なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【株式戦略は何を信じる?】リスク許容度や投資法は各々で違うから

年末年始に、とあるユーチューバーのライブ配信を観ていたのですが、そこで、「新NISAはどのように組みましたか?紹介するのでコメントしてもらえると」って言われたので、私の新NISA設定をコメントしました。

私の新NISAの設定は、S&P500とNASDAQ100とFANG+を1:1:1で毎日積立しています。

この設定は他人には勧めませんけどね。

あくまで私のリスク許容度で設定しており、リスクを取ってリターンを狙いにいく戦略なのです。

と言っても、そんなに無茶な戦略だとは思っておらず、素人分析で個別株をやっているわけでは無いですし、セクター投資をやっているわけではなく、ハイテク寄りの攻め戦略なのです。

その内容をコメントすると、そのユーチューバーの方のコメント返しは、「リスクの取り方や投資法は人それぞれなんで何が正解ってわけでは無いのですが、シーゲル教授の『株式投資の未来』って本をもう一度読み返しているんですけど、ハイテクの罠ってものもありますし、一度読んでもらったら?」って有難いアドバイスを受けました。

あの、ですね、もう読み終えているんですよね。

シーゲル教授の株式投資の未来の書籍はもう5年以上前に読んでいて、コロナ前には一度、その戦略どおりにポートフォリオを組み、そのポートフォリオどおりにETFの買付をしたこともあります。

今は、全部売却して、S&P500に落ち着き、リターンを狙うためにハイテク寄りのインデックスも加えたんですけど、結局のところ、何が正しくて、何が間違っているってないんですよね。

この人とは投資の考え方や戦略が違うんだなと思って、途中でライブ配信を退出したのですが、このようなことがあって再認識したのは、自分の考え方と近い人と一緒にいることとか、情報も同じような考えの方から取るようにしないと、結構マウント取ってしまうことになるんだなってことを感じました。

株式投資って、誰も未来が分からないわけですからね、正解なんて無いんですよ。

どれだけリスクが取れて、どれだけ勉強して、どれだけ資金を投入できるかで決まるんだと思います。

リスクの取り方って人それぞれなんで、自分に近い人とつながっておくのは重要だなと感じます。

■久々に思い出したシーゲル教授

シーゲル教授の書籍って、数年前に読んだものなので、記憶が曖昧になっている部分はありますが、フィリップモリスの配当再投資が一番リターンは良かったというデータがあったことは覚えています。

またお勧めのポートフォリオとして、インデックスファンドを50%で、サテライトとして50%を推奨されています。

インデックスファンドは米国株が30%と非米国が20%、サテライトは、高配当株、グローバル、セクター(エネルギー・医薬品・生活必需品)、バリューをそれぞれ10~15%というのが内訳です。

これを今考えると、かなり保守的なポートフォリオだと思いますね。

でもね、他人に推奨するなら、このくらい保守的な方が良いような気もします。

結局、他人の懐なんて自分がリスクをとっても仕方ないですからね、損して怒られるくらいなら、保守的なポートフォリオを推奨すると思います。

今回のユーチューバーの方も結局はポジショントークというか、保守的なポートフォリオを推奨する立場になると思います。

実際、自分自身はどんなポートフォリオを組んでいるかなんて分からないですからね。

意外と攻め100%のイケイケのポートフォリオを密かに組んでいるかもしれません。

■目標を達成する最適解を見つける

久々にシーゲル教授の書籍の名前を聞いて、このポートフォリオを思い出しました。

けどね、私自身のポートフォリオは今のハイテク攻めのポートフォリオから変えるつもりは無いです。

何年もポートフォリオを研究してきたら、やはり自分のリスク許容度に合っているポートフォリオってS&P500にハイテクのインデックスを加えることなんだなと思っています。

理由は簡単で、攻めに攻めまくって目標を達成したいからです。

バリュー株や高配当株投資をやる人って、目標資産ってどのくらいなのかな?って思うことがあります。

種銭がミリオネア以上あって、配当金で生活しようと思っているのであれば、そのような戦略でも良いと思いますけどね、まだまだ資産形成時期の人って、それなりにリスクを取らないと増えないと思うんですよね。

あとは、ガチホできるか、バイアンドホールドを守れるか、それに尽きると思います。

未来は分かりませんが、過去のチャートはそうなっていますからね。

投資をやるのなら、自分の投資感覚の近い人、リスク許容度に近い人と情報を共有化することが大切だなと感じました。

暴落煽りとはまた違いますが、違う思想の人と共有化していると、結局はマウント取りになってしまいますからね。

年末年始にそんな悟りがありました。