なんでも道しるべ

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【節目到達はどんどん速くなる】S&P500指数の大台節目の5000突破までの軌跡

米国株に投資する個人投資家のなかで今一番有名な指数はS&P500です。

米国でも有名なS&P500ですが、日本人のなかではここ数年間で一気に人気が爆増しました。

私自身、S&P500は知ってはいましたが、インデックス投資を始めるまでは購入をしていませんでした。

人間って情報に弱いもので、S&P500が強い理由、持ち続ける理由って、自分で解析できるわけでもなく、最近はYouTubeなどで分かりやすく説明してくれているので、私はS&P500を持ち続ければ良いと感じたわけです。

S&P500指数は、あの有名はウォーレンバフェット氏が遺言として、資産の90%をS&P500に入れて、残り10%を米国債に入れれば良いという話は有名です。

この名言を引用するような形で、日本人には説明され、そこにデータの裏付けがあって、人気が爆増したって流れになっています。

そのS&P500ですが、ついに指数が大台の5000に到達しようとしています。

この記事を書いている時にはまだ大台は突破していません。

もしかすると、アップされた時には大台の5000を突破しているかもしれませんが、突破していなかったとしても到達は間もなくです。

なぜ到達すると言えるのかって話も含めて、本日はS&P500指数の節目について書いていきます。

待ちに待った5000ですが、過去の大台到達時期を見ていると、意外なことが分かってきます。

■S&P500の節目突破はいつ起きた?

S&P500は歴史が長いです。

指数の設定は、1923年にまでさかのぼります。

最初の数値がいくらから始まったのかネットで調べても分かりませんでした。

最初は500銘柄ではなかったようなので、最初の指数は参考にならないのかもしれませんが、それでもS&P500指数というのは歴史が長いです。

それでも徐々に上がってきて、最初の大台の節目といったら、1000でしょうかね。

S&P500指数が1000を突破したのが、1998年ということです。

1998円というと、ITバブルの途中くらいでしょうか。

その後、急騰して、NASDAQが急上昇して、2001年にITバブル崩壊しているので、1998年というと、市場が盛り上がり始めているときですね。

その時に、大台の節目の1000を突破したということです。

その次の大台の節目である2000を突破したのが、2014年です。

2014年というと、これもリーマンショックを経て、株価が上昇トレンドのブル相場真っ只中の状況です。

コロナショックまでは株価が上昇トレンドでしたから、その途中で大台の2000をクリアしているんですね。

実は次の大台の3000もこのブル相場中でした。

S&P500が大台の節目の3000を突破したのが2019年です。

2019年ということは、コロナショックが2020年に起きているのでその直前になります。

そして、直近最後の大台の節目であるS&P500が4000を突破したのが、2021年です。

この2021年も面白い年で、2020年はコロナショック、2022年は利上げショックが起きているので、その間の年で上げトレンドの状況です。

S&P500指数の大台突破をまとめると、下記のようになります。

  • 1000 1998年2月2日
  • 2000 2014年8月26日
  • 3000 2019年7月12日
  • 4000 2021年4月1日

という感じです。

ここまでの流れで気付いたことはありませんか?

■節目到達はブル相場真っ最中

S&P500の大台の節目で気になることが2つあります。

1つ目が、1000から2000、2000から3000というように、次の節目にいくスピードが上がっているということです。

1000から2000までは約6年、2000から3000までは約5年、そして、3000から4000までは約2年となっています。

今回、5000に到達すると、4000からの年数は約3年になりますね。

3000から4000までの期間に比べると時間がかかっていますが、これはやはり、2022年から2023年までの下落トレンドが1年半もあったことが大きいですね。

それだけ、前回の利上げショックは株式市場にとっては衝撃だったということです。

コロナショックは暴落が大きかったですが、その年の2020年中には回復して、さらに高値更新までしていましたから、4000までの速さが分かりますね。

気になること、2つ目が、ブル相場で起きているということです。

調整局面では下落しているので大台突破は起きないことは分かりますが、それだけでなく、ブル相場の上げトレンドの真っ最中に起きやすいってことです。

今回の大台の節目の5000突破も2023年後半からの上昇トレンドの途中で起きる可能性があるということですね。

もし節目の突破が起きれば、それは明確な上昇トレンドの真っ最中ということですから、もうしばらくは上昇トレンドが続くということです。

株式指数は、指数関数にしたグラフの直線に近づいていく形で上昇していきますから、上がり過ぎたら下がりますし、下がり過ぎたら上がります。

ですから、今の上昇トレンドもいつかは終わるわけですが、それでもいつ終わるのかなんて誰にも分かりません。

そろそろ下がるかな、そろそろ調整かなと考えることは自然なことですが、機会損失だけにはならないように、一定の投資額や一定の積立額は継続したいものですね。

S&P500指数の大台突破が起きれば、ぜひお祝いしましょう!