なんでも道しるべ

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【三井住友カードの改悪余波】ポイントはおまけと言っても他社証券に変更を検討する人が多数?

なんだか、三井住友カード×SBI証券のクレカ積立記事がバズってます。(笑)

ブログへのアクセス履歴をみていると、ちょっと面白い検索ワードから飛んできていまして、その検索ワードが「sbi、クレカ積立、改悪、他証券に変更すべき?」というものでした。

うん、確かに、人によっては改悪ですよね。

私は、利用者ゼロ民の排除というタイトルの記事だったので、少し興味を持って見ていただいたのかな?と思いますが、大勢の人からすると改悪だったのかなと思います。

この検索キーワードですが、一つ気になるのが、最後の部分、「他証券に変更すべき?」というものですが、このように考えている人って結構いらっしゃるのでしょうか?

それが気になって、このキーワードを取り上げて、今回は記事にしてみようかと思います。

結論からいうと、クレカ積立ポイントで証券会社を決めるっていうのはかなり意味の無い行為だと思います。

それについて、私の考えを述べていこうかと思います。

■ポイント分なんて一瞬で吹き飛ぶ?

まず、前提として、何を目標に投資をしているのでしょうか?

クレカポイント欲しさに投資をしている人がいるのであれば、それは大きな間違いです。

なぜなら、ポイントなんて、年会費無料のカードで、せいぜい1%程度ですよね?

今回取り上げた三井住友カードであっても、有料のプラチナプリファードが5%であり、それが3%に下がるということでした。

条件によって無料になるゴールドカードであっても1%、無料の一般カードだと0.5%というものです。

他社のカードでも、私が知っているので、1回でも買い物利用があれば無料になるクレカで、1.1%還元というものがあります。

大抵が0.5%~1.1%というポイント付与率なのですが、このポイントが欲しくてクレカ投資をしている人がいるのであれば、即刻、そのような投資はやらない方が良いです。

そもそも、投資って、1日で1%とかなんて簡単に動くものですし、購入して、すぐに売却しても、買付日から売却までが下落最中出った場合には、1.5%下落なんて普通にあり得る話です。

もちろん逆もあるので、儲かることもありますが、そのような行為ってとても無駄なことをやっているようにしか思えません。

これがポイ活だと言われてしまえばそれまでですが、投資は値動きがあるものなので、リスクを伴います。

ポイント欲しさに実際のお金を減らすリスクを背負っていることになるので、ポイ活でクレカ投資を選ぶというのは危険行為であることを知っておいた方が良いでしょうね。

■ポイント改悪の流れが起きる?

三井住友カードはSBI証券と連携していますが、それ以外にも、楽天カードは楽天証券と連携していますし、マネックス証券は独自のマネックスカード、auカブコム証券はauPAYカードとなります。

証券会社とコラボしているのは決まったところになるのですが、クレカポイントが変わるからといって、それによって証券会社を変更していたら、それこそ手間の方が大きいです。

NISA口座の場合には年に1回しか移動タイミングがありませんし、たとえ特定口座であっても、証券会社を移動するのはそれなりに大変です。

もしかすると、ポイ活で利用している人の場合、複数の証券口座と複数のクレカで、ポイントを全て貰っていくなどの行為をやっているのでしょうか?

確かに、長期保有しなければ、すぐに現金化できるので、先ほど書いたような下落リスクはできなくはないです。

けれども、クレカポイントによって、証券口座を移動している人がいるのであれば、それはかなり大変な動きなので辞めた方がよいです。

また、クレカ積立のポイント付与って、会社の方針で一気に変わります。

今回、改悪だと言われるように、三井住友カードの独断で一気に変わりますし、この流れによって、他社も改悪の流れになってもおかしくはありません。

買い物で利用してくれない場合、クレジットカード会社からすると、ポイントばかり付与して、自分のところの稼ぎにはならないですからね。

たとえ、証券会社とポイント分を持ち合いしていたとしても同じことです。

クレカの会社もしくは証券会社が、単独もしくは両社でポイント分を負担していることになりますから、いつでも今回のような改悪は起きてもおかしくはないのです。

やはり利用者側の立場として必要なことは、クレカポイント目当てではなく、きちんと腰を据えた投資体制を整えることが重要なのだと思います。

なんか、記事を書いて思ったことは、意外と、ポイント欲しさに、スイングトレードをしている人が結構いるのではないか?って思えてきました。

ファンドの保有年って平均2~3年って言われており、元本割れリスクからすると、15年~20年の長期保有が必要と言われていますが、このようなクレカポイントだけが欲しい人もこの統計に含まれているとすると、実際にしっかりと投資をやっている人は、意外と長期間でファンドを保有している人が多いかもしれないですね。

クレカポイントはあくまでおまけです、って言っても、ポイ活している人には届かないんだろうなぁ。