なんでも道しるべ

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「いつかはなってみたい富裕層」ってことで、REIT(リート)への積立投資を開始!!

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昨日の記事で、REIT(リート)への投資を考えているという話を書きました。

現物不動産投資ではなく、REIT(リート)をアセットアロケーションを含めてみたい - なんでも道しるべ

REITを持つ目的は、「いつかはなってみたい富裕層」です。

富裕層の方々は資産配分で現物不動産を保有しています。

我が家の現資産では、富裕層の方々のように現物の投資不動産を持つことは難しいですが、REITと通じて、不動産投資ができればと考えています。

早速、一般NISA口座でREIT(リート)の投資信託を積立することにしました。

本日は積立を始めたREIT(リート)ファンドについて書きたいと思います。

■REITも日本だけでなくグローバルに投資

我が家というか、私の投資方針として、株式への投資は国内株式(日本)だけでなく、世界株式(グローバル)を目指しています。

特に米国株式を中心にポートフォリオを組んでいますが、新興国や中小型株も組み入れています。

今回、REIT(リート)ファンドを買い付けるにあたっても、国内のJ-REITだけでなく、グローバルREIT(リート)にしようと思いました。

日本のREIT(リート)を入れるかどうかは悩みました。

やはり、日本は少子高齢化社会の先進国であり、今後も人口が減ってくるということを予測されています。

そうなると、不動産価格というのは下がると推測できますし、REIT(リート)も値下がりしそうな気がします。

ただ、株式も同じですが、日本を組み入れないというのは、分散投資になっていないので、あまり積極的でないですが、日本のJ-REITも含めたグローバルリートに投資しようと考えました。

■コスト面と投資先から「EXE-i グローバルREITファンド」にした

私の戦略は、基本的には投資信託を中心に積立をすることですので、やはり一番気にしなくてはいけないのが、「信託報酬」です。

日本も含めたグローバルリートで信託報酬を安く設定されているのが、『EXE-i グローバルREITファンド』です。

2013年に設定されているファンドですので、すでに第5期まで経過しています。

EXE-iはファンド・オブ・ETFですので、信託報酬とETF手数料が掛かってきます。

気になる信託報酬ですが、目論見書ではファンド信託報酬が0.2484%となっていますが、運用報告書からは0.282%が実質コストだということが分かります。

それに加えて、ETF手数料が0.102%かかってきますので、合計で0.384%というのが実質の合計コストだということになります。

同じような低信託報酬のファンドとしては、『ニッセイグローバルリートインデックスファンド』がありますが、日本のJ-REITは対象外です。

信託報酬などの実質コストは、運尿報告書からは0.386%となっていますので、EXE-iとほとんど同じで良い勝負です。

コスト面は同程度だったので、どちらにしようかと迷ったのですが、やはり最後の決め手は、日本が含まれるかどうかでした。

できるだけ全世界のグローバルREITに投資するために日本を含めた『EXE-i グローバルREITファンド』に決めました。

■再投資先のETFは2つ

このファンドはETFへの投資を通じて世界のREITに投資することになります。

ファンド・オブ・ETFの欠点は、経費が二重にかかることですが、このファンドはできるだけ信託報酬を抑えて、合計の実質経費でも高コストにならないように心掛けられているようです。

ファンドのベンチマークは、S&Pグローバルリート指数(円換算ベース)となります。

再投資するETFは2つ用意されているようです。

  1. シュワブUS REIT ETF
  2. バンガードグローバル(除く米国)不動産ETF

この2つにしているのは、シュワブUS REIT ETFの経費が安いからで、二重コストによって実質コストが上がるのを極力抑えるためだと考えます。

S&Pグローバルリート指数にできるだけ合わせるように、「シュワブUS REIT ETF」には60%、「バンガードグローバル(除く米国)不動産ETF」には40%配分することを基本にしているようです。

運用報告書を見ると、若干は現金で残さないといけない運用面の調整分を省いたとしても、「シュワブUS REIT ETF」は59.3%、「バンガードグローバル(除く米国)不動産ETF」は39.9%ですので、基本設計の比率でだいたい合っているようです。

ただ、基準価額とベンチマークの騰落率をみると、どの期においても、大きくかい離があるように見え、トラッキングエラーが出ているような気がします。

その理由として考えられるのが、純資産総額がまだ30億円程度だからなのではと感じます。

たとえ、ETFに再投資するファンドであったとしても、純資産総額が少なかったり、それに加えて売買が頻繁に起きたりすると、ベンチマークとのかい離がでてくると思います。

■REIT市場は株式市場に対しては小粒だけど

世の名にあるバランスファンドには、REIT(リート)比率を株式と同等にしていることがあり、それに引っかかるという人もいます。

その理由は、株式市場に比べてREIT(リート)市場が小粒なので、株式と同等比率にしていることが妙だとの意見です。

確かに、その意見には賛成なところもあり、バランスファンドはリバランスがミソで、市場規模よりも等比率にしていることに意味があります。

したがって、REIT(リート)の市場が小さくても関係ないというものですが、今回のファンドのように、REIT(リート)だけを扱うファンドだと、純資産総額が上がり難いので気にはなります。

ただ、実質コストは安いので、富裕層の真似をした不動産投資には向いていると思いますし、インフレ対策としては良い投資なのではと考えます。

ということで、まずは、『EXE-i グローバルREITファンド』を毎日500円ずつ積立買付することにしました。