中学3年の娘は、受験学年の夏休みがスタートしました。
受験生の夏休みといえば、最後のチャンスという感じで、すでに遅いのですが、ここで勉強しない人間は受験では勝てないと言われています。
大学受験生は、難関大学を目指すのであれば、この夏休みに過去問に突入するくらいのスピードで勉強していないと間に合わない(他人に勝てない)と言われていますが、高校受験生はそこまでではないです。
過去問というよりは、まず夏期講習で、中学で習ったことの総復習、過去問に沿った問題演習に取り組んでいくという感じで、宿題や課題も多く出ています。
もちろん、中学校からの夏休みの宿題も出ているので、放置できないという感じでもあります。
受験学年でも宿題ってあるのか?って思いましたが、自分自身が中学生の時も出ていたような気もします。
というか、それほど難関校を受験するような学力でもなかったですし、家庭もそのような雰囲気だったので、夏休みが追い込みって感じでもなかったようなって記憶です。
中学生の時は、目の前の宿題とか定期テストをこなすことに一生懸命で、受験までのスケジュールなんて考えたことも無かったというか、まだまだ間に合うという感覚だったというか、間に合わないという感覚すらなかったような感じです。
そう考えると、今の受験生は世の中の情報を手に入れることができるので、優秀な学生というのが、日々どのような勉強をしているのかというのが、知れるチャンスはあるってことです。
情報は溢れかえっているけれど、それをしっかりとつかめるかどうかは本人次第という感じでしょうか。
受験生にとっては大切な夏休みなので、有意義に、1日を大切に過ごしてほしいです。
■娘の塾はハッスル?
娘の場合、塾の夏期講習がありますから、その時間に沿って動かないといけません。
驚きなのが、受験学年の夏休みって、毎日、夏期講習の授業を入れているんですよね。
そういえば、先日、学校説明会で、公立トップ校の先生と個人面談をした際に、今通っている塾の名前をいってたら、「その塾でしたら、ハッスルしているでしょ?」って言われました。(笑)
まあ、確かに、ハッスルしています。
他の塾の夏期講習スケジュールは知りませんが、娘の通っている塾は月~土まで授業が組み込まれ、日曜日だけ休みという感じになっています。
最初、不思議だったのが、授業時間がバラバラで、昼間に入っていたり、夕方に入っていたり、夜の時間帯に入ったり、そして、毎日の時間数もバラバラで、1日2コマの時もあれば、連続4コマの時もあります。
なんで、こんなバラバラなんだろうな?
どうせなら同じ時間帯にした方が管理しやすいのに・・・と思いました。
けれども、塾のシステムと受験学年の生活を知ると、そんなことはどうでも良いことだというのが分かります。
■自習室は10時間開放
そもそも、受験学生の3年生としては、塾の自習室を毎日使うように促されます。
そして、自習室の開放は、12時~22時の10時間となっており、誰でも、いつでも使えるようになっています。
さらに、夕食の時間帯(18時半~19時過ぎ)までは授業がはいっておらず、一つの教室が開放され、夕食を食べても良いことになります。
お分かりのように、塾としては、毎日12時~22時まで通って、授業を受けるか、自習室で勉強するか、どちらかをしてほしいというメッセージなのです。
だから、授業時間がバラバラであっても、どうせ、自習室に来て、宿題や課題をやるんだから、授業はいつでも良いよね?という感じというわけです。
実際、自習室の使い方としては、主に、夏期講習の宿題をやるという使い方が多いみたいで。1日2コマ~4コマあるということは、毎日大量の宿題があるということになります。
それを自習室でやってしまおう!ってことです。
ある意味、午前中の時間が自由な時間で、家で学校の夏休みの宿題をやるとか、自分の弱い教科の勉強をするとか、そのような時間に使えるということです。
当たり前ですが、受験生なので、本当に毎日朝から晩まで勉強するって感じです。
■目の前の課題をこなす毎日
娘の通っている塾って、合格実績が良い方なので、それだけの結果が残せるというのは、やはり、このような夏休みの取り組みがあるのだなと思います。
2学期に入ったら、過去問集をやり込んでいくらしいのですが、そのための基礎固めという夏休みの使い方のようです。
娘の性格からしたら、全部自分でスケジュールを立てるよりも、誰かに立ててもらった方がこなしていくだけなので、やりやすいみたいです。
この辺りは性格なので、決められていると嫌という人もいるでしょうし、難しいと思います。
まだ夏休みに入って土日を含めて4日目なのですが、すでに、もう大量の宿題に追われている毎日を過ごしているように見えます。
無駄なことを考えずに、目の前にあるのものをやっていくのが中学生にとっては良いのかもしれません。
私自身は、娘に国語を重点的に取り組んで欲しいので、その対策を講じてはいます。
その対策に関しては、また記事で書きます。