なんでも道しるべ

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みずほ銀行の「うれしい特典」が見直しになり、ATM手数料思うこと…

日本の銀行がヤバいという記事を最近多く見かけるようになりました。

銀行も様々ありますが、昔からの銀行で統合を繰り返しているメガバンクから、都市銀行、地方銀行、信用金庫、労金、農協に加えて、最近では店舗をあまり持たないネット銀行も増えてきました。

店舗を持たないということは固定費をできるだけ抑えることができますから、預金金利を上げることができますし、ローン金利を低くすることもできます。

その中でも私が一番興味・関心があるのが、ATM手数料です。

投資信託等で資産形成している人であるなら、手数料をできるだけ抑えたいという気持ちは理解できると思います。

さらに、サラリーマンは平日の昼間は身動きが取りづらいです。

したがって、平日昼間が手数料無料であっても全く意味がなく、できれば時間外手数料や他のATMを利用した時の手数料を無料にしてくれるサービスは非常にありがたいです。

でも、日本の銀行がヤバいというのはATM手数料にも波及してきており、メガバンクのみずほ銀行が2020年3月1日(1月31日判定)から改悪で変更してきました。

私自身、みずほ銀行の口座を持っていて、ATM手数料が無料になる「うれしい特典」は重宝していたのですが、今回の改悪によって口座の見直しもしなければならないかと感じています。

■コンビニATMの特典が改悪

何が変更になったのかという詳細の変更はみずほ銀行のホームページを見てほしいのですが、私が一番困ったのが、コンビニATM時間外手数料や利用手数料の無料が変更されたことです。

これまで、対象のATMには、セブン銀行やローソン銀行などが加わっていたのですが、今回の変更により、イーネットATMだけになりました。

イーネットATMというとファミリーマートのATMが主です。

そもそもファミリーマート自体が減っているので、ファミリーマートを探すのが大変です。

そして、回数も最大月4回だったのが、最大月3回までに変更になりました。

私の場合、いつも月3回だったのですが、月2回に減りましたし、イーネットATMしか使えなくなってとても不便を感じています。

■イオン銀行との連携が無くならなくて良かった

今回の改悪の変更の中でも、何とかギリギリ踏みとどまっているのが、イオン銀行のATMが無料で使えるという点です。

イオン銀行はイオンモールに行くとATMが設置されていますから、何かと便利に使うことができます。

このイオン銀行ATM無料が継続されたのは、この改悪の最大の救いです。

これがもし有料に見直しされていたら、みずほ銀行の口座は使わなくなっているかもしれません。

■手数料を払ってもATMを使う?

ATMの時間外手数料を有料にしていく流れは、これからも増えてくるかもしれません。

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それも仕方ない流れなのかもしれませんが、そうなると、ネット銀行などに顧客が流れていく可能性もあるのかな?と思っていましたが、日本人の気質と老人が多い環境下ではそれも無いなとも思っています。

ネット銀行はなんだか怖いという感覚は皆もっているようですから。

■みずほと三井住友で迷う

現在、非常に悩んでいるのが、三井住友銀行に鞍替えしようかなと思っているところです。

三井住友銀行であれば、コンビニATMは月3回まで無料ですし、みずほ銀行が対象外としたセブン銀行やローソン銀行も含まれています。

コンビニATMの利用回数と範囲に関しては、三井住友銀行の方が有利になっています。

ただし、三井住友銀行はイオン銀行と提携がありません。

その代わり、最近は三菱UFJ銀行と提携を始めました。

しかしながら、これにも弱点があって、時間外手数料の無料対象になるATMは店舗でないATMということです。

中途半端な対象だなと怒りたくなりますが、通勤などで主要駅を利用する人にとっては好都合なことかもしれません。

■三井住友銀行のポイントは良いかも

あと、三井住友銀行のもう一つの利点が、ポイントが貯められることです。

このポイントは三井住友VISAと連携することができるように改訂されましたので、お得にポイントを貯めることもできます。

それほど大きなポイントではないですが、アプリにログインするだけで5ポイントもらえたり、三井住友の店舗ATMで入出金するだけで10ポイントをもらえたりもします。

月に1回までとか、月3回までとか上限がありますが、これらのポイントを利用するだけでもらえるのはお得だと感じます。

まあ、ポイント欲しさに使いまくって、無駄な手数料を取られることがないように、注意しながら使わないといけませんがね。

■銀行の立場も微妙になってきた

今回の改悪による変更から分かることは、大手銀行も運営がかなり厳しくなっているが、顧客は何とか引き留めたいと思っているということでしょうか。

あと、それぞれの銀行がアプリを中心としたネット取引を可能にしていっているところをみると、店舗やATMをどんどん減らしていきたいのだと思います。

キャッシュレス社会になると現金が不要になりますから、ATMも必要なくなりますし、ATMなどによる手数料も期待できなくなると、それを運営する店舗も必要なくなってきます。

さらに、若い人を中心にアプリ等での振り込みも臆することなくやるようになると、それこそ、店舗のする仕事が減ってきます。

あとは最も金利が稼げるローンや、手数料が稼げる外貨や投資関連の商品を売るくらいでしょうか。