もう新NISAのポートフォリオは固まったと思ったのですが、インド株インデックスの買付方針を変えたのでポートフォリオをもう一度見直しました。
加えて、ひふみワールド+も積立投資をすることにしました。
債券に関しては、期待リターンが低いので、特定口座で運用しますが、これも以前のAGGの投資信託から米国債20年超の為替ヘッジあり商品のETF(2621)に変更しました。
それぞれ、理由がありますので、その解説を加えてポートフォリオを示したいと思います。
■インド株は様子見し、ひふみワールド+を追加
とりあえず、修正した新NISAポートフォリオを示します。
まず、インド株ですが、iFreeNEXTインド株インデックスが新NISAの成長投資枠の対象になったとニュースが出ましたので、サクっとインド株式から変更しました。
最初は、両ファンドとも毎日100円投資しようかと思っていましたが、SMTAMインド株式インデックスが12月に設定させるということもあり、また、このファンドの信託報酬が0.3%台ということで一番安いので、おそらく、iFreeNEXTとコスト競争をしそうな気がしているからです。
サクっとインド株式は、手数料0.4%のETFを買い付けるファンドであることから、これは値下げ追従は難しそうだと思い、今回の新NISAポートフォリオから外しました。
続いて、ひふみワールドも毎日100円投資で加えました。
以前に一括投資で痛い目にあったファンドなのですが、今回、新NISAで毎日投資で復活させます。
今のところ、インデックスファンドの方が良いと思っていますので、このアクティブファンドにはあまり期待はしていないのですが、一応、インデックスファンドでマグニフィセント7に偏った投資になっているので、少しだけ偏らないファンドを加えておきます。
その点は、日本株中心のひふみプラスも一緒で、やはり、今のポートフォリオは米国株中心ですし、インデックスだけだと大型株に偏ってしまいますから、それを少しでも補正するために組み入れます。
これらのファンドに期待するような状況ではないので、あくまで偏りを少しでも緩和させる目的です。
パフォーマンスがもう少し改善されれば、ポートフォリオ内の比率を上げるかもしれませんが。
■債券は期待リターンが低いので特定口座
そして、特定口座に関してですが、こちらは債券のファンドを中心にしています。
債券は期待リターンが低いので、新NISAの枠を債券で埋めるのは勿体ないと考えています。
非課税枠は無限ではないので、期待リターンが高いもので構成するほうが税金対策としては有用です。
そのために、債券が入っているファンドは特定口座で買っていくことにしています。
楽天レバレッジバランスは債券にレバレッジが掛かっているバランスファンドで、株式と債券が50:50になるように設計されているので、ちょっと面白いファンドです。
あと、iシェアーズ米国債20年超のETF(2621)は為替ヘッジありの商品になります。
ETFなので、値下がりして時に、スポット買いで今も買い始めています。
もうすでに少しずつ上がってきて、利益が乗り始めています。
これを買おうと持ったのは、これから米国の利下げが起きると思うので、その時に債券価格が値上がりすると思っているからです。
まあ、2022年から2023年にかけて利上げと共に債券価格が値下がりしていますから、それの逆戻りはあると思っています。
ただ、利下げが始まると、円高になると思いますから、為替ヘッジなしだと、為替で損することになります。
為替ヘッジはヘッジの手数料もありますから、無料でヘッジがかけられるわけではないですが、これも日米金利差なので、金利が下がってくるとヘッジコストも下がってくると思っており、これはヘッジ有りでも良いと考えたのです。
これらのことを含めて、新NISAが始まるまでに再度修正しました。
ようやく固まったかなと思いますが、まだ12月は様々な商品が設定され、また新NISA対象になったというニュースが出てくると思いますので、もう少し修正が入るかもしれないなと思っています。
まあ、ポートフォリオをしっかり組むよりも、まずは市場に資金を投入する方が大切なので、リスクを恐れずにどこまで種銭を入れることができるかでパフォーマンスは決まります。
暴落リスクやマイナスリスクを考えないなら、一括投資の方が良いのですが、一括購入後の調整が怖いので、まずは積立投資で徐々に投資資金を上げていこうかと考えています。
新NISAが始めると、5年で最速1,800万円を早く埋める人たちのマウント合戦が始まると思いますが、そこは気にせずに、自分のペースで積み立てていくことが重要です。
どうせ、一人1,800万円ですけど、家族の人数によってその倍数の非課税枠になるので、マウント合戦しても意味がないですからね。
あと1ヵ月で新NISAが始まります。
新NISAを楽しみに待っている人は超変態らしいですけどね。(笑)