なんでも道しるべ

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【親子関係】ダメ親の方が子どもに自立心が芽生えるのか?

近年は、様々なツールによって、親子事情などの情報も入るようになってきました。

最近、少し感じるようになってきたのが、親がダメ親の方が子どもは賢くなるのでは?と思うようになってきました。

もちろん、100人いれば100通りの親がいるので、必ずしも同じようにはならないと思いますが、何となくそのような気がしてきましたので、今日はダメ親と子どもの関係について考えてみたいと思います。

■親は稼ぎさえすれば良い?

ダメ親といっても、様々あると思っています。

私にとって一番は、お金を稼げない親、浪費が激しい親など、お金に対して何らかの問題を抱いている親かなと思っています。

やはり子どもの一番の弱点は自分で稼ぐことができないことです。

日々の生活はどうにでもなったとしても、お金を稼いでこれないと、子どもは生活ができません。

親が子どもに対し必ずしなければならないことは、稼いで子どもにお金を与えることだと思っています。

けれども、それが出来ない親というのは、世の中にたくさんいます。

収入が少ない親もいれば、支出が多い親もいますし、浪費やギャンブルなどが好きな親もいるので、理由は様々です。

これらに該当する親は、子どもにとってはどうしようもできないでしょう。

子どもにとって、稼げない、お金がない親というのは、最もダメな親だと思っています。

このような親に当たってしまったら、子どもは不幸で、これこそ親ガチャの世界かなと思っています。

今日の趣旨のダメ親というのは、そのような人を指しているのではありません。

■無関心な親からの子どもの自立心

親の中には、稼いではいるけれども、仕事を優先する親、家事は全くしない親、学校関係には興味がない親、このような親もさくさんいます。

子どもにとっては、お金がない苦労ではないので、最悪な状況ではないのですが、けれども、子どもにもコミュニティがあるので、親が自分に無関心だととても辛い状況になります。

けれども、生活できないレベルではないという話です。

一見、ダメ親のように思えるのですが、私の中では最近、このような親の元で育った子どもの方が実は良いのではないか?と思うようになってきました。

というのは、過保護という状況と真反対になると思うのですが、最低限の生活すること以外に関心がないので、いわゆる教育無関心状態ということです。

子どもからすると、親に関わってもらいたい行事や出来事に何も関心を示してくれない、放置をされるというのは辛いものですし、心の傷になるものです。

けれども、親ってそういうものだ、自分の事は自分でしよう、信じられるのは自分だけだと思うようになると、それこそ究極の放任主義という感じになるのかなと思います。

お金はあるので、きちんと生活はできます。

学校に行けないわけでは無いですし、必要なものはきちんと与えてくれます。

そこが無いと最低な親ですが、それがあるので教育方針だといえば、そうなるのかなと思ってしまうのです。

子どもが小さい頃、例えば、小学生以下の場合には、子どもは親からそのような対応をされると悲しくなると思います。

そのまま成長すると、トラウマになって心に残るでしょう。

けれども、親は信じられない、親には頼れないと思うようになれば、その後は自分で何をするにも考えるようになると思います。

それは子どもにとっての成長に関していうと、荒療法ではありますが、かなり効果があると思っています。

けれども、一番の問題はやはり教育費ですね。

子どもに無関心な親ほど、教育に関しても無関心です。

その子が相当のしっかり者ではいと、教育されないことで、何も情報が受けられず、何も知らないまま、何もしないまま、大人になる可能性は十分に考えられます。

親がしっかりとお金を出してくれるところであれば、子どもはお金の面は気にしないで、自分の選択ができるんですけどね。

そこが分岐点だと思っています。

子どもの自立って、社会問題になるほど深刻なものにもなっています。

子どもが親離れできないのと同時に、親も子離れできないということです。

本人に自立心があれば、自然と親から離れていくものですが、子どもの頃に親が何もかも決めていると、子どもは親無しでは生きていけなくなっても不思議ではありません。

子どもが大人になるにつれて必要なことは、学歴とコミュニケーション力です。

それに加え自立心があれば、それは相当の優秀層に入れると思っています。

なかなかそのような子を育てるのは難しいものなので、意外と無関心な親の方が子どもは自立心が芽生え、自分で自分のことを決めるようになるのではないか?と思うようになってきました。

まあ、子どもにとっては、人生は一回なので、結構な勝負になっちゃいますけどね。