なんでも道しるべ

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【一括投資が良いと言うけれど】マネーゲームを楽しまなきゃ!年始と年末の株価だけで良いの?

最高値更新で気持ちが高ぶっている時こそ、気を引き締めて、財布も締めるべき。

株投資している時ってとても微妙なバランスで成り立っており、人間の本質が出るといます。

株価が上がっている時は、資産残高も増えるので、気分は良いですし、さらにまだまだ上がりそうな気分になるものです。

対して、株価が下がっている時は、資産残高が減ってきますから気分は良くないですし、さらに元本割れしようものなら、気分は最悪になっているでしょうし、狼狽売りも視野に入ってくるレベルです。

意識して株式投資をしていなと、上がっている時に買い増しして、下がっている時に引き締め、さらには売却までしてしまうという負のループになる可能性だってあるわけです。

ですから、株式投資は勉強が必要だと言われますし、リスク許容度が低い人は手を出してはダメだと言われるのです。

■市場はプロがしのぎを削っている場所

株式投資で仕事をしている人もいるくらいですし、それで飯を食っている人もいます。

さらに、投資の隅々まで知り尽くしている人もいれば、英語のニュース記事までくまなくチェックしている人だっているわけです。

だからこそ、素人が何も考えずに気楽に突入すると簡単に資産を抜き取られるってことになりかねません。

なぜ株式市場で下落することを調整というのか、そして短期的な暴落を振り落としというのか、株式市場での言葉って面白いなと思いますが、結局のところ、プロとされている機関投資家がチャートを調整したり、素人を振り落としたりして、そのような人からのお金を巻き上げることを考えているからです。

実際に、株価の綺麗な部分だけで稼ぐなんて無理な話で、それだけだと株価成長率しか稼げないことになってしまいます。

年間を通じて、そんな奇麗な右肩上がりや、年末に向けて一直線に株価が上がることなんてあり得ません。

日々の変動のなかで、株式市場で商売をしている人は、きちんと利益を上げられる構図を組み立てているのです。

だからこそ、機関投資家が儲けられる状況になるわけですからね。

したがって、私のような凡人の個別投資家は、そのような市場の裏をかかずに、いかに冷静にバイアンドホールドをし続けるかで勝負が決まるということです。

戦わないことが戦いというわけですね。

■相場の流れを楽しもう

米国では年初一括投資が良いとされます。

それは年間を通じて、年始から年末にかけて右肩上がりに株価が上がっているからです。

1年間の間に上る時もあれば、下がる時もあります。

一括投資派はその上がり下がりをじっと見ているしかないわけで、それが良いということです。

積立投資派は、その一括投資後の暴落を怖がっているのと、年間を通じての下落タイミングでの拾いを考えているからです。

データ上では一括投資が良いと出ていますが、本当にデータどおりの気分で過ごせるかどうか、そこが問題なわけです。

上がっても下がっても、何も変わらないメンタルこそが、過去のチャートでは正しかったということですね。

時に思うのが、もう年始と年末の株価だけで良いのではないか?と思うことがあります。

年初一括投資が良いということで、それを実行すると、結局のところ、1年の間の株価なんてどうでも良く、年末で上がったのか、下がったとのか、それだけで良いということです。

個人投資家はそれで良いかもしれませんが、投資を仕事としている人はそうはいきません。

株価が上下に振れるから儲かっている人、商売となっている人、それらの人は相場が荒れてくれる方が良いということになります。

市場って本当に難しいものですが、資産形成と一線を引いて、一部は自分の趣味として株式投資をやってみるのも楽しいと思います。

投機やギャンブルになってはいけませんが、株価が年始と年末で決まらないのなら、いっそのこと、その間の株式チャートを楽しんでしまえという話です。

なので、私のお勧めは、絶対の売却しない資産形成の部分と、場合によったら利確や損切りをしてもよい投資の部分を分けることです。

実際に私もやっており、私の場合、株式指数で保有するようにしていますので、資産形成の投資信託の部分と、投資のETFを分けています。

ETFは好きな時に買って、好きな時に売却できるように緩く管理しています。

好きな時って言っても、自分でチャート分析して、ある意味楽しんで株式売買しているようなものですね。

資産形成は運用なので趣味の部分は極力排除した方が良いですが、結局、好きなものでないと続かないので、そのような遊びの部分の残しつつ運用を楽しんでいけたらと思います。