高校生になると、いかに自分で勉強できるかがカギになるのでは?と感じています。
娘は一応、進学校と言われる高校に進学しましたが、高校受験ではほとんどの人が塾を利用しています。
けれども、高校生になった時には塾を利用しなくなる人が増えるのも事実です。
おそらく、これは家庭方針なのか、自身の希望なのか、その辺りが理由かと思いますが、高校生になると一気に塾通いが減るのは間違いないです。
最近は大学受験も一般受験で行く人が減りましたらからね。
そうなると、大学受験を指定校や推薦を利用することになるので、塾にいって受験勉強するよりも、定期テストでしっかりと点数をとる勉強をすることになります。
定期テストの問題は、高校によっても違いますし、担当の先生によっても違うので、塾では定期テスト対策をやりにくいのもあるでしょうが、そもそも高校生になると自分で勉強する生徒が増えますから、塾も生徒募集に苦労すると思います。
塾業界も高校生相手とあるとレッドオーシャンになりますから、中学生の時ほど選びたい放題、家から近いところにいくつも塾があるというのは減ってきます。
必然的に、選択が狭まるので、自分で勉強できるかが勝負になるってことだと思っています。
私が思うに、高校生こそ塾が必要なのでは?って感じるんですけどね。
■高校生用の塾って日数が少ない?
高校生は塾が必要だと思いますが、塾に通っていたとしても、中学生以上に自学自習が必要になってきます。
その理由は、塾に通う日数が少ない、それに伴う予習復習の量が多くなるってことからです。
高校生対象の塾って、通う日数が明らかに少ないです。
進学校を狙っている中学生だと、塾が週に4回や5回あると思いますが、高校生の場合、難関大学を狙っていたとしても、塾は週に1回や2回になります。
そもそも、高1の段階で取る教科が、英数の2教科が基本なので、何日も通えないんですよね。
さらに、1回の授業で進むカリキュラム量が多いので。1回の授業が長くて、さらに復習やテストの範囲も広くなるんですよね。
だからこそ、週に何度も通えないわけで、必然的に回数が減ってしまうんです。
ここで本人にとって必要なことは、いかに自分で時間を作って、スケジューリングをして、しっかりと復習と小テストの勉強をして、そして予習までに手が回るかって話なんです。
この基本的なことができない生徒は、成績も伸びないですし、難関校なんて夢のまた夢になってしまうんでしょうね。
■最初は教科を絞って勉強する?
高校生と言いますか、大学受験用の英数のカリキュラムが広すぎるので、高速で学習する必要があり、塾の先生の多くが、まずは教科を絞ってやり切った方が良いと言います。
具体的には、数学と英語を一通り勉強するまでは、国理社は殆どやらなくても良いということです。
これは、多くの教科に手を付けると、意識が分散してしまうのと、実力をつけるのに時間がかかり過ぎるからということらしく、教科を絞った人の方が成績は上がりやすい傾向らしいのです。
それもあって、まずは英数って高校生用の塾が多いんでしょうね。
んで、娘はどうなのか?って話なのですが、この環境になれるのに苦労してそうだなと思います。
平日は全く塾がないので、家での自学自習時間が中学の時に比べてかなり増えました。
基本的には月曜日から金曜日は自分でスケジューリングしなければなりません。
土曜日になると塾に行って、6時間ほどの授業を受けますから、日曜日は塾の宿題がガッツリあります。
というか、日曜日の1日だけでは絶対に終わらない量なんですけどね。
だからこそ、月曜日からの時間が大切なんです。
学校の授業でも予習復習がありますから、それとの兼ね合いで時間を捻出しなければなりません。
1日に数時間あるので、この時間をどう使うかで、その週の充実感は変わってきます。
基本的には学校と塾の宿題などで精いっぱいなんでしょうね、今は。
まだまだ一通り勉強していないので、大学受験の勉強なんて頭の片隅にもないです。
まずは授業に付いていくことだけしか考えていないのだと思います。
そのためにも、自分自身で勉強できる方法を身に付けていないと、進学校&難関大学受験はかなり難しいのでは?って思うんです。