戦するような機会が出てくると思います。
今は24時間体制で為替の監視をしているようですが、うーん、ちょっとね、あまりにもやりすぎな感じもしますが、一度介入してしまったので、トレンドが変わるまで忍耐強く行くのでしょうか？
私の予想ですが、日本当局の方が根負けすると思いますよ。
円安トレンドの波は収まらないと思いますから、ここまで頑張ったけど白旗ですって時が来そうな気がしますけどね。
さて、財務省と政府はどうするんでしょうね？
■為替介入で円安トレンドは変わるの？
為替ってニュースになるから、政府はかなり気にしていると思います。
私も米国株投資をやっているので、為替は気にしなくてはいけないので、気にしていますが、一般人ってそこまで気にしていないと思いますよ。
ニュースで報道されるから、150円だの160円にタッチしただの、そんな話を知るだけであって、誰も毎日ドル円をチェックしているような一般人はいないですからね。
投資やっている人は必須ですが、投資をやっていない人はおそらく無関心だと思います。
どちらかというと、車に乗る人ならガソリン代に直接関係するので、気になる人は気にしているかもしれませんが、それでも原油の価格もありますからね、為替が数円程度の円高になったからといって、ガソリンが安くなるわけではないです。
同じように、スーパーに行っても、円安と円高が数円変わったくらいでは何も変わりません。
それよりも大きなトレンドの中で、原材料やエネルギーコストが上がった時の価格転嫁によって、スーパーで気付く程度だと思います。
だから、こんな数円の攻防なんて意味無いと思うんですよね。
もちろん、円安の大きなトレンドを変えたいのだと思いますが、それって投機筋だけの問題では無いと思うんです。
だって、投機でFXをやっている機関投資家や個人投資家は、別に円安トレンドであろうが、円高トレンドであろうがどっちでも良いわけです。
儲かれば何だって良い訳ですからね。
だから、こんな数円の攻防に資金を使って意味あるのかな？って思いますね。
そんな瀬戸際のことをする前に、もっとやるべきことが数年前にあったでしょうに、って思いますけどね。
国力を見られているだけですよ、日本円が弱いのは国力が弱くなっているからです。
■押さえるなら買わせてもらいます
さて、私はどうるか？ですが、とりあえず、円安を抑えられている状態なので、新NISAで買っているFANG＋インデックスファンドは買い増ししようかなと思いますね。
円安になっていったら、資産は増えるのですが、今から買っていく分にはあまり良くないなと思っていました。
今はその逆です。
資産は為替によって目減りしているのですが、今はある意味、為替を抑えてくれているので、買いやすくなっていると考えた方が良いと思っています。
なので、新NISAのFANG＋インデックスは買い増しして、割安チャンスを拾っていこうと思います。
まあ、このまま円高トレンドになったらちょっと思ったいないような気もしますが、為替は分からないですからね。
それでも、日本が低成長であることと、米国の利下げが遅くなっていることを考えると、いまのドル円は円安方向に行く確率の方が高く、まあ、そのトレンドだから介入しているのですが、なので、買っていこうと思っています。
一応、新NISA以外にも、特定口座で2244のETFを買っておきました。
為替によってマイナスになっていたので、まあ、ある意味、日本当局に対する抵抗ですね。
為替介入で押さえるのであれば、私は買わせてもらいますよ。
ゴールデンウィーク中にまた158円を突破し、その後、160円をもう一度トライするような気もするので、それを見極めるための、ある意味、お遊び程度のETF購入ですね。
また、158円を超えたら為替介入あるんでしょうかね？
私の予想ですが、次に158円を超えたら、次は入らないような気がします。
まあ、何となく、そう思うだけですけどね。（笑）
