インデックス投資をやっていると、入金力ゲーであることが良く分かってきます。
投資資金の捻出は単純で、収入-支出で決まりますから、節約して支出を減らすか、稼いで収入を増やすか、それしかありません。
そして、節約は限度がありますから、ある程度の家庭改善ができれば、あとは稼ぐだけです。
いくら稼げるかで、投資に回せる資金額が決まり、あとは買って、握力高く生きれば良いってことです。
さてさて、自分自身の収入額って分かっているわけですが、他人の収入ってどんなものなの?
また、自分って他人に比べて、収入が多いの?少ないの?って思ったことはありませんか?
もし、周りよりも収入が低ければ、今の職場で必死になって昇格するか、もしくは、サクっと転職してしまうことが大切です。
今の時代は終身雇用というのが崩壊しつつあるので、稼ぎたい金額に届かなさそうなら、転職も一つの選択肢ではあります。
ただし、注意点は、今の職場が嫌だというようなネガティブな転職ではなく、稼ぎたい、自分のやりたことがしたいというようなポジティブな転職な方をお勧めします。
理由は、焦るからという現実的なものと、職場が嫌、人間関係に疲れたみたいな理由だと、結局はどの職場に行っても同じだからです。
今の職場よりも人間関係が好転するような職場がそんなにあるとは思えません。
結局は自分自身、自分が変わらなければ、周りも変わらないってことです。
さて、話を戻しまして、収入の話にしましょう。
■正社員と非正規社員の大きな差
いま、自身が稼いでいる収入額があるはずですが、これは日本の平均よりも高いのか?安いのか?って話です。
年齢にもよりますし、学歴や業種にもよるのは事実ですが、けれども、人間って他人と比べたくなるものですし、自分自身の立ち位置だって知りたいはず。
まずは、日本人の平均年収から行きましょう。
結果は下記のとおりです。
- 日本の平均年収:458万円
どうでしょう?平均年収よりも多かったですか?少なかったですか?
まあ、20代や30代の人であれば、これから上がっていくので、多少は少なくても悲観することは無いと思いますが、実はこの年収にはトリックがあります。
正社員と非正規社員の年収が平均化されているのです。
当たり前ですが、正社員よりも非正規社員の方が年収は低くなってしまいます。
なので、自分自身が正社員であれば、正社員の平均年収と比べないといけませんし、非正規であれば、非正規社員の平均年収と比べないといけないです。
正社員と非正規社員のそれぞれの年収は下記のとおり。
- 正社員:523万円
- 非正規社員:200万円
正社員と非正規社員がここまで年収差があるとは、ちょっと驚きますよね。
もし、いま非正規社員であれば、これは確実に正社員を目指すような活動をした方が良いです。
正社員登用をしてもらえるような職場に転職するか、非正規社員で働きながらも正社員の転職活動を続けるってことです。
現代では転職も珍しくなくなりましたが、日本企業や日本人の感覚は古いので、やはり35歳までが一つの壁だと思いますから、ここまでには何とか正社員になりたいですね。
そして、正社員の人は、日本人の平均年収と比べるのではなく、正社員の平均年収と比べるべきです。
意外と523万円というのは高いかもしれませんね。
年齢にもよりますが、役職やポジションによっては、下回っている人は結構いるかもしれないと感じています。
■男女差もあるし、事業規模差も見逃せない
他にも、ソートをかけたデータがありまして、男性女性別の年収、事業規模のデータがあります。
性別のデータは下記のとおりです。
- 男性:563万円
- 女性:313万円
男女差って結構あるんですね。
これは正社員だけのデータだと思いますが、正社員でもかなり差があります。
女性で男性並みの年収がある人っていうのは凄いということです。
そして、事業規模別のデータが下記のとおりです。
- 事業規模30~99人:423万円
- 事業規模500~999人:480万円
- 事業規模5000人:538万円
事業規模が大きい会社の方が年収は高い傾向があります。
これは利益が出やすくなるので当たり前ですし、規模が大きいというのはそれだけ収入があるってことですしね。
この辺りは業種にもよるので、稼ぎたい人は業種も選んだ方が良いです。
年収ひとつを取ってみても、かなり様々な側面があります。
投資をするには、まずは種銭が必要なので、節約することも大切ですが、稼ぐことも大切です。
しっかり稼いで、しっかりと運用していきましょう。