なんでも道しるべ

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【三井住友カード×SBI証券の大改悪】これは改悪ではなく、利用者ゼロ民の意図的排除である

SBI証券と三井住友カードのクレカ積立からようやく発表がありました。

クレカ積立を10万円に増額するというニュースが出てから、他のクレカや証券会社は発表が相次いでいましたが、三井住友カードはなかなか発表がなく、待ち望んでいた人も多かったみたいです。

結果としては、改悪となったということで、一部のユーチューバーから大クレーム動画が上がっているのですが、これは仕方ないと思います。

最もがっかりされていたのが、プラチナプリファードが現行の5%から、利用額変動型で最大3%まで下がるということです。

ここまでの改悪は予想していませんでしたが、今の5%を維持できるなんてそんな楽観主義でいた人も驚きです。

そもそも、クレカ積立という、投資に使う支払いでポイントが付いている自体で驚きですし、それが5%を10万円まで引き上げると、年間60,000ポイントにもなりますからね。

それだと、年会費33,000円でポイントが27,000ポイントも付くことになりますから、これだと誰でも入りますよね。

そんなことが起きる訳がないです。

期待した分、がっかりするのは分かりますが、当たり前でしょって考える方が自然ですからね。

というわけで、私も利用している三井住友カードのSBI証券クレカ積立のポイントについて触れていきます。

■噂の改悪ポイント付与一覧

がっかり感が強いプラチナは、私にとっては、もうどうでもいいんです。

それはがっかり動画をたくさん上げているユーチューバーに任せておきますので、私の方では、一般人が使っていく、ゴールドNLと一般NLの2点について触れていきます。

まず、ゴールドに関しては、私の利用額ではハッキリいって何も改悪になっていません。

というか、最大のポイント数が増えて、有難い気持ちです。

ゴールドで改悪と言っている人は、クレカを日常使わない人です。

SBI証券から、一覧表が出ていましたので、こちらで貼り付けておきます。

ゴールドの欄を見てほしいのですが、これを見ると、三井住友カードをサブカードとして使用している人は、買い物ではクレカを使わないので、利用額が10万円未満になる可能性が高いです。

そうなると、ゴールドカードであっても、ポイントはゼロになってしまいます。

また、10万円以上利用していても、100万円未満であれば、0.75%に下がります。

現行は1%還元なので、0.25%は損する形になりますが、5万円から10万円に積立額が増えるので、合計としては増えることになります。

とりあえず、最低でも10万円は三井住友カードで決済しなければなりませんけどね。

私の場合は、100万円以上利用しているので、現状のまま1%還元を維持してくれます。

現行は5万円までなので、年間6,000ポイントですが、それが10万円積立になるので、最大12,000ポイントまで貰えることになります。

新NISAは月に満額やっていますから、これからは5万円から10万円にクレカを設定変更するだけです。

これで年間12,000ポイント貰えます。

また、このポイントはSBI証券で投信の買い付けができるので、最近は有効期限が切れそうになっているポイントでレバレッジFANG+を買っています。

通常の買い物利用額でも、利用額の0.5%分と100万円到達時点で10,000ポイントが貰えるので、年間でけっこうなポイント総額になりそうです。

これらのポイントは基本的に投信を買い付けするので、ポイントでさらに資産形成の速度を上げている感じですね。

■ゴールドの100万円修行を煽った末路

さて、ゴールドを持たずに一般NLカードを持っている人もいると思いますが、それを持っている人も、利用額が10万円未満だと、ポイントがゼロになってしまいます。

なので、一般カードも、ゴールドカードも、利用額が10万円以上にする必要が出てきました。

これは、買い物利用額ゼロでもポイントが貰える他のクレカに比べるとかなりの改悪になりました。

しかしながらですね、私の感覚では、三井住友カードで買い物をしない人は、クレカ積立から退場してもらっても良いと思っています。

その理由は、三井住友カードはセキュリティが高いからです。

セキュリティが高いということは、それだけのコストがかかっているので、利用額がゼロの人というのは、はっきりいって、企業からすると居てもらっても困る利用者なわけです。

私のような年間100万円以上利用する側からしても、そのような利用額がゼロの人は排除しても構わないと思っています。

投信クレカ積立ポイントだけを貰っていくということは、我々のような利用者からの経費もそちらに使われているということです。

そのような利用者ゼロの人が減れば、他のサービスなどで還元してくれる可能性が高くなるので、私は今回の決定事項は賛成の部分が強いです。

そもそも、投信積立でポイントが貰える時点でかなりのサービスなのですから、やはり少しは利用してあげるべきかと思いますけどね。

ユーチューバーが100万円修行と言って、ゴールドカードを無料で持つことを煽るから、このような事態になってきました。

三井住友内でも結構議論があったと予想できるから、このように発表が遅くなったのだと思いますけどね。

特に、改悪なので、他のクレカの発表が一段落してからしか出せなかったのでしょう。

私個人的には、ユーチューバー達の再生数欲しさの煽りの弊害だと思っています。

私自身もブログで取り上げていますが、私は三井住友カードは使っているからセキュリティ重視で宣伝しています。

これまで一度も、他のクレカを紹介したことないのは、やはり投信積立ポイントなんてサービスはあくまでサブのサービスであって、これをもらうために、クレカを作ったり、投資を始めたりというのはちょっと間違っているのでは?と思っているからです。

今回の発表は、改悪というよりは、利用者ゼロ民の排除ですね。