今日も最近流行りの収益率0.1%プラスで、収益額は少しだけ増えたという感じでした。
ここ最近はずっと横ばいの収益率と収益額なのですが、やはり収益率を30%維持できているのは、大きな調整がきても耐えられる余地があるので、含み益バリアとしては良いところだと思っています。
収益額にしても、これだけ分は下がってもプラマイゼロですからね。
握力高く投資を続けるには、いかに含み益バリアを持つということが、長期投資のコツになります。
注意なのは、収益額が高くてもダメです。
収益額は元金に依存しますから、入金力が高い人こそ、大きな収益額になるのは当たり前です。
長期投資で必要なことは、収益率を上げることです。
収益率がその人の握力バリアになりますから、調整があっても、そこまで下げてもマイナス圏に入らないというのが収益率になるわけです。
その辺りは間違えないようにしたいところですね。
■株価と為替のドタバタ劇
収益率は良い時で32%台まで上がりましたが、今はおおよそ30%台でキープしています。
けれども、元金が少しずつ積みあがってきているので、収益額は徐々に増えているんですよね。
ここでもう一段上昇してほしいところですが、材料が無いんですよ。
収益額200万円まであと少しです。
今日の夜の更新では、米国のCPI発表後の株価と為替が反映されます。
予想よりもCPIが高かったことから、株価は軟調になりました。
もっと下がるかな?って思っていたら、案外1%程度で収まっていたので、利下げが遅くなるというだけで、利上げリスクまでは感じられない結果という解釈なのかなと思っています。
それにしても、FANG+銘柄ってなんであんなに強いんでしょう?
主要指数がマイナス1%前後だったので、FANG+は1.5とか2.0のマイナスを覚悟していたのですが、蓋を開けてみると、0.49%のマイナスで収まっていました。
ここまで強いと、ちょっと驚きます。
さすが、5年で年平均が30%超のファンドの底力って感じがしますね。
案外セクター分散されていますし、相場が弱くても強い銘柄は強いんですよね。
今日の場合はエヌビディアでしたが、周りが下げてもエヌビディアだけは上がっていました。
直近が調整気味だったので、戻したという考えの方が正しいのかもしれませんが。
■もう1ドル100円は昔話?
もう一つの注目ポイントが為替です。
円安に振れましたね。
CPI発表後は、株価の下がり方に対して、為替の上がり方があまり大きくなかったので、ファンドの基準価額に反映されるトータルではちょっと下がってしまうかな?って思っていたのですが、今朝見たら、円安もかなり進行しており、株価の下げよりも円安の恩恵の方が大きいようなイメージです。
とはいえ、楽観視できません。
このような記事を書いた後でも、当局からの口先介入があるかもしれません。
それがあると、急にまた円高に戻ってしまいますからね。
けれども、動けない日本の背景があるのも事実です。
現在、首相が米国に行っていますから、この状況下で介入をするわけにはいかないでしょう。
円買いの介入はまずあり得ないですし、出来ないと思いますが、口先介入すら難しい状況下なんだと推測しています。
なので、FXトレーダーからは、そこを突かれている可能性もあるわけです。
このような為替の状況を見てみても、もう資産運用をしないという選択肢は無くなってきたように思えます。
日本の円の価値がここまで下がると、ちょっとやそっとでは円高にはなりにくい状況です。
そうなると、この140円や150円というのがスタンダードになって、100円を切るなんて遠い昔話になる可能性だってあるわけです。
日本が少子高齢化で、GDPも順位が下がってきている状況下で、円高に賭けるというのは、日本に賭けていることに変わりません。
私はちょっとそのような賭けにはいけないですね。
日本の国力と一緒に資産価値を下げることは避けたいです。