最近、株価が絶好調すぎて怖いです。
何が怖いって、ここまで上がったからなのではなく、ここまで下げが継続しない環境というところです。
2023年の9月から10月にかけてマイナス10%の大きな調整を受けてから、10月末頃に底値を付けて、現在の3ヶ月半ほど上がり続けています。
実際の上昇トレンドはもっと前から始まっているのですが、いわゆる年に1回は来るという5%から10%程度の下落というのが昨年の9月から10月にかけてありました。
この調整自体は珍しくなく、そもそも年間に一度は大きな調整がきますし、数年に1回は20%程度の調整がくると言われているので、そのような調整がきても驚いてはいけません。
調整が来るのが普通なのです。
そこから、本当の右肩上がりの上昇トレンドをしているのにも驚きますが、何よりも驚くのが押し目という押し目が無いんですよ。
本当に買うタイミングが全くありません。
■やっぱりスポット買いがしたい
私の場合、ずっと積立投資は継続していますし、さらに新NISAが始まってからは金額を増やしています。
新NISAは年間360万円の投資ができますし、私は一括投資よりも分割投資派なので、毎日コツコツと積み立てる日々を過ごしています。
それでも、どこかで調整がきたら、スポット買いを狙っているのですが、ここ数ヵ月は本当に来ません。
ここ半年間くらいのローソク足を見てもらったら分かると思いますが、陰線になっているのって限られた日数なんですよ。
それも1日陰線が起きて、翌日には陽線が来て、そして数日後には回復して最高値を更新していることが本当に多いです。
ここ3ヶ月半で唯一数日間調整したのが、年始の一週間くらいではないでしょうか。
それでも5%は調整していないと思います。
もちろん、指数によっては差がありますから、どの指数を見るかによって変わりますが、私が中心で見ているS&P500に関しては、大きな調整は来ていないです。
これがスポット買いをやりたくてもできない、機会損失をウズウズしてしまう原因になります。
■上昇トレンドでもストレスがかかるなんて
投資は日々の積立がモノを言いますので、毎日コツコツと積立することが最も良い方法です。
それは、押し目を待っても来ないですし、下げトレンドの時は毎日の買い注文を入れるのは怖くなってくるので、上がっても、下がっても、関係ない状態で毎日積み立てるという姿勢が重要なのです。
それでも、私はスポット買いを虎視眈々と狙っているんですよ。
陰線が来たら、数日続くかもしれないと、チャートとニュースを確認しながら仕込むか、どうするかを、非常に悩むのですが、ここ3ヶ月半で6回ほど大きな陰線がありましたが、翌日にはほぼ回復しています。
陰線を包むくらいの陽線を出す場合もあれば、2~3日程度で回復する場合もあります。
だからこそ、スポット買いの注文を入れにくいのです。
ETFであれば、その場で購入ってことができるのですが、結局それをメインにしてしまうと、買い注文が面倒くさいですし、口数買付になるので、金額買付の下がった時有利な買い方が出来なくなってしまいます。
なので、投資信託で買い増し注文を入れようと思うのですが、投資信託がブラインド方式で、翌日の約定になるので、これもなかなかタイミングを測るのが難しくなります。
これが今回の上昇トレンドで一番ストレスがかかっていることです。
下げトレンドで含み損のストレスがかかることを思えば、上昇局面で買えなくてストレスを抱えるなんて可愛い問題ではありますが、やはり少しでも安く仕込んで、高くなったら大きく儲けるってことを考えていると、不謹慎ですが、株価が下がって欲しいって願ってしまいますね。
これが人間の性であり、少しでも儲けたいという想いがそのようなメンタルを作っているのだなと思いますね。
さあ、スポット買いをどうしようかと思いましたが、2月のCPI発表後の下落時に一旦増額注文を設定してみました。
それでも、翌日に半分以上は回復し、2日目でほぼ回復し、3日目には抜きにかかっています。
これが強い時の相場なのかって思い知らされますね。
かといっても、必ず調整がやってきます。
調整といっても、年に何度もある5%程度の調整なのか、年に一度程度の10%の調整なのか、それとも数年に一度の20%以上の調整なのかは誰にも分かりません。
ただ、AIブームに乗って、株価が上昇しているのは間違いないと思いますし、大型ハイテク企業の決算が良かったのもブームに拍車をかけているような気もします。
外れた上昇はいつからは平均回帰するというのが相場の格言ではありますが、それはバブル期にも当てはまるのかどうかは不明です。
バブルって後から出ないと気付かないようなのですが、このAIブームはバブルになるのでしょうかね?
それとも、いい感じの上昇トレンドのブル相場があと数年くらい続くのでしょうか。
こればかりは誰も未来が分からないので、難しいところです。
相場には「絶対」という予想というか未来は、絶対ないですからね。