なんでも道しるべ

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【遂に1兆円突破】人気の米国指数S&P500インデックスの商品で2つ目の大台突破ニュース

日本人の中で今一番勢いのある投資信託はS&P500指数ではないでしょうか。

人気の強さは純資産総額で決まりますから、もちろん、他にも純資産総額が多い投資信託は多いです。

昔に人気があった毎月分配型の投資信託は今でも需要はある程度あるみたいです。

毎月分配型は、たこ足投信を言われるように、自らの資産を切り崩して分配金を出している部分があります。

資産運用において資産を膨らませていくのを目的とするのであれば、毎月分配型がデメリットに近いと思いますが、投資信託を毎月売却していって、そのお金で生活資金にしようと考えている層であれば、毎月分配型がタコ足投信であったとしても、デメリットではない部分があります。

売却操作をすることが面倒な人や大変な人であれば、毎月、決まった金額が分配されることは決して悪いことではないということです。

今は、ちょっとした資産運用ブームと言いますか、年金がまともに貰えない可能性がある年代の人達にとっては、資産運用することが必須となりつつあります。

そんな中、資産運用するとなると、過去の実績しか頼るところがありませんから、たとえ未来は分からないといっても、実績ベースで考えて、自分の信じれる指数で、運用商品を選ばざるを得ないという状況ということです。

それで、これまでに実績が良かった、そして、比較的安定に成長しているS&P500指数の連動型投資信託というものが選ばれる傾向にあるということです。

■ネット証券でインデックスファンドを買う

S&P500指数をベンチマークにした商品というのは、指数が決まっていますから、商品選びの観点は手数料の安さです。

ベンチマークとのかい離なども一つの観点にはなりますが、一番比較しやすい点は手数料です。

なぜなら、手数料がリターンのパフォーマンスにそのまま影響してくるからです。

手数料分だけがリターンが減るということになると、手数料を安いものを選べば、リターンがその分上がってきますから、手数料勝負ということになります。

自分でちょっとしたネット操作ができる受益者であれば、銀行や証券会社の窓口や電話などに頼らず、インターネットで購入手続きをしていくでしょう。

そして、S&P500指数の投信で、現状最も安い手数料が0.09372%となります。

まあ、投資信託選びも玄人になると、単なる信託報酬の手数料だけでなく、実質コストと言われる様々な手数料を加えたもので比較するようになりますが、それは運用報告書などで結果が出ないと分からないものなので、購入する前だと信託報酬で比較するしかないです。

今回、私が積立投資をしているS&P500指数連動の「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」がニュースになっていましたので、取り上げてみました。

商品名称が長いので、SBI・SP500で書いていきたいと思います。

■SBI・V・S&P500は実質コストが最も低い

このSBI・SP500ですが、信託報酬としては、0.0938%なので、先ほどの最も安い手数料に比べると、0.00008%高いです。

高いと言っても、0.00008%なので、100万円投資して、1年間で0.8円しか変わりませんけどね。

それでも信託報酬勝負をすると負けているのですが、実は、先ほど書いた実質コストでは逆転しています。

SBI・SP500が最も安い実質コストで運用されているのです。

さらに、ベンチマークであるS&P500指数とのかい離に関しても、全くのブレがなく、ピッタリ一致して運用されているのも利点です。

なので、私としては、他の信託報酬の安いeMAXIS Slimの投資信託商品よりも、SBI・SP500を推しています。

そして、この商品が遂に、純資産総額が1兆円を突破したというニュースが出ました。

■インデックス投資牽引するS&P500指数商品

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、2019年9月に設定されたようで、設定から45ヵ月で大台の1兆円を突破です。

この商品よりも前に設定されているeMAXIS SlimのS&P500インデックスは、2018年7月に設定されており、すでに2兆円も突破しています。

eMAXIS Slimの方は44ヵ月だったようなので、ちょっと惜しいですが、1ヶ月負けたという感じですね。

まあ、純資産総額は積立金額や投資人数にも影響をもちろん受けますが、値上がりや値下がりによっても純資産が上下するので、今の米国株上昇が相乗効果になっているものだと思います。

そういう意味では、eMAXIS Slimがすでに悠々と2兆円を突破しているのも、株高の影響を受けていると思います。

これからも、このSBIとeMAXIS Slimの2商品は積立投資の商品として前を走っていくと思っています。

最近では、米国一辺倒の投資をする人が多いので、全世界株式を推奨する人が増えていますが、これに関しても日本人って逆張りが好きだなと思いますね。

日本人の悪い癖なのですが、トレンドに乗らずに、逆張りで儲けようとする人が多いです。

米国株が良い調子で上がっているからゆえに、分散投資といえば全世界というロジックでそちらを推奨するのです。

気にせず良い調子の方に乗っていけば良いのになぁって私は思いますけどね。