全く自分自身が中学生の頃を覚えていないのですが、学校ってこんなに出願に手厚かったかな?って思ってしまいます。
今はちょうど私立高校および公立高校の前期の出願期間中なのですが、冬休みの段階からの願書の下書きから、最後の郵送の指示まで、日程をかなり区切ってスケジューリングされているのには驚きました。
けれども、それによって、あまりにも日程が過密すぎて親の立場としては大変でした。
先生は日程を前もって組んでくれていて、余裕をもっているのだと思いますが、ちょっとね、結構キツイ日程がありました。
そこを配慮してくれないのかな?って思ったのですが、日程に余裕を持たないと、おそらく忘れるというか、ルーズな生徒や家庭って必ずいるんでしょうね?
それを考えて、前もって、前もって進めると、前に寄った過密スケジュールになるのかな?って思ってしまいました。
■振込期間がたったの2日間
まず、冬休みの間に願書の下書きをしてくるようにって指示がありました。
それはまあ、早めに準備するってことで全く問題なかったのですが、その後、3学期が始まってからですね。
始業式に下書きを回収され、成人の日を含めた3連休で下書きチェックが入り、週明けに返却がありました。
そこで、清書をして、週末の金曜日に提出するのですが、その時には、もう出願できる状態まで持って行くように指示があったのです。
火曜日に下書きが返却されて、金曜日に清書をして完成させるわけです。
まあ、中2日ですから、清書だけなら十分に間に合うわけですが、実は、出願できる状態というのは、その間に受験料の振込も完了させないといけないってことです。
受験料の振込って、高校によって全く異なっており、今どきのネット決済の高校もあれば、銀行窓口で振り込まないといけない高校もあります。
ネット振込であれば、いつでもできますから、別に2日あれば十分間に合うのですが、問題は銀行振込でして、銀行は当たり前ですが、平日の9時~15時までしか開いていませんから、その間に行かないといけません。
当然、会社の有給休暇を使って振り込みに行くわけです。
私は、その期間、何も重要な予定が無かったので、休暇を取ることができましたが、もし、外せない予定があったらどうなっているのでしょうね?
まあ、そのために余裕をもって、前に前に予定を組んでいるのだと思いますが、結局のところ、平日の振込が律速になっているって感じでした。
■無料がいい?それとも手軽さがいい?
銀行振込は大変ですが、基本は提携している銀行で振込をするので、手数料は無料でいけます。
対して、ネット決済の場合はネット決済使用料的なものが必要になります。
クレジットカードを使うのか、コンビニ支払いにするのか、銀行口座ATM引落にするのかによって、手数料が異なるのですが、結局のところ、最も早いのがクレジットカード決済です。
けれども、クレカ決済が、一番手数料が高かったです。
手数料無料の銀行窓口振込が良いのか?
それとも、手数料は取られるけど、ネット決済がいつでもできて良いのか?
この辺りは自分自身の時間のありなしによって変わると思いますが、私の立場からすると、手数料は払うのでネット決済を選ばしてほしいって思いましたね。
今回は予定が詰まっていなかったので振込に行けましたが、やはり日数が少ないのであれば、手数料なんて言っている場合じゃなくなってきます。
いつでもどこでも振り込みが完了できるネット決済が良いと思いましたね。
この辺りは、賛否は分かれそうな気がします。
さて、願書出願の日程の話に戻りますが、学校が細かいスケジュールを組んでくれるので良い面もあれば、周りに迷惑をかけられないので、そこまで過密日程は止めてほしいという想いが交錯しました。
高校生になると、大学入試の願書作成と出願は生徒に完全任せというか、全責任は本人ってことになります。
もちろん、義務教育ではないので、それが正しいと思います。
逆に言うと、大学受験の時、就職の時、資格試験の時、様々なところで、出願や書類提出というものをする必要がありますので、それの練習なんでしょうね。
願書も受験校が多いと、その分増えるのですが、ネットで願書を作る場合は、親が入力してしまうので、子どもは全く練習機会がないですね。
逆に手書きの高校はしっかりと娘が書いていましたから、それはペンで書く必要がある書類作成の練習にはなったと思います。
受験は願書を出さないと始まりませんからね。
いくら勉強しても出願しなければ受験できません。