前回の記事で、無リスク資産とリスク資産のアセットアロケーションと悩みの種について書きました。
私の理想は、無リスク:リスク=50:50としているのですが、資産を整理すると無リスク資産の割合が半分以上あることが判明し、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに20,000円積み立てて、個人年金の積立と合わせると、無リスク資産の割合が拡張していくことが分かりました。
これは、せっかく投資をしているのに、面白くないなと思えたわけです。
やはり、リスクをとって投資している限り、リスク資産を50%として運用し、リターンが欲しいです。
そして複利運用したい!
悩みました、考えました
そもそも、セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドを積み立てているけど、我が家に債券へのリスクヘッジは必要なのか?
債券が無リスク資産含まれるという点では、無リスク資産として個人年金を積み立てている我が家には要らないかもしれないけど、債券が株式に対してマイナスの相関係数であって、標準偏差(上下に振れるリスクであり、一方で利益)のリスクヘッジになる点に関しては、債券を組み入れることには意味があるのかな?
いろいろ考えながら、我が家の無リスク資産とリスク資産を整理していると、現時点では、リスク資産の割合は約25%程度なので、いまのところは、当分、無リスク資産を債券で意図的に増やす必要はないかなと私の中で結論付けました。
さて、積立投信を再整理していくわけですが、リターンと標準偏差(リスク)の計算で、効率的フロンティアという考え方があります。
債券を組み入れると、組み合わせが多くなるのですが、債券を0%にすると、話は簡単。
国内株式と海外株式(主に先進国だけで考える)の組み合わせ割合で計算すると、約50:50がリスクが小さくできて、それなりにリターンがあるという組み合わせになります。
(国内株式と海外株式を50:50って、どこかで聞いたことがあるなぁって思いながら・・・その本の紹介は別途)
積立投信を再構築
どこの投信に積み立てるかということですが、セゾン資産形成の達人ファンドとひふみ投信は私の思っていた以上に良好な運用です。
さらに、ひふみ投信は資産形成応援団との名称で、実質信託報酬が低減される還元制度があり、信託報酬が安くなります。
ひふみ投信は国内株式中心のアクティブファンドですが、最近、純資産総額が増えてきたことから、海外株へも展開を開始したようで、私はかなり期待しています。
達人ファンドは海外株式中信のアクティブファンドですが、時価総額比率で日本株へも展開しています。信託報酬が高いのが少し気になる。
そういう意味では、50:50と厳密に決めるのは難しいのですが、ここに、インデックスファンドを組み入れます。
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスです。これは日本を除く先進国株式に投資します。さらに信託報酬は最安値。
これらの3つの投信を下記の比率で積立していくことに変えようかと思っています。
- セゾン資産形成の達人ファンド 10,000円
- ひふみ投信 30,000円
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 10,000円
ひふみ投信の高比率に少し悩みましたが、ここは、ひふみの国内実績と海外進出、信託報酬の還元制度に期待して増やしました。
さて、上記にさらに2018年からの積み立てNISAを適用していこうを考えてます。
- (妻)ひふみ投信 20,000円
- (私)eMAXIS Slim 先進国株式インデックス 10,000円
未成年である子どもは悩みましたが、子どもNISAの成人まで下せないというルールがあるので、子どもNISAは諦めました。
(もし、積み立てISAのルールが変わったら、考え直します。)
思い立ったらすぐ行動ということで、現在、妻の口座開設を進めています。
先進国株式インデックスも今月から積立開始です。
次回は、投信から少し離れて、米国株のことを記事にします。