なんでも道しるべ

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【サンタクロースラリーも終盤?】2024年米国株は景気後退するかどうかで決まる?

サンタクロースラリーもそろそろ終わりでしょうか?

日本はクリスマスから年末年始までとダラダラとした休暇になっていますが、米国はクリスマスが主体のようで、年末年始は日本ほど休みを取らないという感じのようです。

クリスマスが終わると、もう来年に向けたスタートを切り始めるという習慣のようなので、年明けも三が日という感覚が無いので、2024年は1/2から営業ということになりますね。

サンタクロースラリーも終盤で、そろそろ2024年の株価調整に入ってきそうです。

2024年は大統領選挙の年、利下げ思惑から株価は上がるのか、それとも景気後退懸念で株価は下がるのか、そこが焦点になってきそうです。

いまは好景気の中の利下げ思惑で、先走りてきな株価になってきていますが、ここからは、このまま好景気でソフトランディングできるのか、それとも逆イールドが解消され、アノマリーどおりに景気後退に入るのか、その辺りの予測が難しくなりそうです。

米国株を持っている人は、株価は上がることは嬉しいですし、そもそも、利下げ局面だと円高ドル安になるので、円建て資産が目減りすることになります。

為替損益を相殺するくらい株価が上がってくれないと、2022年の株価下落・円安の逆パターンになりかねませんからね。

様々な人が過去のデータから予想してくれています。

それを見ながら、あとは自己責任で投資ポジションを決める訳ですが、今のところ、私自身は、新NISAは全ツッパですが、一括はしないで定期積立で分散投資をしていく予定です。

加えて、米国政策金利の利下げによる円高も警戒と、株高の恩恵に乗っかろうと、為替ヘッジのついているレバレッジ型のブルファンドも積立投資していく予定です。

米国株に限っては、一括の方が機会損益から分割よりもリターンが良いという過去データはあるのですが、過去に一括で塩漬けの嫌な思い出があるので、リターンが減っても、リスクを減らしたいと思っています。

まあ、そのリターンが減ることを埋めるために、NASDAQ100やFANG+などのグロースファンドを買っているというのもあるんですけどね。

グロースファンドはボラティリティが高いので、分割投資の方が気分は楽っていうのもあります。

さて、利下げが始まると、米国株はどうなるのか?

■何としてもソフトランディング?

我々が見れるもの、予測できるものは、過去の株価データからしかありません。

利下げが始まると、米国株はどうなるのか?

過去データを紐解いてくれている人がいました。

利下げが始まると、株高になるというのは通常のことですが、これは景気がフラットか良いときでないと話は成り立ちません。

利下げでも景気後退がセットになっていると、株価はそうは上がらないということです。

過去のデータからは、利下げが始まると平均で+10%上がるようで、もし景気後退がセットになると-15%になるということです。

景気後退を最初から予測するのはかなり難しいのは当たり前なので、FRBは経済指標を注意して見ているのだと思いますが、投資家からの指標では、逆イールドが解消された直後に景気後退入りしているという感覚が強いです。

現時点、まだ逆イールドは解消されていません。

ここからは私の感覚ですが、逆イールドが解消されたから景気後退になるのではなく、景気後退になりそうだから急いで利下げをしても間に合わずに、結果論として逆イールドが解消され、それと同時もしくは少し後に景気後退になったという感じかなと思っています。

なので、FRBは早め早めの行動に出たいはずです。

今回は何とかソフトランディングにしたいという強い想いがあるでしょうし、2024年は大統領選挙ですからね、政府からの圧力も強いはずです。

利下げを少し早めてでも景気後退させないという意気込みがあると思いますが、インフレが再燃したら意味がないですからね、ここのかじ取りが難しいのでしょうね。

我々投資家からしたら、景気後退により株価暴落っていつあるのか?っていうのが気になります。

■暴落するのならいつのタイミング?

景気後退による株価暴落っていつあるのでしょう?

株価暴落のタイミングがある程度わかっていたら、それは仕込みの大チャンスでもありますからね、そこを知っているのと、指をくわえて見ているのでは話が違います。

株価下落の順番をまとめてくれている人がいました。

通常、世の中の景気は下記のように動きます。

  1. 利下げ開始
  2. 景気後退入り
  3. 失業率上昇

この流れで、株価暴落はいつ起きているのか、これはリセッション入り宣言と失業率上昇のタイミングに対して、株価暴落を重ね合わせれば分かります。

過去のデータからは下記になります。

  1. 利下げ開始
  2. 景気後退入り
  3. 株価暴落
  4. 失業率上昇

リセッション入りして、失業率が上昇する間に株価が暴落しているというのが過去のデータです。

なので、もし現金余力を残している人は、この株価暴落のタイミングで買い増しすれば、絶好の買い場になるということですね。

株価の未来は読めませんが、歴史は確認することができます。

景気ってサイクルになっているようですし、金融政策もそれに合わせてサイクルになっています。

基本、バイアンドホールドが株式運用には一番良いと言われますが、買うタイミングというのも重要なので、買い場には是非とも突っ込みたいところですよね。