昨日の記事で、米国債投資のことについて触れました。
現状、制作金利が急上昇していることから、米国債価格が急落している背景があります。
これから金利は維持もしくは下落を予想されていることから、今の段階で米国債を買っておきたいという気持ちがあります。
資産形成時の長期的なポートフォリオとしては債券よりも株派なのですが、短期的には利下げに伴う米国債価格上昇のキャピタルを狙うっていうのも有りかなと思っています
けれども、一番気になるのが、為替です
米国金利が下がると、為替としては円高要因になります。
いまだと1ドル150円ですが、1年後に130円になっている可能性もあるわけです。
もちろん、逆に1ドル160円などの更なる円安ってことも可能性はあります。
債券は期待リターンが株式よりも低いので、為替の影響は受けやすい傾向になります
したがって、円安リスクが高い今の時点で債券投資に意味があるのか?って話になるのですが、ここで注目しているのが、ETF2621です
ETF2621は、東証で売買できるのですが、中身は、iシェアーズ・米国債20年超ETF・為替ヘッジ有りとなります。
為替が気になるので、短期投資としては為替ヘッジ有りを買っておくのも有りなのかな?って思ったわけです。
■ETF2621の為替ヘッジ有りについて
米国債の急落を受けて、今後の利下げにより上昇するかもしれないという予想から、米国債に興味が出ているのですが、つい先日のポートフォリオでは、サクっと米国総合債券のファンドを紹介していました。
このファンドは米国総合債券のAGGを買い付けるファンドなので、債券投資としては超有名なETFですから、これで良いかなと思っていたのですが、やはり為替を考えると、このファンドでもリスクはありそうな気がしていました。
そこで、挙げたのが、ETF2621です。
同じようなことを個人投資家でも考えている人がいまして、YouTubeのQ&Aでも為替が気になるので2621を買おうと思っているっていう人がいました。
その回答としては、為替ヘッジはやはりヘッジコストがかかるので、長期投資にはお勧めしないという内容でした。
為替ヘッジコストは、日米の金利差で発生します。
現時点では5%~6%程度になるかなと思いますが、逆に言うと、この程度のコストで為替ヘッジができるのであれば、検討の余地ありとも言えます。
なぜなら、今回の投資目的は長期投資ではなく、米国債価格の急落の反発を狙った短期投資ですからね。
為替が気になるので、為替ヘッジありの2621は良いと思っています。
ユーチューバーの方も、今後は日米金利差も縮まり、ヘッジコストが下がる可能性があるので、短期投資であれば2621は有りかもしれないという判断でした。
あくまで、投資は自己責任ではありますが、為替影響を無くすというのは、債券投資としては有りだと思います。
■あくまで短期投資のキャピタル狙い
それで、私はどうするのか?って話ですが、とりあえず2621を少額から徐々に買っていこうと思っています
米国債20年超なので、債券利回りを見ながら買っていこうと思い、とりあえず10万円分だけインして様子見しようと思います。
改めて思ったのが、ETFって面倒くさいですね。
指値ができますが、いちいち注文をいれないといけないので、投資信託に比べたら買付が面倒だなと思います。
また、金額買付ができないので、ドルコスト平均法も使えないですし。
逆に自分の買いたい感覚に合わせて購入することができるので、まずはETF価格が前日比でマイナスになった時に買い増ししていこうかなと思っています。
最高保有額はどうするか悩みますが、まあ、とりあえず100万円くらいを上限として買ってみようかなと思います。
もちろん、キャピタル狙いなので、反発したらすぐに利確しますけどね。
米国金利がどんな感じで下がっていくのかが焦点になるので、政策金利の見通しと経済指標、債券利回りの変動を今まで以上に気にする必要があるかなと思います。
まあ、為替を気にしなくても良いのは助かりますが、結局、米国株のファンドは為替で基準価額が変わるので、全く気にしなくて良いってわけではないので、一緒なんですけどね。
債券投資は初めてなので、価格の変動などを含めて、どのような感じで動くのかっていうのが楽しみです。
投資って、机上の空論といいますか、過去のデータからの解析っていくらでもできますし、それを解説している動画っていくらでもあります。
けれども、投資の感覚が身に付くのは、実際に投資していないと実感しにくいです。
将来的には、株式と債券のポートフォリオを組んでみたいと思っているので、外国債券がどのような動きをして、どのようなリスクがあるのかを、見てみたいと思います。
とはいえ、為替ヘッジ有りのETFなので、為替リスクは感じ取れないと思いますけどね。
これも練習です。(笑)