なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【お金のことをもっと知ろう】お金の話はタブーではなく、上手な付き合い方を知るべき理由

生活しているとお金に対して考える時がきます。

どうしたらお金が貯まるのか、どうしたらお金が増やせるのか。

そして、今流行っている投資を開始すると、次に出てくる不安が、暴落煽りに負けない力を付けるにはどうしたら良いのか。

これって、個人投資家であれば常に意識していることだと思います。

投資ポジションが上がれば上がるほど、暴落煽りによって気持ちが揺さぶられます。

流行りのインデックス投資だと、買っておけば、後は基本的に寝て待つだけと言われますが、実際のところはそんな簡単なことではありません。

寝ているだけでなく、常にリスクをとって生活しているという方が正しいです。

■インフレの社会で生きている

今はようやく円を持つことが物価上昇のインフレに対するリスクだと思われるようになってきましたが、数年前までは国民のほとんどが円預金は安全な行為だと思い込んでいたはずです。

30年近く続いたデフレの状況下では、貨幣価値が高くなるので、円預金がもっともリスクが少ないです。

けれども、そのデフレ状態も崩されてきました。

国が発展するにはデフレでは無理です。

社会保障費の増加や国債発行を増やしている限り、インフレにしないと国は破綻の方向性に向かいます。

だから、日銀も政府も必死になってインフレターゲットを目指している訳です。

自分がいくら、円が好き、現金が好き、投資なんて大嫌いと高らかに叫んでも、大きな流れには逆らえません。

今からの時代は嫌でもリスク資産を持たないといけなくなってきています。

そうなると、次に気にしなければならないのが暴落煽りです。

これは、円預金の詐欺と同じくらい、気付かないうちに近づいてくるものです。

これに騙されると、狼狽してしまうどころか、変な勧誘商品に手を出してしまう可能性だってあります。

自分の資産は自分で守るものです。

自己責任は投資の世界では有名ですが、円預金で持つことも自己責任になりつつあります。

暴落煽りに負けないようにするスキルが今後は大切なのです。

■金融教育が弱い日本だから

日本は金融教育がされていません。

学生の時に、お金のことを学ぶことが少なければ、投資のことや、資産運用のことも学ばないです。

お金の話をするのはタブーだという認識が日本人には強いので、学校で投資のことを授業するものなら、ギャンブルに手を染めさせようとしているのか?って怒り出す人さえいるはずです。

けれども、人生はお金とは表裏一体で生活しなければなりません。

お金を稼ぐために働くのであれば、お金を使うために生活しているので、人生はお金がなければ過ごせないのです。

そのため、自然にお金の価値が目減りしていくインフレというものに対し、対処法を知らなければ、人生において、大切なことを知らずに働いて、生活していることになります。

冒頭で書いたように、インフレを起こすことは資本主義経済では当たり前のことです。

お金の価値を下げてほしくないと思ったところで、そんなことをすると資本主義が崩壊するので、絶対に聞き入れてくれません。

なので、ここは当たり前のようにインフレと付き合わないといけませんし、投資のことをしらないといけないのです。

とはいえ、勉強するタイミングを逃してしまった日本人の大人にとって、何が大変かというと、お金を稼ぎながら、お金を使いながら、お金の本質を自分で勉強しなければならないわけです。

そのため、必ず、投資と暴落煽りがセットになってきます。

メンタルが弱い人は、この暴落煽りによって、投資から目をそむけたくなると思います。

これを乗り越えられない人は、人生においてお金に振り回されることを仕方ないと思わないといけないわけですね。

投資をやっている人が振り回されているわけではなく、投資をやっていない人の方が振り回されるんです。

ここは間違ったらダメなところです。

お金を失わないなんて不可能に近いです。

現金で持っていてもインフレや為替によって失っていきますし、投資をしていても日々の値動きによって失っていくことがあります。

だから、お金のことをもっと知って、何をすれば生活するうえでのリスクを減らせるのかを考えないといけません。

このリスクというのはお金を失うってことだけではないのです。

数字上のお金が減るとか、増えるとかではなく、生活できるか、できないかのリスクを考えるという意味です。

投資を怖がっている人はその辺りを勘違いしている人が多いです。

お金のことを知らないとお金に振り回される人生になってしまいますよ。