昨日までの記事4つで、新NISAに向けて、ポートフォリオのベースとしている4つの商品について取り上げてきました。
4つの商品は以下のとおり。
- eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド
この4ファンドは米国株なので、米国一辺倒ではありますが、もともとS&P500単独で新NISAを埋めようと思っていたくらいなので、S&P500をコアにして、NASDAQ100、FANG+、VIGをサテライト的に買っていくのは資産運用が楽しいかなと思っています。
およそS&P500を約50%に対して、サテライトファンドを各16%程度で買い付けていこうと考えています
どのような結果になるのかはお楽しみってことで。
今年2023年の相場は、2022年から続いた調整局面だったので、できれば今年から積み立てたかったのですが、それは仕方ないですね。
あと2ヵ月を切ったので、ちょっとソワソワしますが、2024年まで待つしかしないです。
ところで、上記の4ファンド以外にも、あと3つのファンドを買い付けることを考えています。
上記4ファンドに比べて、金額的には微々たるもので、サテライトにもならない金額ではありますが、お楽しみ積立ってことでやっていこうかと考えています。
追加の3ファンドは、資産形成というよりは、ポートフォリオから抜いて、これらのファンドが上がると悔しいからという位置づけです。
特に値上がり利益を狙うわけではないですが、気になるファンドという感じなので、儲かればラッキーかなと思っています
本日は、そのような、お楽しみ3ファンドを紹介します。
■新興国の期待国はインド
まず1つ目のファンドは、「iFreeNEXT インド株インデックス」です。
インドは2023年に人口が世界一になったということで、また、生産人口がこれからも増えていくということで、かなり期待を持っています。
GDPも何年か後には日本を抜かすということなので、日本株インデックスを持つよりもインド株インデックスの方が良いかなと思っています。
でもでも、新興国というのは、新興国リスクがありますから、インド株に全力投資はできないですよね。
どこまでリスクを取れるか、リターンに期待するか、そこがインド株の論点だと思いますが、それがそのまま積立金額になるってことです。
なので、今の考えとしては、本当に微々たるもので、毎日100円投資をやっていこうと思っています。
100円なので、1ヶ月2300円程度で、1年で2.7万円程度にしかなりませんが、それでも何も投資をしていなかったら、何も享受できないので、もしインド株爆上げって報道があったら、とても悔しいと思うでしょうね。
ということで、まずは微々たる金額で投資を始めて、もし、インド株が投資先として安定してきそうだったら、徐々に金額を上げていこうかと考えています。
■日本株はアクティブで持ちたい
続いて、2つ目のファンドは、「ひふみプラス」です。
これは有名なファンドなので説明不要だと思いますが、私の考えとしては、日本株はインデックスでは買いたくないのです。
それはTOPIXの構成に全く期待が持てないからです。
もちろん、日経平均なんてもっと期待が持てませんが。
なので、日本株に投資をしようとするなら、インデックスよりもアクティブ投資が良いと思っています。
日本株のアクティブ投資と言えば「ひふみ」というくらい有名なので、ひふみも微々たる金額で投資をやっておこうと思っています。
これも、日本には期待しないけれど、日本株が上がった時に悔しいので、ちょっとは持っておこうかなという戦略なわけです。
したがって、積立金額は、こちらも毎日100円です。(笑)
日本にいながら、日本株に100円しか投資しないのかと思われるような気もしますが、そのくらい日本には未来がないと思っているわけです。
もう少し、政治が頑張って欲しいものですね。
■資産形成に債券も備えで持ちたい
最後、3つ目のファンドが「USA360」です。
正式名称は「楽天・米国レバレッジバランス・ファンド」という名前です。
この商品、何が面白いのかというと、株式と債券への投資比率を1:3にして、実質的に3.6倍レバレッジにしているということです。
特に、ファンドの純資産総額の10%分を債券の先物に投資をして、それで270%にしています。
そして、米国株には90%を投資するので、合計で360%になるということです。
私が惹かれたのは、債券へ投資してくれることです。
資産運用をしていると、債券への投資は重要で、キャピタルゲインだけを狙っていると資産総額が増えるとリスクが大きくなるので、インカムゲイン中心の投資比率を増やしながら、債券への投資も考えなくてはいけません。
それが、調整・暴落局面では有効に作用することになると思っています。
けれども、今の資産形成時期に債券に多額の投資金額を割くことはできないので、先物取引でレバレッジをかけてくれるのはありがたいと思っています。
実質コストも前回は0.688%だったので、信託報酬が0.467%なので、それほど隠れコストはかかっていないと判断しています。
これから、米国利下げ局面になると、債券投資のパワーが発揮されると思っています。
まあ、と言っても、積立金額は毎日100円ですけどね。
本日はお楽しみファンド群を3つ紹介しました。
ポートフォリオではごく少額の投資になりますが、これはこれで運用結果を楽しみにしていきたいと思っています。
早く2024年が来ないかなぁ~