なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに不定期に更新!?)

資産形成のための投資では『円』を上手に使える人が勝ち組になる!

私自身も投資を始めてから、約15年程度経過してきました。

様々な苦い経験もしながらも、考えるよりも慣れることを第一に、まずはトライしてみることで、投資に関しても徐々に身についてきたと思います。

今は、投資信託への投資がメインであり、インデックスファンドを中心に、一部、アクティブファンドも織り交ぜながら資産形成のための投資を継続しています。

投資の方法は各人違って当たり前だと思います。

最近は情報を発信する環境が整っていますから、投資経験が無い人でも少しネットで検索すれば、大量の投資情報を得ることができます。

とても恵まれた環境ではありますが、逆に、情報が多すぎて、何を信じたら良いのか分からなくなるのも現実なのかもしれませんね。

どんな状況でも、まずは、身銭をきって、投資を始めてみることが大切です。

そうすると、その投資方法が自分にあっているかどうか、分かってきます。

そして、徐々に自分の投資スタイルを確立していけばよいでしょう。

さて、こんなことを言いながらも、本日は、『ドル転』に関して書きたいと思います。

投資をやったことない人からすると、またしても惑わす話なのかもしれませんね。

■投資を始めると世界株に投資したくなる

投資を始めると、最初は日本株を中心に投資をしたくなるものです。

それは、「知っているものでないと怖い」という意識が働くからです。

しかしながら、すぐにでも日本株に投資していても、自分の資産は増えない、将来に希望が無いということに気づくことになるでしょう。

そして、米国株を中心とした世界株に投資をしたくなり、ETFや投資信託を利用して、米国中心の世界分散投資に目覚めることになります。

この流れは必然ですが、投資をやったことない人にはわからない思考だと思います。

ただ、投資を始めると、経済ニュースに敏感になり、株価ニュースや世界市場の指数を見る機会が増えますので、日本市場って大丈夫なのか?と思うようになりますから。

■ドル転は本当に正しいのか?

さて、米国中心の世界株へ投資をしようと思うと、当然ながら日本円では投資ができません。

世界経済の中心は米国ですから、米国株へ投資したくなりますし、そのためには、投資資金を円からドルに転換して、ドルをもって米国株を買い付ける必要があります。

ここ数年では、日本国内の投資信託も便利になり、日本円で世界中のインデックスファンドを買えるようになりました。

ただ、投資信託は信託報酬という名の手数料があります。

投資に慣れてくると、手数料をできるだけ安くしたいとおもうようになり、米国市場のETFなどへも手を出したくなります。

米国市場で直接買い付ける場合はドルが必要になります。

投資に精通している人は、投資用の資金のドル転を進める人が多いです。

為替を読むことはできないですし、日本円でもっていても超低金利の現代ですから、ドルで持っていた方が良いという考えです。

しかしながら、私はこれまでの経験で、投資の資金はで持っていた方が良いと考えています。

■投資用の資金を円で持つ意味

なぜ、投資用の資金を円で持っていた方が良いのか?についてです。

まず世界株を買いたいと思った場合、世界各国の個別株やETF、投資信託のインデックスファンドなどを買い付けすることが基本になってきますが、何においてもドルが必要になります。

どうせドルが必要なら、ドル転をしておいて、ドルで資金を持っておいた方がよいと考えるのも正しいです。

ただ、私たちが生活上で必要なのは、あくまで円です。

日本で生活している限り、円で生活していることは変わりません。

投資もいつかは円に換金する必要がでてくるわけです。

したがって、円を中心に物事を考えた方が自然です。

さらに、世界経済においては、好調な株価トレンドを形成している時もあれば、調整により世界中の市場が冷え込むときも当然あります。

そんなとき、なぜか強い通貨になるのがなのです。

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ドル円で考えても、株価が調整に入っている時は、円高になることが多いです。

そして、株価が調整期間に入っている時に、投資として必要なことは、躊躇なく追加投資をすることです。

この追加投資で心強い味方になるのが円高です。

円通貨が相対的に高くなるので、追加投資をしやすくなります。

世界株を保有すると実感することですが、円高になると、株価の値下がりとともに、円換算でも円高の影響を受けますから、ダブルパンチで時価総額が値下がりします。

そんなときに、心の支えとなるのが、円通貨をもっていることです。

株価調整局面のバーゲンセールの時に、強い円を持っていると、躊躇なく世界株に投資を実行できます。

その時にしっかりと追加投資を実行できた人が、その後の株価上昇局面において、円安と相まって時価総額が膨れ上がることを実感できるわけです。

これは非常に大切なことだと思っており、投資をしている人で差ができるのは、この点だと感じています。

■円を上手に使う

世の中、投資に成功して資産形成を順調にできている人もいれば、世の中の株価トレンドに振り回されて意外と資産を増やせていない人もいます。

その差は、株価調整期間に、追加投資をやったか、やっていないか、の違いだと思います。

当然ながら、株価トレンドを読むことは難しいですし、無駄なことなので、日々の連続的な投資活動は必要です。

それに加えて、追加投資を実行できるか、できないか、が資産形成に大きな差をもたらしているのでしょう。

その追加投資に必要なツールがの通貨です。

を上手に使える人が、投資を成功させているのかもしれませんね。