引き続き、山崎氏の記事からの命題について、弱小投資家の私なりの見解を書きたいと思います。
山崎元が「非常識!」だと考える10の命題
「非常識!」の命題を1番から10番まで、まとめて並べてみよう。
読者は、何問同意されるだろうか、あるいは反対されるだろうか。
いずれの場合であっても、その理由を説明できるだろうか。
しばし考えてみて欲しい。
(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)
これまでに、命題の1~4つ目を書きました。
■5つ目の命題
今回は、5つ目からです。
「非常識」
5.個人向け国債を買っていれば、安心だ。
「常識」
5.個人向け国債(特に「変動10」)自体はいい商品だが商品を売る「人」には気をつけなければならない。
失敗のパターンは2つある。
1つは、個人向け国債を買いに行った時に、投資信託や貯蓄性の保険など別の商品のセールスに乗せられてしまう場合。
もう一つは、個人向け国債購入の1年後に、「解約できるようになりました!」と言って別の商品への乗り換えを勧められるケース。
どちらにも、絶対に乗ってはいけない。
(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)
変動10は山崎氏のお勧めの債券のようです。
私も非リスク資産を持とうと考えていましたが、社会人初めからやっている個人年金があり、それをベースにしています。
おそらく、変動10にした方が、期待リターンもインフレ対策も都合が良いのだと思いますが、15年程度続けてきたものを辞めるにも勇気がいります。
なので、今回の非常識・常識の命題は私がやっていないので、分からない部分が多いです。
第一に、個人向け国債ってどこで、どのようにして買えるのか?というのが分からないです。
金融機関に行ったら普通に売ってくれるのでしょうか?そこからスタートです。
実際、買う気がないので、真剣に調べてないというのが本当のところです。
日本が急激にインフレになったら、個人年金への積立は資産価値の目減りで無駄なことをしているかもしれません。
実際に、現時点ではインフレが進んでいないので、個人年金でも、そこそこの金利になっていますが。(若い時の設定なので、今は違うかもしれません)
しかし、山崎氏の言うように、金融機関に行くと、個人向け国債よりも「投資信託」や「貯蓄性の保険」を勧められる可能性が高いでしょうね。
リターンが欲しい人は投資信託にフラフラといくかもしれませんし、元本割れが怖い人は貯蓄性の保険にフラフラといくかもしれません。
私だったら、投資信託にいくかな?
絶対に乗ってはいけないというのはそうかもしれませんね。
■6つ目の命題
続いて、6つ目の命題です。
「非常識」
6.低成長な国の株式を買っても儲かるはずがない。
「常識」
6.低成長が株価に織り込まれた株式を買うと、リスクなりの超過リターンがあるはずだ
たとえば、「日本は人口が減り低成長なので、日本株に投資しても儲からない」と考えるのは間違いだ。
高成長の企業の株価は高く、低成長の企業の株価は低く、それぞれにリスクに見合う割引率(リスクフリー金利+リスク・プレミアム)でプライシング(価格付け)されているはずであり、投資家の期待リターンはともに「割引率」だ。
将来の問題は、予想した利益よりも、高い成長になりそうなのか・低い成長になりそうなのか、という将来の「予想の変化」だ。
(引用:あなたの投資常識にチャレンジする10 問!、山崎 元 ホンネの投資教室、2017/11/7)
すみません、正直言って、山崎氏が言っていることが理解できませんでした。
ただ、私の考えは、「日本株のインデックスファンドを買おう!」という気が起きないのが事実です。
例えば、日経平均やTOPIXのインデックスを買うというのはしたくないです。
国内でも有望な企業が多いと思いますが、米国に比べて、日本の大企業が世界を牽引しているという感じがしないのです。
私自身はプロフェッショナルではないので、それを裏付けるデータをもっているわけではありませんが、日経平均に採用されている225社にインデックスで投資しようとする気がしません。
「人口が減っているので、儲からない」とは思いませんが、「人口が増えている方が、人口ボーナスは享受できる」とは思っています。
したがって、人口が減っている国内株式はアクティブファンドに任せています。
結果を出しているのが、「ひふみ投信」だと思っています。
ひふみ投信は、中小型のグロース株がメイン投資先ですが、バリュー株にも投資しているようです。
国内の大型株に投資しているかどうかは分かりませんが、米国株に進出した際には、日本よりも米国の大型株の方が投資先としては有望だと言っていました。
日本だけでなく、世界の先進国の低成長の国に関しては、私は同じ感覚を抱いており、「儲かるはずがない」とは思わないですが、どの会社が良いのかも分からないといった印象です。
でもそれは、新興国でも同じ感覚です。
「低成長の先進国」や「成長の罠があるの新興国」が良く分からないので、インデックスファンドはある意味、楽な投資なのだと思います。
手数料はリターンをマイナスにさせる要因ではありますが、そこにはプロのファンドに頑張ってほしいです。
そのファンドを選ぶのが、私のやるべきことかと思っています。
インデックスファンドは、米国対象しか今のところは考えていないです。
米国株式のインデックスは非常に安心して投資できる感覚があります。
■所感
今日は、5,6つ目の命題について述べました。
ここまでくると、投資全体の話から、少し部分に入ってきた感じがします。
国債は実際に買っていないので分からなかったです。
株価の割引率の話は、すみませんが理解できませんでした。
もっと勉強が必要だと思いました。