なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【耐えれていますか?】調整局面は投資金額によって痛みは個人個人で違うから・・・

一千万円のマイナスを我慢できます?

直近の市場は米国株がマイナス10%にまで調整されています。

調整相場で留まっているらしく、まだ下落相場ではないらしいのですが、このまま切り返さなければ移動平均線を下回って、下落相場になるかもしれません。

下落相場になってしまうと、マイナス10%では済まないでしょうね。

現状のおおよその投資金額が分かってしまいますが、私自身の場合、最近は数十万円が吹っ飛んでいる状態なのですが、まあ、まだ給与数ヵ月程度が吹っ飛んでいるなら、今は働いているのでそんなに気分は落ち込みません。

投資金額が少ないとたとえマイナス10%でも数万円ていどで済んでいる人もいると思うので、騒ぐほどではないと思います。

対して、投資金額が多ければ多いほど、その痛手は大きくなるものです。

最近は投資で5000万円の準富裕層になろうとか、1億円も夢じゃないみたいな話が出ています。

それはあくまで株式投資の利回りから複利で計算したシミュレーションなのですが、このような調整局面の話なんて入っていません。

マイナス10%になるということは、時価で5000万円の資産があった場合にはマイナス500万円、1億円ならマイナス1000万円になるのです。

当たり前の話なんですけどね。

リスク許容度が養えてないと、いくら夢のようなシミュレーションを目指していても、このような調整局面で自分のリスク許容度を超えてしまうと、途端に売りたくなるものです。

いつも私が言っていることですが、時価資産というのは、毎日とは言わなくても、たまには見た方が良いです。

そうして、徐々に自分のリスク許容度を上げておかないと、このような局面では狼狽してしまいます。

常々言われていることですが、投資は長期継続が全てです。

先ほどのシミュレーション結果も長期投資しているから成り立っているのであって、途中で売却してしまうと何もなりません。

稲妻が輝く瞬間に市場に居合わせていないと何も手に入れることができないんです。

■投資ブームでギャンブル化?

最近は投資ブーム化しているような感じになっています。

インデックスファンドの手数料が安くなりましたし、100円から買えるようなネット証券も充実してきました。

さらに、NISA制度によって利益の非課税制度もあります。

誰でもが簡単に投資できるようになった分、誰もが簡単にお金を失うようになったと言えます。

投資と投機やギャンブルは違いますが、投資が簡単になったことで、投機化していると思いますし、ギャンブルの一つみたいな使い方をする人も出てきています。

これは年齢関係なく、若者も年配者も傾向は変わりません。

ギャンブル的な使い方をしてしまうと、大損する人が増え、バブル崩壊の時のように、株を悪いものの対象として見られるようになってしまいます。

それだけは本当に避けなくてはいけないと思っています。

私自身もこのようなブログで株式運用による資産形成や資産運用を勧めていますが、あくまでコツコツと積立をして、リスク許容度を上げていくことを推奨しているので、一気に大金を投資することは勧めていません。

それに、インデックスファンドでできるだけ勝率の高いと見込まれるような投資先を勧めています。

未来は分からないので、どのようになるかは誰も想像できないのですが、インデックス投資が王道で歴史があるので、それを勧めています。

一瞬で大金を設けるような投機的な方法であれば、もっと他の方法がありますが、それは資産形成には合っていないと思うので進めないわけです。

■調整と暴落は味わった者勝ち

私が投資を始めた頃、インデックス投資なんて全く頭に無かったです。

それは教えてもらった親戚の人が、株式の個別株をやっていたからです。

その後で、自らインデックスファンドをいうものを見つけましたが、それでも、その時の手数料はかなり高いものでした。

ある時、ニッセイから先進国ファンドで超格安手数料の商品が出ましたが、それまでは普通に1%を超えるような手数料でした。

安い信託報酬のファンドが出ても、インデックス投資というものを良く分かっていない間は、テーマ株のファンドなどに手を出したり、高い信託報酬のアクティブファンドに手を出したりしていました。

ようやく、ここ数年になって、インデックス投資というのを肌で感じるようになって、ようやく、その投資法が分かってきました。

積立投資を基本にしているので、まだまだインデックス投資は初心者だと思いますが、今回のような調整局面はしっかりと耐えなければならないと思っています。

実のところ、コロナショックの暴落は、ラッキーなのか、別の事情で市場からお金を引き上げていたので、そのショックは受けていないのです。

唯一、iDeCoはそのままにしていたので、それはマイナス50%くらいになっていたのは覚えていますが、それでも数十万円の話ですからね、全く痛くありませんでした。

なので、本当の暴落というのを味わったことがないのが、私の経験不足だと思っています。

調整相場や暴落相場って味わった者勝ちみたいなところもあって、それを乗り越えたインデックス投資家は握力が高いのだと思います。

私自身もしっかりバイアンドホールドを続けていきたいと思います。