なんでも道しるべ

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【現金比率】投資はメンタルとの勝負!自分に最適な投資比率を知ろう!

株価が上がっても下がってもメンタルがやられない現金比率ってどのくらいなのか?

これって永遠の課題ではないでしょうか。

私の場合、現状は現金比率の方が大きくて、全資産の半分を超えているのですが、まだまだ株価が下がってもメンタルはやられないです。

逆に上がった時に、ちょっと機会損失かな?という感じで焦りが出てくるので、私の場合だとまだ現金比率が高いのかもしれません。

とはいえ、今の市場環境が良すぎるので、上がった時にソワソワするのであって、これが下落基調な時に同じようなメンタルになるのかは不明です。

もしかすると、現金比率が半分以上あったとしても、下落局面ではメンタルに来るのかもしれないですからね。

人間って欲深いですから、稼ぎたい時には目一杯稼ぎたいですし、損しそうな時にはできるだけ損を減らしたいものですから。

そんな人間の欲と戦うのが株式投資であり、結局、自分自身と戦っているのかもしれませんね。

■投資比率がメンタルを決める

最近、周りの投資家の人の話を聞いていると、投資比率が大きい人ほど、日々の値動きに一喜一憂しているケースが目に留まります。

投資額ではなく、投資比率です。

ここは結構重要で、投資額が大きいと日々の値動きによって毎日の金額も大幅に変わるのですが、比率が大きくないと、それほど狼狽しているようには感じません。

逆に、投資金額が少なくても、フルベットに近い投資をしている人は、少しの値動きで動揺している人が多いように感じます。

もちろん、とてもポジティブで必ず上がってくると信じている人もいますので、フルベットの人、全員が一喜一憂しているわけではありませんが、そのような人は少数派で、結局、持ち金全てを賭けてでも早く儲けたい人は少し焦りがあるように見受けられます。

資産のうち、どのくらいの比率を投資に回るのかに関しては、個人のアセットアロケーションなので正解はないわけですが、やはり自分のリスク許容度にあった比率にするべきなんだなと思います。

そして、時間がかかっても良いので、その比率を知っていった方が良いと思えるのです。

少ない投資比率から始める方が本当は良いと思いますが、もし自分が儲けることに焦っているのなら、大きな投資比率からでも良いと思います。

それで、株価がかなり気になったり、一喜一憂や狼狽したりするのなら、それは比率が高過ぎるってことだと思われるので、下げることをおすすめします。

気になるというのは、夜も寝れないってことですね。

寝れないなんてあるの?って思うかもしれませんが、米国株をやっていると、基本夏場は22:30~5:00ですし、冬場は23:30~6:00なので、気になり過ぎると寝れないなんてよくあることです。

昔は私もたまにありましたが、今はぐっすりと言うか、どうせ見ても何もできないしって感じで、毎日の値動きは誤差だと思っているので、結構無視して寝てますけどね。

けれども、株価チャート自体は人間味があって好きなので、動きのあるチャートを眺めるっていうのはやっていますが。

■大切なのは下がった時に持ち続けられるか

投資比率が自分の心地よい部分があるってことは、それでもお金持ちになりたい場合、必要なことは入金力を上がるほかありません。

少ない金額だとレバレッジをかけることで、大きな取引ができますが、これも良し悪しで、大方の投資商品をレバレッジ型にしてしまうと、レバレッジがかかっているとかなり値動きが激しいので、これこそ寝れない原因になりかねません。

いくら投資金額が少なくても、投資比率が低くても、レバレッジ商品をたくさん持っていると、結局は大きな金額や大きな比率をかけていることになるので、メンタルが追いついているかどうかは気にした方が良いでしょうね。

そういう意味でも、値動きの大きさになれていない人は、レバレッジ商品に投資することも結構難しいと言えそうです。

早くお金持ちになりたいからといって、安易にレバレッジ商品に手を出すのは、自分のメンタルを削ることなので、それは市場から退場する確率も上げますから、慎重にやるべきかと思います。

まあ、投資初心者がいきなりレバレッジ型に手を出すのだけは止めた方が良いですね。

本当に、投資が投機になりかねないですから。

投資に最も必要なことは、大きな金額を投入したり、投資比率を思いっきり上げたりすることではなく、実は下がっている時に持ち続けられるかどうかで決まります。

上がっている時は誰でも持ち続けられるんですよね。

利確したいって思う人はちょっと考えが違いますが。

下がっている時に手放してしまう人が多いのが事実ですし、元本割れをするとそれこそ手放す人が一気に増えます。

結局、これが人間の本性というか、頭で分かっていても、気持ちが付いて行かないってことになるわけです。

苦しい時に持ち続けられるのかどうか、そこが一番大切なことだと私は思いますけどね。

そのためには現金比率ってことなんです。