なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【内申点は1教科分】3年間の評定が134だと当日点の99点分だけど、全受験生との差はどのくらい?

受験生の中3の娘は内申点が決まり、ホッとしています。

内申点の計算方法って各都道府県や市町村によって異なるので、それぞれの地区で、それぞれの学校単位で対策が必要になってきます。

また、中3の2学期で内申点が確定するところもあれば、3学期の成績も入るところもあります。

娘の場合、私立と公立の前半の入試は2学期までの内申点で勝負することになりますが、公立の後半までもつれた場合には3学期の成績が加味されてきます。

ここが非常に難しいところで、公立前半の入試に向けて全力投入したいところですが、本番の2月中旬よりも前の1月下旬に学年末テストがあります。

この成績で3学期の評定が決まりますから、もし公立の後半のことを考えると、学年末テストも気が抜けません。

けれども、学年末テストに集中しすぎると、私立や公立前半の入試対策に手が回らなくなるので、結局のところ良い結果が得られないかもしれないのです。

中堅の高校であれば、あまり気にすることないのかもしれませんが、偏差値の高い高校の場合、1日、2日の勉強量が点数に現れますし、そもそも1点2点合否が決まるボーダー上だとさらに状況は深刻です。

公立前半の方が本命なので、希望としては入試に全力投入したいのですが、一応、落ちた時のリスクも考えて、学年末テストもある程度勉強する必要があると思っています。

したがって、感覚としては8:2くらいのウェートで入試に向けた勉強をして、2割くらいは学年末テストの勉強をするかなと思っていますが、この2割であっても大きいんですよね。

できれば、完全に入試対策へ10割ウェートにしたいところですが、そうはいかないでしょうか。

ところで、今日の記事は、内申点はどうなったか?という話です。

■内申点と周りの受験生との差

内申点って、単純に通知表の評定から算出されるもので、9教科の評定×3年分という計算になります。

この計算方法も地域によって、また受験する高校によって異なるのですが、娘が受験する高校の場合、前半と後半では異なります。

前半は100点に換算するようになって、後半は副教科が2倍になる計算になります。

したがって、前半は135を100点に圧縮し、後半は195点満点になるということです。

今回は、公立前半だけを考えます。

評定の3年間の合計は、9教科が評定5なので1年間で最高45になりますから、3年間で最高135になります。

それを100点に換算するので、100/135で、およそ0.7407・・・倍になります。

娘の場合、中1の保健体育だけが評定4だったので、3年間の評定は134でした。

したがって、134/135で、約99.26点となります。

この約99点は、当日受験の教科と同じウェートになりますから、1点は同じ1点になります。

なので、内申点という教科だと考えると、100点満点で99点を取ったということになるのです。

塾の先生がいうには、娘が受験する高校の合格者平均は内申点が91点、不合格者平均が89点ということです。

考え方はそれぞれありますが、たった2点が、されど2点だという考えもできますが、逆にいうと、当日点で十分に逆転可能とも読めます。

私が考えるのは、合格者平均が91点で、不合格者平均が89点ということは、おおよそ、全受験者平均は90点ということなのだなということです。

90点というのは、評定に逆算すると、121.5になりますから、四捨五入して、135中122ということで、マイナス13ということになります。

3年間でマイナス13ということは、各学年で4教科は4があるということです。

娘が受験する高校はそれなりに勉強ができる生徒が受験しますから、単純に考えると、5教科はオール5で、副教科はオール4と考えるのが自然です。

まさしく、ここから不合格者平均になると、4が1つないし2つ、3つは増えますから、5教科にも4が含まれる可能性が出てくるということです。

何が言いたいのかというと、5教科で4が混じるということは、かなり受験校としては厳しいといういう高校になるという考え方です。

■アドバンテージをどう生かすか

娘の場合、99点ということで、平均から8点や9点アドバンテージがあるということですが、これを有効に利用しなければなりません。

私の単純計算では、ボーダー周辺では、1点の中に4~5人は入っていると思っているので、8点で32人は抜いている計算です。

このアドバンテージで心を落ち着かせて、当日受験に挑めるか、もしくは、リードを奪われたくないという焦りがでてくるかは人それぞれですね。

1問、2問は凡ミスができるという前向きな考え方もできます。

一番のアドバンテージでは、平均を下回っている人は、必ず当日点で挽回しなければならないってことです。

そのような人って、5教科はオール5だし、模試テストでも上位だからとても優秀だけど、副教科をサボってなぜか評定3を取ってしまっているような生徒なんだろうなと思います。

私は外野にいる立場なので皮算用ができますが、娘は必死に受験対策をしています。

けれども、このような単純計算をやって、アドバンテージで心を落ち着かせるのも一つの戦略です。

まあ、3年間の定期テストや日頃の学校生活で努力してきた人は、それなりに内申点で有利になるのは、高校受験の特徴なのかもしれません。

逆に考えると、アドバンテージで余裕をかまし過ぎると、足元をすくわれるってことだと思います。

ここまで来ると、目の前のことを一つずつ、しっかりとこなしていくことが大切なのだと思います。