なんでも道しるべ

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【鉄緑会に決めた理由】4つの塾スタイルから集団授業型かつ通塾が大変な場所を選んだわけ

先日、ある質問を受けました。

その質問が、「なぜ鉄緑会に通おうと決めたのか?」という内容です。

その答え、非常に難しく、なかなか一言で言える回答がないのですが、簡単にいうと、「大学受験の塾ほど自主性に任せるべきではない」と思っているのが本当のところだと思っています。

今日は大学受験用の塾選びについて書こうと思いますが、私自身も、娘がこれから通い始める塾なので、高校3年間の間で何があるか分かりません。

塾選びに失敗したと思われる出来事があるかもしれません。

今後、先に何があるか分かりませんが、とりあえずは現時点での考え方と、それにより鉄緑会に決めた理由を述べたいと思います。

■大学受験用塾の4つのスタイル

大学受験用の塾って、高校受験に比べると選択肢が多くあり、それぞれの塾によって特徴があると思っています。

大きく分けると、集団授業型、映像授業型、個別指導型、学習管理型に分かれるかなと思いますが。

集団授業型というのが、いわゆる高校入試までの塾であり、駿台や河合塾、そして、娘が通うことにした鉄緑会などがこれに該当するでしょうか。

映像授業型というのは、東進や河合塾マナビスのような、映像授業を使って、生徒は自分の都合により学習を進めるという流れでしょうか。

個別指導塾は、1:2を採用しているような指導型の塾で、こちらは先取りというよりは、授業は学校で受けて、復習と演習という形式で分からない問題の解説を受けるという流れが多いかなと思います。

学習管理型というのは、いわゆる武田塾方式で、授業をしない塾であり、そして、参考書を中心とした勉強の進め方であり、塾型はあくまで管理がメインになりますが、一部、指導も行っています。

親の私としては、娘に合っているなと感じ、塾代に対して効果が期待できると考えていたのが、集団授業型もしくは学習管理型でした。

映像授業型もチューターが付いているので、全く指導が無い訳ではないのですが、どうも、映像授業型というのは、張り合いが無いというか、学習環境に影響を受けそうな娘には合っていないと思っています。

自分自身で厳しい環境に持って行くということ、そして、他人の争わなくてもモチベーションを上げるということ、それが映像授業型には求められます。

自分自身でコツコツと進められる人には非常に良いと思っているのですが、どうも娘の性格にはあっていないと感じています。

個別指導型に関しては、難関大学受験にはちょっとスピード面で心配があると思っていますし、先取りが難しいという点では、復習や演習を中心になるのは、それこそ自分でやって、分からない問題は学校や塾の先生に質問すべきだと思っています。

これらの理由で、集団授業型か学習管理型で悩んでいましたが、これはまた、両極端の取り組みなので、どちらが娘にとって効果的なのかが今でも分からないのです。

■集団授業型の良い面と大変な面

集団授業型というのは、いわゆる典型的な塾のスタイルですが、これが良いと思うのは、通うのが大変ではなくて、周りのライバルが自分に合っている場合だと思っています。

大学受験用の塾で集団授業型が減ってきているのは、塾に通う人が減っているからだと思っています。

やはり高校受験と比べて、大学受験をする人は半分くらいしかいませんし、さらに指定校や学校推薦型の制度を使って進学する人が増えてくると、さらに集団授業型という場所は減ってきます。

今回も、鉄緑会に決めたのにはかなり悩みました。

それは、他県まで通う必要があるからです。

移動距離と時間というのはかなりの無駄になります。

本当であれば、高校の地域内にある、駿台や河合塾の方が距離的には良いと思うのですが、移動時間がかかっても鉄緑会に決めたのは、週1回しか通わないからです。

高校受験までは、週5回の通塾でした。

それは、自分自身で勉強が進められないので、塾が通わせることで成績を上げる必要があったからです。

けれども、高校生になったら少しは自分自身でやる気をコントロールしなければなりません。

そのために、週1回での通塾で成果を出してもらいたいと思っています。

とはいえ、高校生ほど、自分自身でコントロールできる人は少ないと思っています。

だからこそ、学習管理型という塾が流行っており、これが大学受験の成果を上げているというのが理由だと思っています。

親の私からみても、学習管理と参考書学習というのは、コスパと効率面では最強の組み合わせだと思っていますが、実は、それなりに費用はかかるんですよね。

あくまで集団授業よりもマンツーマン指導になりますから、週1回の管理指導でもそれなりに費用はかかります。

けれども、個別指導の良い面は高校受験の時に感じたことなので、大学受験が近づいてくる時にはもしかしたら検討する可能性があるかもしれません。

まずは、集団授業型で、さらに難関校のライバルが集う鉄緑会で、学習面でも通塾面でも、自分自身が付いて行けるかを試してほしいと思っています。

高校生活が始まってから、高校の方針と合っていなければ、その時に修正するかもしれませんが、まずは集団授業型が先取り学習をして欲しいと思っています。

娘の性格上、それほど悪い結果になるとは思っていないのですが、こればかりは実際に通い出さないと分からないですからね。