なんでも道しるべ

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自己投資は28歳くらいまで?私もそう思う…私の苦い経験をいつか我が子に伝えたい…

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ネット記事を読んでいると、たまに「そうだよな~」と感心させられることがあります。

書籍を読むのも参考になりますが、書籍は本音が書かれていないことが多いので(おそらくバッシングされるからでしょう)、ブログなどは本音が書かれていることが多いので楽しい部分があります。

私もできるだけ本音を書こうと思って心掛けていますが、インターネット発信というのは、様々な思想の人が読むので、ある意味では難しいところがあります。

今日は、非常に好感がもて、私も最近になって気づいて心掛けていることを書かれている記事がありましたので、部分引用しながら書きたいと思います。

■自己投資は28歳まで? まあ、良い線引きかな?

まずは、好感を持てた記事から紹介したいと思います。

私はこのことに気付いたのは数年前の30代に入ってからでした。

もっと早く気付くべきだったと思います。

できれば、大学生くらいのときに、このことに気付ければ、もっと自己投資に終わりの時間を定めて取り組めただろうし、もっと早く、マネーの積立投資を始めただろうと思います。

今日の世界経済では、給与の上昇のペースより金融資産の拡大のペースの方がはるかに早いです。だからマーク・ファーバーの言うように「生きるために投機する」というような生活態度は、チャラチャラしているどころか、生活防衛としてますます必要になってきているのです。

多くの場合、株式投資にとって時間は味方です。それは裏を返せば、早く始めた方が有利ということです。

もちろん皆さんが大学生くらいなら、「株への投資」より「自分への投資」の方がリターンが大きい場合の方が多いでしょう。

なお、ここで言う「自分への投資」とは、東京カレンダーに出ているようなオシャレなお店に出入りすることではありません。

もっと実利的な事、具体的には少しでも英会話が出来るようになって他の就活生より有利に就職活動を展開できる(=これは確実に、そうです)などの「自分への投資」を指しています。

でもカイシャに入って28歳くらいになれば、もう「自分への投資」はリターンを生まなくなります。なぜならカイシャというところは「全員横並びで競争させる」ところであり、キョーレツな平準化の力が圧し掛かってくるからです。

そのへんから、「カイシャに勤めている自分」という存在はキープしたままで、それ以外の、もうひとりの自分、つまり会社に捧げる以外の自分という準備をはじめなければいけないのです。

(引用:Market Hack、大学生・新社会人のための株式入門 第4回「いつ株式投資をはじめる?」、2016/4/30より修正して一部引用)

 

■私は30前後まで無駄な自己投資をしていた?

この記事を読んで、辛いなと思えるのが、28歳といったら、私が難関資格に挑戦しているときでした。

なぜ難関資格に挑戦していたのかというと、あまり深く考えていないですが、「自分の強みが欲しかった」「現実の仕事内容から逃げたかった」のかなと思います。

だれでも数日勉強すれば合格する資格は、学生時代から少しずつ取っていましたが、持っていて得はしたことありませんでした。

なので、そのような資格をたくさん取得することに興味が薄かったです。

逆に、数年勉強しないといけないような難関と言われる資格には変に興味が湧いていました。

取ったからといって何の役に立つのか?と言われると、返す言葉がないかもしれません。

なぜなら、これらの資格は、資格というのはあくまで入口にすぎず、実際に顧客から報酬をもらうには実務能力が必要だからです。

私は30歳まで取れなかったら諦めようと思って勉強していましたが、結局、合格できませんでした。

実務能力のことを考えると、その資格を取得したからといって、転職するわけでもないのに・・・と思えます。

その勉強に費やした時間と費用はかなり大きかったです。何千時間と数百万円だと思います。

■「投資」と「子育て」から運用をする

30歳を超えた段階で、自分のなかで少しスッキリした感じがして、「お金」に関する考え方が変わってきました。

そんな無駄な勉強に力を注ぐのであれば、もっとお金を増やすことを考えた方が、将来と家族のためになるのでは?と考えたのです。

特に、我が家に子どもが産まれて、数年経った頃だったので、自分のことばかりに時間を注げなくなったのも現実的な理由かもしれません。

我が家は、子どもを保育園に預けて共働きを続けることを決めたので、私の興味は「投資」と「子育て」に変わってきました。

最初の頃は気づきませんでしたが、「投資」「子育て」に共通するキーワードは、「運用」なのだと今は思っています。

「投資」はマネーに関係するので運用という言葉は馴染みがありますが、「子育て」も立派な運用であります。

子どもへの投資は利回り14%と書籍に書かれていたのを覚えています。

お金のように実利として手元に返ってこないので実感が湧かないですが、14%というのはかなりの高利回りです。

でも、実際に子どもにいろいろとさせていると、利回り14%というのも分かるような気がします。

といっても、何でもさせるのではなく、子どももリソースが限られていますから、選択してあげて、親のサポートも必須であることは間違いないです。

■「運用」の必要性を若いころから知る意義

ズラズラと書いてしまいましたが、「運用」が生きる上で重要だということを認識したのが、30歳を過ぎてからというのはとても遅いです。

できれば、大学に行くまでに、「社会人になったら自己投資から運用に切り替えるべき」というのをきちんと認識していれば、勉学に励む意気込みも変わってくると思います。

時間は無限ではなく有限です。

特に自己投資できる期間は20代前半、私が現時点で思っているのは、学生中に自己投資を終えるべきだろうと感じています。

もちろん、実務経験がいるような職業もありますから、社会人になってからも自己投資期間を必要とするのは仕方のないことだと思いますが、社会人になってから、私のように現実逃避に近い形で自己投資するのは無駄の極みです。

私は小学生の子どもに、「勉強できるのは学生の間だけ」であることと、「年間教育費の概算」を教えるようにしています。

子どもも、与えられた環境に身を置くだけでなく、意味のある学生生活をしてほしいと思っています。

そのなかで、自分で選択と集中をして、不要なもの・興味がないものは排除して、力を注げるものにトライしてほしいと願っています。

今回引用した記事は非常に的を射ていると感じ、引用と自分の感想を書かせてもらいました。

本日は、自己投資年齢に関することを書きましたが、引用文中にある「カイシャ」に身を置く者の考えを後日書きたいと思います。