火曜日の夜に金曜日と月曜日の2日連続下落を受けての投信収益率が出ました。
結果としては、想像よりもあまり下げてないなという印象です。
ポートフォリオのほとんどをS&P500にしているので、指数そのものは下げましたが、為替が円安に振れているので、トータルとしては下げ幅が抑制されているのでしょう。
昨日の記事でも書きましたが、まだS&P500は高値からマイナス3%台、FANG+で高値からマイナス4%程度ですから、まだフィア(恐怖)に感じるのは早すぎます。
マイナス5%の調整になると年間5回程度ですから、そこで恐怖に感じればよいわけで、そこから、年に1回起きると言われているマイナス10%の調整まで来ると、最後のスポット買いの勝負手を出すかの判断になってくると思っています。
最近、「下げきるまで引き付ける」って話を聞きますが、そんなこと、できるなら誰も苦労しないって思いますけどね。
結局、下げ切らないままに上がってしまって、押し目で拾えなかったねってなるだけなんです。
だから、やるべきことは、今の下落局面では、少しずつでも良いから買っていくことで、大きく下げた時には金額を増やせばよいだけです。
いま全力買いしないで、余力を残すように買っていくことが大切なんだと思っています。
その金額調整が一番難しいところなのかもしれませんが。
■2日下落後の収益結果
火曜日更新の収益率と収益額です。
大きな下落を2回食らったわりには、思ったほど下げてなく、ちょうど1~2ヶ月程度過去に戻った感じですね。
円安効果が大きく効いているのだと思いますが、為替こそ読めないですから、無視で良いと思っています。
今は積立金額を増額していますから、私個人的な感覚では為替介入があっても良いって思っていますけどね。
為替介入来いって思っている時は来ないもんなんです、たぶん。
今は恐怖して手放す時では無いですし、特に新NISAで買っているのであれば、このままホールドしか方法はありません。
新NISAは基本的には中長期で投資をしようと思って買付している人がほとんどだと思います。
短期売買で枠制限がある新NISAを使っても意味がないですからね。
中長期投資であれば、基本はバイアンドホールドですから、今の下落状況でもそのまま放置、ガチホ、魔人ホールドが基本です。
■今年の利下げは難しい?
さて、火曜日の相場の状況ですが、パウさんが、ちょっと利下げは厳しく、今の金利状況を継続しなければならない可能性が高い的な発言をしましたが、これにあまり反応しなかったことに驚きました。
金曜日と月曜日に下落したから反応しなかったのか?って思いましたが、意外と、有事のリスクオフだと思っていたのですが、利下げ期待後退の下落の方を織り込んでいたのかもしれませんね。
利下げが後退するということは、債券利回りが上がりますから、資金の投資先としては、株式よりも債券側に寄ることになります。
そうなると、株式市場としては良くない兆候ですね。
それに、ハイテク企業は利下げを織り込んで株価上昇していた部分は、それも後退することになります。
ひとつ上昇の可能性としてあるのなら、業績ですね。
決算発表シーズンになりましたから、ここから好決算であれば、業績相場で上がることになると思いますが、例えばFANG+銘柄が全て好決算というわけには行かないと思いますから、結局は勝ち負けの銘柄が出てきそうな気がします。
気になるのは、一旦、下落は止まりましたが、ここからさらに下がるのか、ここで踏みとどまるのか、それはG20参加メンバーの発言次第かな?って思っています。
パウさんはあまりハト的な言い方はしていませんでしたが、今週はイエレンさんも記者会見するみたいなので、何を言うか楽しみです。
あとは、バイデン大統領の圧力でしょうか。(笑)
為替介入に関しては、いまはG20に出席中なので、いろいろ牽制も入っている発言を聞いていますし、円買い介入は難しそうですね。