なんでも道しるべ

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【相場が悲観ムードへ突入】VIS指数が20に迫るがフィアグリードインデックスはまだ41と高い

相場がようやく悲観ムードになってきましたが、それでもまだS&P500やNASDAQ100は終値の高値からマイナス3%台なので、恐怖になるのはまだまだ早いです。

とはいえ、VIX指数が急上昇したというのは、やはりボラティリティが高いということで、だらだらと調整したというよりも、急な下落ですので、有事に対するけん制はあるのかなと思いますね。

まだ最新の基準価額は反映されていませんが、金曜日の下落を加味した投資信託の収益率はちょうど30%になりました。

月曜日もさらに調整しましたので、さらに収益が削られることになりますが、ここからが本当の買い増し勝負です。

ここでビビっている人はリスク許容度が低いだけの話であり、資金を投入しすぎていて、心の余裕が無くなっているだけです。

そんなことでは長期投資なんてできないですし、たとえ利益が乗ったとしても美味しい果実を取る前に相場から離れてしまうでしょうね。

■金曜日の調整後の収益

あまり参考にならないのですが、月曜日の収益率と収益額の状況です。

金曜日に1回目の調整がありましたが、まだ収益率は30%を維持できています。

月曜日もさらに調整しましたので、ここから下がることになりますが、それでもまだ20%台後半ですし、さらに円安にも振れているので、基準価額としてはそれほど大きく下がらないような気がしています。

こんな時は為替ヘッジなしの商品の方が助かりますね。

それにしても、為替介入は本当にあるのでしょうか?

素人的な直感ですが、為替介入はしないというか、できないような気がしています。

いまの円安の状況って、米国のインフレ再燃によるものが強いですが、それに加えて有事のリスクオフが掛かっています。

米国の利下げ遅れによる円安であれば、為替介入はやりそうな気がしていましたが、有事のリスクオフが余計にかかっているので、ここで為替介入をしてしまうと、世界中から批判される的になります。

日本の政府日銀は自国のことしか考えていないと言われかねませんからね。

あとは、新NISAが始まって、まだ3ヶ月ちょっとというのも要因で考えられます。

いま一番売れている投信がオルカンということで、これは、円建てではなく、外貨建てになっています。

また一番多い通貨が米ドルなので、新NISAで投資を始めた人は円安で恩恵を受けているのです。

これを政府日銀が円安抑制で為替介入しようものなら、新NISAで資産形成を推奨していることの反対をすることになります。

これは国民、さらに投資を始めた人たちの批判を受けることになりますから、なかなか踏み込むのは難しいと思いますね。

■ここからが本当の勝負になるか?

今の相場状況は、VIS指数は20に近づいてきて、昨年10月のVIXに接近してきています。

けれども、フィアグリードインデックスでは、まだ41のフィアであり、私の感覚ではまだまだ高いです。

もっとフィアでも数字が小さくならないといけないと思っていますし、もっと言うなら、25を切ったエクストラフィアになった時に一気にスポット買いを入れたいところです。

ここからが本当の相場の勝負です。

世の中が悲観的になる時、投資家が恐怖になってくる時、そのような時でも握力高く持つこと、そして、下がった時に果敢に買っていく姿勢、これらが必要になってくるかもしれません。

長期投資は、相場の上下関係なく、いつでも買いに向かえば良いと言われますが、それは詭弁に過ぎないと思っています。

投資の基本は安い時に買って、高い時に売るべきです。

長期投資は売りを考えなくても良いですが、安い時に買っていく姿勢は重要です。

そうすることで、利益を極限に上げていくことができますからね。