なんでも道しるべ

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【連載/第3回/公立トップ校体験記】内申点が本番までのモチベーションアップになる?

中学3年の娘、受験生としての闘いは終了しました。

結果としては、私立高校も公立高校も第一志望校に合格でき、来年4月から地域の公立トップ校に通学することになります。

私自身、親として、この高校に合格するために中学3年間で出来ることはやったと思います。

全国には公立の地域トップ高校を目指している親子が多いと思います。

地域の公立中学に通いながら、高校でトップ校を目指し、そのまま旧帝大を目指していきたいという受験ルートを考えている方も多いと思います。

そのためには、まずは高校受験で公立トップ校の進学校を勝ち取らないといけません。

入試は同日勝負という考えもありますが、公立高校の入試はいくら当日点のウエートが高くても、少なからず内申点の影響があります。

したがって、中3の受験日だけの闘いではないので、3年間を通した戦略が必要となります。

このブログでは受験生応援ということで、本人だけでなく、親にも有益な情報を発信しようと思っていますので、ブログ記事10連載で、地域公立トップ校に合格するための実際に意識した秘訣を記していきます。

何かの参考になれば幸いですので、是非とも10連載をご覧ください。

そして、興味のあるところから、実践していただければと考えています。

■内申点で合格者平均プラス8点の強み

本日は地域公立トップ校合格の秘訣、10連載の第3回目となります。

第3回目の本日は、「内申点にはこだわろう」という話をしたいと思います。

今回、娘は公立トップ校を受験することを決め、受験日に向けて日に日に緊張と言いますか、不安というのも感じてきました。

勉強はそれなりにやっているものの、当たり前ですが、自分よりも点数が高い人がいれば不合格になるので、その不安からは逃れられません。

そんな時、最も心のよりどころになったのは、内申点といっても過言ではないと思っています。

娘の場合、中1の保健体育のみ評定4で、中2と中3はオール5でした。

したがって、3年間の成績としては、135満点で134点だったということです。

これを娘が受験した公立トップ校の場合、135点で100点換算される計算になります。

計算上は、100/135ですから、=0.74074…と続くわけです。

単純に0.74倍で計算すると、娘の場合は134点だったので、内申点は99.16点になります。

塾の先生が、娘が受験する高校の合格平均が91点で、不合格平均が89点だと言っていました。

これは、内申点が悪くても、当日点で十分に逆転可能というのを意味しているのだと思いますが、私からすると、この8点が大きな点数差になると考えていました。

公立トップ校ともなると、当日点でそれほど大きな差が付かないと思っています。

もちろん、得意教科や、やからした場合などでは、差が付くものだと思いますが、普通の学力だと、結局は同じ高校を挑戦するわけですから、基本的な学力は同程度です。

なので、確実に差が付けられる内申点の8点って結構大きなものでは無いかと感じているのです。

実際のところは、内申点が高かったから逆転できたのか、内申点が平均的でも合格できたのか、そこまでは開示されないので分かりませんが、内申点が高かったことで、1教科をやらかしても大丈夫という心の余裕は生まれたと思います。

■5教科よりも副教科の評定の方が難しい

大学受験では指定校推薦などの内申点を使用した受験に否定的な話も多いですが、やはり内申点は3年間の継続力です。

もちろん、受験日に合わせて努力することは大切ですが、周りのみんなもやっていることは変わらないので、内申点により受験の時点でアドバンテージがあるというのは強い味方になると思います。

公立トップ校を受験するような人であれば、主要5教科はオール5で問題ないと思いますが、やはり副教科です。

実技教科でいかに自分をアピールして、評定5を取っていくのか、ここがポイントだと思います。

9教科のオール5って芸術的だと言われています。

特に、副教科は、運動も、芸術的センスも、歌や演奏することも、技術的および家庭的なセンスも必要になってきます。

副教科の4教科ともに得意だという人は少ないと思いますが、不得意な教科は一生懸命やることと、授業中の態度、ペーパーテストの点数によって、評定4は十分に取れますし、しっかりとアピールすれば評定5だって取ることができるのです。

娘の場合は、歌がへたくそで音痴なので、音楽で評定5を取るのは難しそうでした。

さらに、世の中的には保健体育で評定5を取るのが一番難しいと言われますように、本当に保健体育で評定5は難しいと感じました。

ペーパーテストも運動神経も、協調性もリーダーシップ性も全て見られますからね。

それに、体育の先生の基準が高いこともあると思います。

何より、3年間のがんばりが内申点になる訳ですから、本番までに評定5を目指してほしいですね。

進学校になればなるほど内申点のウエートが小さくなっていくものですが、ここは内申点でアドバンテージが貰えるという意識で3年間頑張って欲しいです。

副教科で良い成績になるには、実はペーパーテストも大事だったりするのですが、その点はこれまでのブログを見ていただければ、学期テストの勉強法だって分かるはずです。

是非とも3年間気を抜かずに内申点にはこだわって欲しいと思います。