米国相場の株価の調整はいつ来るのか?
最近、この話題が非常に増えてきている印象です。
おそらく、押し目という押し目が来ていないからだと思います。
昨年2023年の10月からずっと上がり続けている株価チャートなので、まもなく半年になってきます。
たとえ、1日下落したとしても、1日だけの下落で終わってしまい、翌日もしくは数日後には元に戻っているということが最近はとても多いです。
これって、押し目を待っている人が多いってことだと思いますが、下落すると買っていくという姿勢が強い状況なのかなと思います。
ここから、どこで調整が起きるのか?
ここが問題ですね。
■押し目はみんな買いたい
結論から言うと、未来なんて誰にも分かりません。
押し目を待っていても来るとは限りません。
逆に、急な押し目が来る可能性もあります。
そこで、躊躇してしまうと、押し目で買えなくなる可能性もあるわけです。
なので、押し目が来ないで上がり続けることだって考えておかないといけません。
押し目が来たら、次は一気に全投入だと考えている人ほど危険で、そのような人ほど、投入を躊躇するので、買うことができない可能性が高いです。
なぜなら、怖いからです。
下落しているタイミングだと、まだ下がるかもしれない、もっと買うタイミングは後かもしれない、そのように考えてしまうものです。
一番低いところで買いたいと思うのが人間の心理なので、なかなか買い注文が入れられなくなるということですね。
それを防ぐにはどうしたら良いか?
実は非常に簡単な方法があります。
■押し目で躊躇せず買いに向かえる方法
押し目のタイミングで出来るだけ躊躇せずに買いに迎える方法は何か?
それは、常に積立投資で少額でも良いから買い続けておくことです。
せっかく底で買いたいのだから、今買っていたら、下がった時に買えないじゃないかって思う人がいるかもしれませんが、それは逆で、常に少額でも買っているからこそ、下がった時に追加投資ができるものなのです。
買っていない銘柄を、いきなり注文を入れることができるほど、人間は機械のように動けません。
口座残高に載っていない銘柄を急に買いに迎えるほど勢いのある人って少ないものです。
少額でも積立をやっていて口座の収益に銘柄が載っているものは、意外と、追加投資は軽くできるものなのです。
なぜなら、常に買っているので、買うことのハードルが低いってことです。
常に買っているので、買うことに躊躇が無くなってくるんですよね。
このようなメンタル的なものが、押し目買いには実は重要なことなんです。
これらのことをまとめると、やはり押し目買いには、日々買っていって、口座残高を少しずつでも増やしていくことが重要です。
下がった時に買いたいから、現金を貯めているっていう人ほど、買えずに上がっていくのを、指をくわえて見るしかできず、機会損失を被っている人が多いような気がします。
株が買えず、現金が多いと思う人、そして、下がった時に行くんだと思っている人ほど、日々の積立を大事にして欲しいものです。
こんなことを言いつつも、私も現金比率が高くて困っている事実があります。
買いたいと思いながらも、下がった時に買いたい想いもあり、現金をある程度持っておきたいという気持ちが大きくなっているからです。
それでも、日々の積立は継続しています。
そうすることで、下がった時に買っていくというハードルは低くなっていると思うので、毎日の積立は大事にしています。
今年の押し目は、2月、5月、9月と予想されているケースが多いです。
さらに、米国大統領選挙の年なので、年間を通して上昇傾向になる予想も多いです。
過去のデータをどこまで信じるかは人それぞれですが、無視することもできないと思いますので、過去データとアノマリーをある程度信じつつ、タイミングと相場の状況をみて、押し目買いをやっていけたらと思います。