なんでも道しるべ

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【毎日積立の罠】新NISAで年間360万円の枠を埋めたいなら多めの金額設定をした方が無難

新NISAの積立設定って細かいところが難しいです。

私自身が毎日積立をやっているのが原因だと思うのですが、1年を通しての買付日が年々違うので、新NISAの上限360万円の枠を使い切れるかどうかというのが怪しくなってきます。

私の場合、SBI証券を使用していますが、SBI証券の設定画面では、1ヶ月の積立回数は23回予定となっていて、これは実際に20日とか21日でも23日として概算金額が算出されます。

これまでの積立経験上、23日になることは無いので、NISAの残り金額というのが多めに残ってきます。

したがって、SBI証券の概算を当てにしないで、多めの積立金額に設定しておかないと、NISA枠を1年で埋めきれないという恐れがあります。

もちろん、360万円×5年で埋めなくてはいけないということではないので、枠が余っても6年目で埋めれば良いのですが、一括vs分割というように、一括で約360万円を埋めてしまうというのと、分割で360万円まで積立するというシミュレーションがあるように、分割でも1年で360万円の枠を埋めきってしまうというのがシミュレーションの条件になっています。

分割投資は、積立期間中に基準価額がマイナスになった場合のリスクヘッジになりますが、結局のところ、1年で一括投資と同じ金額積立をしないと、機会損失という意味では完全に負けてしまいます。

まあ、細かいですが、シミュレーションの勝負条件になっていないってことになりますね。

したがって、1年の営業日というのは、海外指数に投資している場合、日本の営業日と海外の営業日も加味されて異なってくるので、ファンドごとに違ってくるのですが、少し多めに積立をしたほうが無難かなと思いました。

■毎日積立を多めの金額設定に変更

というわけで、またしても積立設定の金額を見直しているのですが、少し多めの設定金額にしておいて、できるだけ1年で360万円を埋めきりたいと思います。

毎日の金額設定を下記のように変えました。

クレカ積立は自動的に毎月設定になるので、クレカ積立のみ毎月積立金額を示しています。

S&P500の毎日積立がなぜ2,429円なのか?って話なのですが、これは自分にも分からず、SBI証券のつみたて投資枠の設定が上限2,429円になっていたからです。

これはどういう意味なんでしょうね?

想像するに、eMAXIS SlimのS&P500の2024年営業日数から算出したら、2,429円になるのかな?って思っています。

つみたて投資枠って、現在のつみたてNISAと同じ条件になっていると思いますが、今は年間40万円を12ヵ月で割ると、33,333円というようになると聞きますので、毎日積立でも同じような設定にすると、2,429円になるってことなんですかね?

ちょっと分からないのですが、上限が決められているので、これで設定しておきます。

おそらくこれで、年間120万円のつみたて投資枠が使い切れると思っています。

もしかすると、今のつみたてNISAと同じように、1円とか、数円の枠の余りが出るかもしれませんけどね。

■年末ラリーがあるから埋めきっても気にしない

成長投資枠に関しては、とりあえず多めに設定しておかないと年間240万円の枠を埋めるのは大変なので、NASDAQ100をFANG+をそれぞれ毎日5,000円設定にしました。

これと、お楽しみファンド3つが各100円設定なので、毎日10,300円積立になります。

成長投資枠とつみたてNISA枠を合算しますと、毎日12,729円積立となります。

加えて、毎月クレカ積立で50,000円ですから、今のNISA枠からするとかなり多めの買い付けになります。

それでも、これでようやく年間360万円ですから、やはり今回の新NISAって枠が相当大きいってことが分かります。

ところで、毎日積立を多めの金額でやっても良いと考えている理由が一つあります。

それが年末ラリーの存在です。

いわゆるアノマリー的な部分ではあるのですが、ブラックフライデーから年末にかけて、年末商戦で米国株は株価が上がりやすい傾向になるようです。

データ上では、12月の後半から上がってくるケースが多いみたいなので、それを考慮して、先に買ってしまっても良いかなと思っています。

というのも、おそらく、成長投資枠は、多めの金額で設定していると、1年を待たずして240万円の枠を使い切ってしまうと思います。

成長投資枠はスポット買いも利用可能なので、特に積立設定していても、スポット注文で枠を埋めることだって可能になります。

よって、現状は10,300円の毎日積立設定にしていますが、仮に6月頃に大きな調整が来た場合、その際に多額のスポット買いをすれば、枠が消費されるので、積立も早く終わってしまうということです。

あくまで、課税口座へのシフト注文をオフにしておくのが条件ですが。

結論として、まずは非課税の360万円の枠を埋めきりたいと考えるなら、毎日積立の場合、多めの積立設定にしておいた方が無難です。

毎月積立の場合は、12ヵ月分割なので、そんなに気にする必要はないんですけどね。

毎日積立は、毎年営業日が違いますし、月毎の営業日も異なるので積立設定の注意が必要になるということです。