なんでも道しるべ

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【アンチもファン!?】株価は上がれば上がるほどアンチが増える理由

株価は上がれば上がるほどアンチが増えます。

株をやっていない人からすると、株価って上がった方が皆喜ぶのでは?と思うかもしれませんが、実は株価って上がれば上がるほどアンチが増えてきます。

もちろん、株価が下がった時は言うまでもなくアンチは増えます。

これは理由を説明なくても、下がって損をしている人がいるからアンチが増えるわけです。

アンチというよりも悲鳴に近いですけどね。

暴落した時や大きな下落相場になると、もう株式投資なんてやらないっていう人が激増します。

そのような人は、最初からリスク許容度が合っていない投資をしているので、自分の心と実態の投資額を見誤っただけに過ぎません。

常に、自分の投資額とリスク許容度に対する感覚は見つめた方が良いというのは、それが理由です。

さて、株価が上がったら、なぜアンチが増えるのかについて考えてみたいと思います。

■指をくわえて見てるとアンチになる

株式投資って、様々なスタイルがありますから、100人いたら100通りの投資方法があります。

資産形成はバイアンドホールドが基本だと言われながらも、それを愚直に従っている人はおそらく少数派だと思います。

なぜなら、みんなお金が欲しいから、そして、お金を失うことによる恐怖があるからです。

投資の設定をしたら、あとは放置するだけで良いというアドバイスをする人がいますが、それは無責任すぎます。

人間、お金を投入しているものを無視して見ないってことなんてほとんどできません。

たとえ少額投資であったとしても、お金を投入していると損益は気になるものです。

それが普通ですし、それが当たり前なのです。

だからこそ、株式相場に長くいるための方法や心の安定感を得る方法を伝授する必要があるのです。

投資を勧める人は、単に勧めるのではなく、そこまで面倒みないといけないと思っています。

さて、株価が上がったら、アンチが増える理由ですが、最初に考えられるのが株式を保有していない人です。

たとえ株式を補習している人でも、暴騰しているような銘柄や指数を持っていない人はアンチになる傾向にあります。

株式の暴騰って全銘柄がするわけではないです。

その時々によって強い銘柄、弱い銘柄が必ずあるので、NYダウやNASDAQやS&P500が上がっていたとしても、下がっている銘柄は存在します。

年に数回は全面高という日もありますが、それでも、急騰している銘柄もあれば、釣られて上がっているだけの小さい上げの銘柄もあります。

ですから、暴騰している銘柄や指数を持っていないと、株式投資をしていても羨ましいという想いから、これらに対してアンチになるということです。

結構ひどいですからね、持っていない銘柄が上がっている時の憎しみというものは。

人間ってそんなところで本性が出るんだなと思いますけどね。

■利確で逃げるとアンチになる

そして、これらに加えて、株式市場が上昇していてもアンチになる人は、先に利確などで降りてしまった人です。

利確や振り落としに負けて降りてしまう人って、その時の利益が欲しいとか、今後暴落すると考えているか、持ち続けられないということですが、その意に反して、相場が暴騰すると、途端にアンチになります。

持ち続けて利益を積み重ねている人に、必要以上に執着するか、暴落煽りをしだすアンチになるということです。

自分が最初に降りてしまったのが悪いのに、暴騰に憎しみを出しても仕方ないと思うのですが、このような人に理屈は通じません。

あくまで感情で動いているだけなので、説明なんかしても無駄なんです。

結局のところ、バイアンドホールドが良かったよねって言っても、それらの人は利確することに意味があると思っているので、話しても無駄なのです。

まあ、市場って上がるか下がるかの確率50%ですから、売却して下落したら、降りた人が勝ったということですからね。

売却するということは、相場から降りるってことですが、それはそれで賭けをしているってことを忘れてはいけないと思います。

この記事の結論は、あなたはアンチになりますか?アンチにならないですか?ってことが言いたかったのです。

結局のところ、相場に居続けるとアンチになりにくいが、相場から離れるとアンチになりやすいってことです。

暴落したら利確勢が勝ちなのでは?と思ったのかもしれませんが、結局、投資をしたい人って、ポジションを取りたいってことですよね。

売却したらいつ入るのでしょうか?調整や暴落の底なんて分かるのでしょうか?ってことなんです。

無駄なストレスとアンチな気分を抱えるくらいなら、何も考えずにバイアンドホールドの方が気は楽ってことです。

気楽だということは、株式投資が続きやすいってことですからね。