以前の記事で、「つみたてNISA」にあと2投信入れたいという話を書きました。
別に2投信でなくても、1投信で2倍分入れてもいいのですが、どの銘柄にしようかと迷っています。
すでに積立しようと決めている投信は下記です。
- VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)
- S&P500(iFree S&P500インデックス)
- ひふみ投信
- セゾン資産形成の達人ファンド
- ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
インデックスファンドが2つ、アクティブファンドが3つです。
これまでいろいろな投信を比べてきましたが、過去リターン、運用方針、コスト等の情報、そして、一番重要なのが私自身の考えから、この5本が良いなと思っています。
あと2投信加えたいと考えていますが、どうも今のところ、自分にとって魅力的な投信がないです。
また、つみたてNISAが始まっていませんし、様々なファンドから商品が出てくるので、惹かれる投信が出てくるかもしれません。
でもおそらく、アクティブファンドは選定要件が厳しいことから、アクティブファンドがここ数ヶ月で採用されることは少ないと考えています。
インデックスファンドは採用ファンドが増える余地があります。やはり、「楽天・バンガード・ファンド」からの商品が楽しみです。
■VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)とひふみプラスを比べてみる
新たに出てくる商品を待つことも必要ですが、今ある商品から選定しておくことも必要かと考えています。
現時点では、上記の5本で魅力的なので、この中から、2投信分増額しようかと考えました。
「過去のリターンは未来を約束するわけではない」とは分かっていますが、やはり情報として限られているので、リターンを見てしまいます。
この5本の中でも、特に私が気になっているというか、好きなのが、「VTI」と「ひふみプラス」です。
ひふみプラスが設定から10年経っていないので、5年で比較してみます。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が設定から間もないので、「VTI」のデータです。
■「ひふみプラス」の過去5年分
- リターン(円貨)27.52
- 標準偏差 14.51
- シャープレシオ 1.90
■「VTI」の過去5年分
- リターン(円貨)22.4
- 標準偏差 9.78
- シャープレシオ 1.39
インデックスファンドとアクティブファンドを比較するのは難しいのだと思いますが、「VTI」も「ひふみプラス」も良好なリターンです。
「VTI」が良好というのは、米国経済が投資に向いているということですね。
金融緩和が引き締めに入ってきているので、今後はこの調子でいかないかもしれませんが、それを考慮しても「VTI」はインデックスファンドとしては良い商品だと思います。
「ひふみプラス」は「VTI」とは全く異次元の商品です。
ひふみプラスは、国内株式の中小型グロース株が中心です。
国内でアベノミクスで投資に関しては好調ですが、それを上回るリターンをたたき出しています。
■手数料も一応・・・
手数料に関しても、インデックスファンドとアクティブファンドを比べるのは、結果が分かっていることですが、一応、記してみます。
■「ひふみプラス」の信託報酬
- 500億円まで 1.0584%(税抜き0.98%)
- 500億円を超える部分 0.9504%(税抜き0.88%)
- 1,000億円を超える部分 0.8424%(税抜き0.78%)
信託報酬は上記のとおりですが、実質コストは1.26%と出ています。
安いとみるか、高いとみるか、は比較対象によって異なりますが、世の中のアクティブファンドの中では安い分類に入ると思います。
インデックスファンドと比べてしまうと、高いのは当然です。
■「VTI」(楽天・全米株式インデックス・ファンド)の信託報酬
「VTI」は米国ETFですので、米国市場での売買になります。
ETFと投資信託のどちらが好みなのかは、インデックス投資家でも分かれます。
私は、定期的に積立ができる投信が好きですし、「つみたてNISA」を利用するには投信しか選択肢はありません。
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」が、現在、公表している信託報酬を示します。
- 0.1296%(税抜0.12%)
- VTIの運用コストが0.04%
- 合計、税込0.1696%程度
バンガード社の「VTI」のコストは非常に安いですが、それを投資信託にして、この安価な信託報酬で運用してくれるのは嬉しい限りです。
設定から1年経っていないので、運用報告書からの実質コストが不明というのが一つの不安要素ではありますが、右肩上がりに純資産総額が増えていくのであれば、実質コストもそれほど上がってこないのではないかと思っています。
運用実績では「ひふみプラス」、手数料コストでは「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。
そこに加えるとすると、投資運用のコアとするのは、インデックスファンドが主流という意見からは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」です。
ここからは、我が家の積立投信の個人的な問題ですが、
「楽天・全米株式インデックス・ファンド」を2投信分加えると、最初に示した積立投信の比率は、インデックスファンド4:アクティブファンド3となります。
その方が良いのか、「ひふみプラス」をもう1投信分、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」をもう1投信分加えて、インデックスファンド3:アクティブファンド4とするかです。
絞られてきましたが、もう少し悩んでみます。