新NISAの設定変更はされましたか?
現状、一般NISAやつみたてNISAをやっている人は、ほとんどの人が設定変更する必要があると思っています。
積立金額や積立銘柄を全く変更しない人、そして、枠も自動設定で良いと思っている人であれば、何もする必要がないですが、ちょっとでも変えたいと思っている人は変更が必要です。
特に注意なのが、クレジットカード決済の方です。
私はSBI証券を利用していますが、クレカ積立は、前月の10日までに設定完了の必要がありますから、1月から新NISAを利用してクレカ積立をする場合には12月10日までに設定完了の必要があります。
なので、クレカ積立でポイ活をしているような人は、とりあえず11月中にはログインをして、設定変更がある/なしに関わらず確認しておいた方が良いと思います。
私の場合、新NISAでいろいろ変更したかったので、早速、11月19日の新NISA設定開始日にSBI証券にログインして変更しておきました。
■SBI証券で新NISAの設定完了しました
新NISAは、現状の一般NISA積立や特定口座の積立とはかなり変更しました。
新NISAはつみたて投資枠と成長投資枠がありますが、クレカ積立はつみたて投資枠で利用することにしています。
つみたて投資枠は下記の投資を行います。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)50,000円/月〈クレカ決済〉
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)2,000円/日〈現金〉
続いて、成長投資枠は下記の投資を行います。
- iFreeNEXT FANG+インデックス 4,000円/日
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド 2,000円/日
- SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド 100円/日
- ひふみプラス 100円/日
そして、上記だけでほぼ年間の新NISA枠を使用してしまうので、特定口座では債券を含むファンドの積立を行います。
- SBI・iシェアーズ・米国総合債券インデックス・ファンド 5,000円/日(金額変更するかも)
- 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド 100円/日
上記のような感じです。
一応、SBI証券の設定が終わったので、その設定画面のスクショを載せておきます。
特定口座に、iFreeNEXTインド株インデックスとひふみプラスが残っていますが、これは2023年の特定口座の積立設定が残っており、2024年になると、この2つのファンドは積立設定削除する予定です。
■クレカ積立上限10万円はまだ?
これで、一応、新NISAの設定も完了しましたが、まだ、今年の一般NISAの設定は残っています。
SBI証券上では、旧NISAって括りで設定が残っていました。
もう、旧扱いなんだなって、ちょっと面白かったです。
ところで、この設定開始までに期待していたのが、クレカ積立の上限引き上げが発表されなかったことです。
一部の報道では、上限10万円までクレカ積立をやってもOKって金融庁が許可したという話があったので、新NISA設定開始までにSBI証券から発表があるかなと思ったのですが、結局、無かったですね。
まあ、10万円まで引き上げると、かなりポイントを配布することになるので、なかなか難しいのかもしれません。
SBI証券がというよりも、どちらかというと、提携してる三井住友カードの方の問題なんですけどね。
この辺りは、ポイントの配布と顧客獲得の天秤なので、既存ユーザーにポイントを配布しても意味ないって思っているならやらないでしょうが、どこかのクレジットカード会社と証券会社が引き上げれば、それに釣られて上げていきそうな気もします。
私としては、その引き上げの可能性があるなと思っているので、クレカ積立をつみたて投資枠にしたのです。
上限が10万円になったら、S&P500を2,000円/日で積立しているのを解除して、クレカ積立を10万円に引き上げます。
■eMAXIS Slim S&P500の信託報酬値下げはまだ?
もう一つ、気になっているのが、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の信託報酬値下げに関することです。
今は、信託報酬が0.09372%なのですが、ニッセイSの米国500が信託報酬0.05775%で商品化されますので、それに合わせて、eMAXIS Slimも値下げすると踏んでいるのです。
そろそろ発表があるかな?って期待しているのですが、いまのところ静観していますね。
そんなことを考えていると、楽天・S&P500が0.077%に信託報酬を引き下げましたね。
うーん、楽天はちょっと中途半端な気がします。
信託報酬0.077%って、確かにS&P500ファンドのなかでは最安なのですが、ニッセイSの0.05775%には対抗していないので、何を狙っているのか?って意味不明なのです。
どちらにしても、eMAXIS Slimとしては、0.077%と0.05775%という対抗する数値がでてきましたので、これに対して、何に対抗して値下げするのか、そこがポイントになりそうです。
もう、後出しじゃんけんのオンパレードなので、こっち側としては面白いですけどね。
新NISAが本格的に始まる来年までには発表してくるでしょう。
もう、楽天証券でもSBI証券でも、新NISAの設定が開始になりましたので、ここで値下げをしないと顧客が奪われることになりますからね。
楽しみに待っておきましょう!