最近思うことは、YouTubeがあることで、東大受験生やその他の有名難関大受験生の姿を感じ取れることが多くなったと感じています。
私自身なんてこれらのYouTubeに取り上げられる大学に比べると、たいした大学は出ていませんし、それほど偏差値も高くないですし、もっというとそんなに頑張って勉強して受験した経験はないです。
そのような難関大学を目指す人達はやはりモチベーションの部分で、自分に比べるとかなりレベチだと感じますし、もう受験云々ではなく、いかにその大学を狙える学力を身に付けていくかということです。
数ヵ月前の模試だと、E判定とか、D判定とかであっても、しっかりと受験日までにやり込んできて、入試当日では自分の実力を発揮して、そして合格を勝ち取っているのは、観ていて清々しいと感じます。
もちろん、当然、残念な結果になる人もいますから、全員が全員合格しているわけではないのが現実です。
それでも、配信をして、自分の生きざまを披露しながら受験に挑む姿は、観る人の共感を得られる部分があると思います。
そして、何より凄いなと思えるのは、私のような素人にも受験の厳しさを教えてもらえるところだと思っています。
それがもしかしたら、難関大学への受験者層の減少に繋がり、倍率が下がっている要因になっているかもしれませんが、現実にある受験の難しさ、厳しさ、大変さ、それらを見せてくれるのはYouTubeなどでないとあり得ないかなと感じます。
もちろんエンタメ的な要素もあると思いますが、それでもテレビなどのスポンサーへの忖度番組に比べれば何倍もドキュメンタリー感がありますし、それがYouTubeの良い所だと思います。
私にとっては、これらを通じて、もっと娘に現実を知らせてあげようと思いましたし、それによって、後で悔いのない準備をできるだけ早くするようになったのも事実です。
今の娘が、中学校の成績でオール5なのも、今の塾でまあまあそれなりに戦える位置にいるのも、それらはYouTubeの動画配信のおかげの部分が大きいです。
■第一は親が関心を持つこと
受験って本当に厳しい戦いだなと思います。
自分自身は中高生の時にそれほど成績が良くなかったので、受験で戦う土俵にすら立っていませんでした。
戦える人って、結局は、とってもすごい努力をしているんですよね。
それも、高校生になって急に勉強するのではなく、中学生の時や、小学生の時、はたまた幼児の時から、すでに何らかの勉強をしています。
もちろん、地頭の部分があるので、人によって努力の大小はあると思いますが、それでも、少なからず何かやっているなと感じます。
経歴を聞いていても、全く勉強に携わってなく、急に高校生になってから勉強を始めて、東大や難関大学を受験できる人なんて、そうそういないと思います。
そして、それには親の力が十分に発揮されていることも事実です。
親が無関心で、子どもが自ら勉強し始めるなんて、ほぼ無いでしょう。
もしかすると、高校生くらいになって、周りが見えるようになれば、自ら勉強し始める子どもも出てくると思いますが、小中学生の段階で、自ら勉強を始めるなんてないでしょうね。
たまに、合格エピソードなどで、「親から何も言われずでも勉強していた」という生徒はいますが、それは、その時より以前の時に親からかなりの教育を受けていると思います。
それが、小学生の時なのか、幼児の時なのか、それは各家庭によって違うと思いますが。
■きっかけがYouTubeでもいいじゃない
親が受験に真剣に向き合うこと、それによって子どもが向き合うきっかけになると思っています。
親の動機なんて分かりません。
自らの自己体験なのか、何かを見て思ったのか、周りの保護者の影響なのか、それとも、私のようなYouTubeを見て感化されたのか、何でもきっかけになるものは多いです。
なんでも良いんですよね、きっかけなんて。
そのきっかけによって、子どもに良い影響を与えて、子どもが自ら勉強机に向かうようになれば、それは教育という視点では子育てはかなり満足になると思います。
やはり、年齢がいってから親が何をいっても聞かないと思いますし、聞けないと思います。
それは自我が芽生えているのと同時に、子ども自身も自分の位置が分かってきているからです。
すでに周回遅れの状態で、必死に巻き返そうなんて思わないですからね。
■これからのお世話になる
子育てと教育って本当に難しいと思います。
そこらで売っている書籍を見ただけでは、関心を持ったとしても、実感までは薄いと思います。
平たく言うと、「言いたいことは分かるけど、何をすれば良いか分からない」という感じです。
けれども、それが動画になれば受け取り方、感じ方が全く異なってきます。
それがYouTubeの素晴らしいコンテンツ性だと感じるのです。
私はこれからもYouTubeにお世話になると思います。
もちろん、制作してくれている方々によって、私は知識を得ているので、感謝しなければなりません。
この情報によって、娘が何かを感じてくれ、行動に移してくれれば、それが一番の喜びです。