なんでも道しるべ

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セゾン投信の課税口座への積立投資を休止した。iDeCoでの積立に移行します!

f:id:anyguidepost:20180222075707j:plain子ども口座で積立投資をしていた『セゾン資産形成の達人ファンド』の積立休止が完了しました。

2月に入ってからの大幅下落による調整で休止したわけではないです。

前から休止を前提とした積立口座の構築をしていました。

休止の理由は、iDeCo口座を開設したからです。

■iDeCoで税金面と運用益非課税のメリットを享受する

税金面の優遇が大きいことから、iDeCoを開始することにしました。

iDeCoの一番のデメリットは、60歳になるまで引き出せないということです。

メリットだと思える人もいると思いますが、強制的な積立と運用をさせられる制度ですね。

運用が嫌いな人は、積立だけをiDeCo口座を使って実施すれば、税金面の優遇を受けれて積立預金ができるので便利です。

ただ、税金面だけのメリットでiDeCoを利用するのは、メリットを半分しか享受できていないです。運用益にかかる税金優遇を放棄しているわけですから。

■まずは1万円/月から始めた理由

私自身は税金面および運用益のメリットを受けるためにiDeCoを開始することにしました。

しかし、iDeCoに積立可能額(23,000円)を全額入れるのは躊躇してしまいました。

やはりデメリットである『引き出せない』というのは、気にしておいた方が良いと感じたからです。

子育て世代である我が家の場合、いつどこで何があるか分かりません。急に資金が必要なこともあります。

ある方の書籍では、「23,000円を全額iDeCoに拠出できない家庭は、まずは家計事情が問題だ」と書かれているのを見ました。

その言い分は分かるのですが、それは、何のトラブルもなく、平和に今と同じ環境で仕事と生活が出来ている場合ですよね?

会社だっていつ潰れるか分からない時代ですし、病気だってしないとは限らない。子どもが急に夢を追いかけ出すかもしれないです。

そんなときに、iDeCoの拠出があるから資金不足になったというリスクは考えておく必要があると思っています。

社会人生活は長いです。十年一昔と言われるように、10年先はどうなっているかは想像できないです。

iDeCoも60歳という年齢の区切りとなっていますが、年金受給が65歳が基準と変わりましたし、定年も65歳が基本というように変わってきています。

iDeCoの引き出し制限も65歳まで引き上げられる可能性もあるような気がしてなりません。

私に何かあったときは相続してくれると思いますが、相続税も考えつつ、つみたてNISAも上手に使いながら運用していった方が良いと思っています。

あとは住宅ローン減税の兼ね合いもありますね。我が家は関係してきます。

■楽天証券のiDeCoで拠出を始めたので、課税口座を休止した

いろいろ書きましたが、とりあえず細かく計算するよりも、やってみないと分からないので、iDeCoは1万円/月から開始することにしました。

夫婦で各自1万円ずつ、計2万円を拠出することにしました。

妻の方が、楽天証券のiDeCoなので、セゾン投信の商品2つがラインナップされています。

したがって、これまで娘名義の課税口座で「セゾン資産形成の達人ファンド」を毎月積立していたのですが、iDeCo口座に変更しました。

今年からiDeCoの拠出を始めましたので、これを機に娘の課税口座の積立休止を申し出して、3月からの引落が休止となる通知が届きました。

これで、セゾン投信の2つのファンド「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」「セゾン資産形成の達人ファンド」ともに休止したことになります。

■セゾン投信の2つファンド

ここで、セゾン投信の2つのファンドについて、私の考えを少し書いておきます。

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」は、私が投資信託に目覚めたときに、最初に開始したファンドだったのです。

しばらくの間、積立していましたが、債券が含まれることでリターンが下がることから、株式100%のファンドが良いと感じたのです。

定年間際になってインカムが無くなり、ディフェンシブ性を高めようと舵をきったときには、このファンドへの移行を再考したいと思います。

「セゾン資産形成の達人ファンド」は、株式100%・グローバル投資・アクティブということで、国内でも数少ないファンドの一つです。

iDeCoの拠出を始めようと思わなければ、娘の課税口座でも良かったのですが、iDeCoに魅力を感じたことと、楽天証券のiDeCoで取り扱いが始まったことがきっかけで、考えが変わりました。

2017年は世界的に好調だったわりには、為替の影響もあり、アクティブファンドとしては国内株式のファンドに比べてパフォーマンスは落ちましたが、このファンドはとても期待しているファンドです。

iDeCoでは配分変更ができますが、変えようという気にならないように、しっかりとリターンを確保してほしいです。

■課税口座の残高の行方を悩んでいる

私が考えている積立ポートフォリオに少しずつ近づいていますが、いま悩んでいるのは、この娘の課税口座の残高です。

投資は売却と同時に運用益に課税されるので、複利の効果から考えると、継続することが望ましいです。

しかしながら、iDeCoやNISAの非課税口座があるということは、これらの口座内で運用したほうが、売却時の課税面では有効です。

できるだけ、早めに非課税口座に移した方が良いかな?と思っているのですが、一般NISAは買付タイミングを自分で決めれるので、タイミングを図ろうとしてしまいます。

何十年もの長期間運用を考えると、ここの数ヶ月なんてたいした差ではないとは分かっているのですが、買付するのも難しいものですね。

もう一つは、売却指示から、現金化するのにも数日かかりますし、一般NISAで米国ETFを買付するまでの日数を考えると、かなり日数がかかりそうな気がしそうです。

2月に入った起こったボラティリティが大きいこの状態では、数日でもかなり株価が変わりそうで、躊躇しているわけです。

1月のように右肩上がり状態でも、同じように狭間の日数で、運用が無駄になるのも気にかかります。

これも長期間で考えると、些細なことなのかも知れませんがね。(笑)

今年中に課税口座の残高の処理は進めたいなとは考えています。時期を悩みますが、どこかで決めて動きます。