貴方は「レバファンをツミレバします」の意味が分かるでしょうか?
この意味が分かる人は、積立NISAツウと言いますか、ファンドツウと言えるかもしれませんね。
レバファンとは、レバレッジFANG+のファンドの意味で、ツミレバというのは、レバレッジ商品を積立していくという意味になります。
投資スタイルって各人でそれぞれなので、異なって当たり前ではあるのですが、一番やってはいけないのに、何も分からないから誰かに推奨されたものを何も考えずに積立投資しているってことです。
新NISAを始める人でも、相当の割合の人は株式投資を勉強しないで開始する人が多いと思いますので、投資信託って何なんだ、インデックスファンドって何?、そもそも株式投資すら意味分からないだけどって人も結構いると思っています。
そのような人で良くありがちなのが、もう分からないから、証券会社がお勧めするものを買っておけば良いんでしょ?という感じで、思考停止状態で買付を始めるということです。
もちろん、何も考えていませんから、ポートフォリオもそのまま参考にするので、買付銘柄も買付比率も推奨どおりにやっている人がいます。
最初はそれでも構いませんし、全部を知ってから新NISAを始めるってなるといつのこと?ってなるので、まずは誰かの推奨どおりで初めても良いと思っています。
しかしですよ、やっぱり日々少しずつは勉強した方が良いと思うんですよね。
最初から世の中のスタンダート最適解を積立している人もいると思いますが、それが本当に自分にとって最適解なのかは、自分の年齢や目標金額によっても考えていく必要があると思っています。
■痒い所に手が届く商品
冒頭のレバファンをツミレバというのは、結構リスクが高い積立手法です。
リスクが高いというのは、積立方法に問題があるのでなく、レバファンの商品自体にリスクが高いってことです。
リスクが高いがゆえに、リターンも高いんですけどね。
自分の目標に到達させるためには、レバファンもポートフォリオに組み入れる必要があると判断し、私は積立という方法をとって買付しているってことになります。
レバナスって商品はずいぶん前から個人投資家の中では有名になっています。
最初に名付けた人が天才だと思うのですが、レバニラに似ているってことで、レバレッジNASDAQ100をレバナスって相性にしたのだと思います。
それを参考にして、レバレッジFANG+をレバファンド名付けているのです。
ツミレバという言い方は、大和アセットマネジメントが宣伝している言い方です。
そもそも、レバナスもレバファンも大和アセットマネジメントが商品化を最初にしました。
大和さんってちょっと痒い所に手が届く商品を作るのが上手なんですよね。
手数料は、三菱UFJ投信やSBIアセットの低手数料勝負には負けるのですが、他の運用会社が出さないような商品を出してくるので、手数料が高くても魅力的なんですよね。
いまとなっては、レバナスは他の複数社からも商品化されていますが、レバファンはまだ大和さんの独占状態になっています。
といっても、リスクアンドリターンが極端に高い商品なので、利用者でも限定的なので、手数料が高くても儲けは少ないのかもしれませんね。
■自分の目標に適切な商品選び
ツミレバは、レバレッジ商品を積み立て買付していくってことで、大和さんのキャッチフレーズとしては、「常識にとらわれない、新しい投資の選択肢」ってことになっています。
まさしくその言葉どおりで、常識で考えると、レバレッジ型はリスクが高いので手を出さないって思う人も多いでしょう。
私のその一人で、レバレッジ商品は投機になるかもしれないと食わず嫌いをしていました。
けれども、YouTubeなどで商品の説明やシミュレーションを見ると、この商品を一部持つこともポートフォリオとしては有りなんじゃないかって思うようになってきました。
レバレッジ商品なのでリスクは当然高いですが、その分、ブル相場では考えられないほどの威力を発揮します。
NASDAQ100は値動きの荒いハイテク銘柄100社の指数ではありますが、それのレバレッジ型になると、かなりの暴れ馬であり、暴騰した時の勢いは半端じゃないです。
それよりも、FANG+の方がもっと値動きが荒く、そらビックテック10社の指数ですからね、当たり前といったら当たり前です。
それのレバレッジ型ですから、下がった時の下がる勢いも半端なく大きいですが、上がる時の上がり方は他の指数を完全に凌駕します。
そのくらい驚くようなチャートを示しています。
そのようなこともあり、一括だとさらにリスクが高いので、大和さんが推奨するような積立のツミレバにしようってことになるんですよね。
常識的に投資をしていても、ゼロから資産形成はできても、富裕層になるのは大変な年数が必要になってきます。
ある程度はリスクを取りつつも、リターンも狙っていくという、リスク許容度が高い人、バイアンドホールドをしっかり出来るって自信のある人は、レバファンをツミレバしてみるのも一つの手法かもしれませんよ。