なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【関西のアレ】監督業って子育て教育の親に似ている部分が多いと思う

関西がアレで盛り上がっていますが、阪神の岡田監督の手腕と言いますか、選手とのコミュニケーションの取り方を見ていると、家での子育ての学習面で非常に参考になることが多いです。

家の中で言うと、親の仕事は監督業と同じだと思っています。

選手が子どもであれば、目標の優勝が志望校合格です。

子どもがいかに良いパフォーマンスを発揮できるか、体調が悪い時やスランプになる時もあるので、それをどのようにコントロールするのか、そして、目標に向かって進むモチベーションなど、様々なところで監督業と親の役割って通ずるところがあると思います。

今年、阪神の選手でいうと、それほど目立った選手がいなかったです。

成績も抜群に良いという選手がほとんどいなく、チームの打撃成績もそんなに目立ちません。

一つ目立つとしたら、意図的に増やしている四球くらいでしょうか。

投手成績は例年のように良いのですが、これは今年が特別ではないです。

強いて言うなら、気に掛ける必要がないベテランが減ったということでしょうか。

総合的に考えても、上手く選手を配置しているというか、適材適所で使用され、上手くチャンスを作り、適切な場所でサインを出しているという感じがしており、監督の手腕が非常に大きいと思っています。

勝負勘と言いますか、その辺りの感覚というのは、親が子育て教育をする際にも必要な事だと思います。

例えば、野球をデータで切り取っても、データだけでは勝負はできず、先読みした勘というのが存在します。

子育ても同じで、発熱をして休むというのは熱というデータを見て判断するわけですが、ちょっと様子が違うな、疲れてそうだなと感じて事前に対処するのは勘というものです。

その勘を働かせるには、常に相手の様子を伺うこと、微細な変化も見逃さない事、まあ、相手や目標に興味が必要だということだと思います。

■うちの子なんて・・・

娘は中学3年ですが、今のところ、勉強が嫌いではなく、成績もそこそこという感じです。

野球でいうと素質抜群というわけではないので、地頭が良いというわけではないので、努力で成績を伸ばしているタイプです。

親の目線からしても、学校ではトップ層、塾では上の下という感じで、東大・京大は相当頑張らないと難しいけれど、それなりの難関大なら狙えるんでは?と思えるくらいです。

ある人が私に言いました、「話を聞いてると娘さんは優秀みたいだから、うちの子は全然だし羨ましいよ」と。

まあ、社交辞令的な言い方ではありますが、実際に子どもの成績面で苦労している様子なので、あながち建前でも無さそうです。

このような話を聞くと、私が思うのは、子どもの問題ではなく親の問題でしょということです。

結局、子どもって勉強が好きで好きでたまらないという子なんて、あまりいないです。

勉強は必要だから、やっておいた方が役に立つから、学歴が必要だから、そのような意図があって、それを子どもがある程度理解しているから勉強ってするのだと思っています。

もちろん、他人に勝ちたいとか、一番になりたいとか、目の前の課題をこなすのが好きという、ストイックなタイプもいるので、目標や目的はその子次第の部分もあります。

とはいえ、子どもの勉強も野球と同じで、勉強したからといってすぐに成績が上がるものではありませんし、間違った方法で勉強していたら量をやった割に成績は上がりませんし、スランプも当然ありますし、目標に到達しないという挫折もあり得ます。

子どもの立場からも、できたら遊んで過ごしたいと思っている子が大勢いると思いますが、なぜそのような子でも机に向かうことができるのかって話です。

■子どもの成績は親の責任

親と子は過ごす時間は長いです。

けれども、親が意識的に長く接するように心がけないと、子どもとの時間は確保できません。

また、親が子どもに対して、勉強に向かうモチベーションを上げてあげないと、子どもは自分自身に負けてしまって勉強から距離を取るようになります。

ハッキリいって、子どもの成績が思うように上がらないのは、親の責任です。

親がしっかりと目標を定めて、子どもの変化に気づき、必要なタイミングで必要なアドバイスをしているかで決まります。

もしくは、多額の費用をかけて、完全に誰かに委託してしまうかです。

塾であったり、家庭教師であったり。

時間もかけない、お金もかけない、そのような親の姿勢で子どもが自然に勉強する姿勢になるわけがないということです。

私自身もまだまだ分からないことが多いですし、子どもを東大に入れているわけではないので、子育て教育に成功しているとは言いませんし、これからもどうなるか不明です。

けれども、何よりも教育に興味は持っていますし、子どもの成績に関心は強く持っています。

その上で、野球の監督のように、適材適所でうまく作用して上げれば良いのかなと考えています。