誰が何と言おうと自分の夢を追いかけた方が良い。ただし・・・
今の時期になると、大学受験生は浪人するか、現役で合格したところに進学するか、って話が出てきます。
娘の場合は高校受験なので、浪人はありませんから、合格したどこかの高校に進学することになります。
けどね、私から言われてみれば、これらを悩めるだけ幸せなことだと思いますよ。
悩みは深いかもしれませんが、悩めるだけ選択肢があるということは素晴らしいことです。
世の中には様々な家庭があります。
裕福な家庭もあれば、貧乏な家庭もあります。
教育に力を注ぐ親もいれば、子どもの進学先に全く無関心な親もいます。
自分の育ってきたルートしか知らず、何も新しい情報を入れない親だっています。
同じ家庭は無いと思うほど、様々な家庭がありますから、子どもの地頭や性格を加味すると、無数に存在することになります。
これらの組み合わせで進学先を選ぶわけですから、選択肢が全く無いという家庭もあるわけです。
そのような家庭で育った子からすると、選択肢で悩める時点で羨ましいことです。
だから、選択肢があるのなら、自分に妥協しないで、自分がやりたいことに突き進んで欲しいと思います。
もしかすると、実力が目標に到達しないかもしれません。
それでも良いんです。
努力していることは何かしらの結果で返ってきます。
第一志望の合格という結果では無いかもしれません。
それでも、長い人生のなかで、受験に努力したことは何らかの成果や結果として返ってくることがあると思います。
だから、自分の想いが強いのなら、その想いを達成するために努力を惜しんで欲しくないと思うのです。
■自分で決めたから頑張れたんだと思う
自分自身の子どものころを思い出してみると、もちろん、小学校受験も中学校受験もまったく皆無の家庭で育ちましたから、オール公立で中学まで行きました。
高校受験の時は、親からの変なマインドコントロールのせいで、私立高校はとてもヤバい高校だと信じさせられていました。
だから、公立高校が正義だと思い込まされていたので、私立なんて選択肢にもならなかったですし、今と違って私立高校は高い時代だったので、通わせてくれなかったです。
加えて、高校卒業したら就職するようにインプットされていたので、職業高校に進学するように勧められたものです。
自分には運があったのかもしれませんが、ちょうど不景気で卒業生全員分の就職先が無かったんですよね。
だから、自分自身で大学に進学しようと思い、国立大学かつ夜間大学を探して、進学しました。
もちろん、親から学費や下宿の援助は全く無かったので、自分で全て賄いました。
日本という国はとても良い国で、私のように貧乏な家庭に育っている人は、成績ではなく、所得で授業料全額免除にしてくれるんです。
下宿代は自分でバイトをして稼ぎましたが、毎月、毎月、生活するための稼ぎは大変でした。
大学を卒業したら就職すると思っていましたが、研究職に就きたいという想いが出てきて、大学院にも進学しました。
大学在籍中の6年間は、ほとんど学費はかからなかった記憶があります。
入学金は支払いが必要でしたけどね。
そんな学生生活をしていました。
だから、自分で強い想いがあれば、世の中何とでもなるものです。
親が少しでもお金を持っている家庭であれば、最悪親に頼れば良いのですから、大学生で困ることはないです。
想いさえあれば、自分でバイトして、通学することはできますからね。
■自分の人生なんだから自分で決める
私の人生がそんなものだったので、選択肢を与えてくれる親というのはかなり幸せ者だと思います。
世の中には選択肢すらない家庭が多いということを分かった方が良いです。
それに親によっては、高校に行くこと、大学に進学すること、大学院があるということ、どこを卒業したら、どのような社会人になれるか、それすら情報を持ってない大人が多いです。
でもこれって、親が悪いわけでは無いですよね。
親が子供だった頃、親が学生だった頃に何も教育を受けていないというか、何も経験していないから、分からないんです。
だから、自分の人生なんだから、自分で調べて、自分で判断するべきだと思います。
親の責任にしないで、自分でしっかりと決めることが大切です。
そして何よりも重要なのは努力をし続けることです。
努力をしない者には何もリターンはありませn。
リスクを取らないものにはリターンはありません。
自分と同じ人生を歩んでいる人は周りにいないと思えるくらい、自分自身で努力した者勝ちです。
そして、諦めないようにしましょう。
諦めてたら何も生まれません。
目標や希望が無くなったら努力はできなくなるのです。
第一志望がダメだったとしても、自分の強い心が残っているなら、諦めずに突き進めてほしいですね。