なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【公立トップ校受験シミュレーション】合格者平均点から合否ボーダー予想をしてみた!

昨日の記事で、公立トップ校の過去問の点数一覧を載せました。

一覧表の中に合格者平均を示していたのですが、実のところ、5教科の合計や小論文を合計した点数はあくまで参考であって、公式の合格者平均ではありません。

この合計点数は公表されている各教科の合格者平均点を単純に合計しただけです。

もう一度、過去問の点数の表を示します。

今回の記事、何が言いたいのかというと、合計点はあくまで各教科を合計しただけであって、合格者平均の各教科よりも、5教科や小論文を足した合計点数の方が下がり気味になると推測しているということです。

というのは、誰しも何らかの教科でやらかしをします。

合格者平均点はそれらのやらかしを含んでいますが、合計にすると、やらかしゼロの人もいれば、1教科やらかした人もいますし、2教科やらかした人も混じるからです。

まあ、3教科やらかした人はなかなか合格が難しいと思いますから、せいぜい2教科までのやらかしの人が合計点数には入っています。

なので、合格点数の合格者平均は下がってくるはずです。

とはいえ、なぜ、高校側は合格者最低点を出さないのか?

そこが疑問になるのですが、それはおそらく、やらかした人の点数がかなり低いからだと思うのです。

各教科でやらかした人の最低点をクリアしても、それは5教科の合格者最低点にはなりません。

加えて、5教科合計の最低点を公表しても、その人が小論文や内申点で大きく伸びていたとしたら、それも最低点としてはおかしくなってしまいます。

ゆえに、合格者平均点くらいは目指せよって話になるのだと思っています。

ちなみに、今回の表は、追加で合否ボーダー予想も入れてみました。(緑字)

これは合格者平均点のマイナス16点となります。

理由は後ほど。

ボーダー予想を上回った時は青字、下回った時は赤字にしています。

■合否ボーダーは230~250点か?

娘とこの一覧表を見ながら戦術を話していたのですが、やはり英語は合格者平均を上回りたいと言っていますし、理社は合格者平均点を取りたい、そして、数国が微妙なラインで、合格者平均点から離されたくないと言っています。

戦術としては私と同じで、やはりこの戦術で臨むしかないかなと思っています。

そして、今回の分析で感じたことは、塾の先生の見解は、合格最低点は5科で240±10点と言っているので、それはあながち間違いではないと思ったのです。

私の分析では、1点刻みに5人ほどはいそうな気がしています。

合格者平均点が、仮に半分の位置だとすると(正規分布を考えるともう少し上だと思うが)、合格ラインは合格者平均点のマイナス16点だと思います。

そうなると、低い年で230点くらい、高い年で250点になっているので、おおよそ、この幅に入りそうな気がしてなりません。

もちろん、問題のレベルが同等だったらの場合になります。

難易度が急に難しくなったり、急に易化したりした場合には当てはまり難くなるのですが、それでも、5教科が同じ方向に行かないと思いますので、おおよそ230点~250点に収束はしそうな気もしますけどね。

数学だけは要注意だと思っています。

急に平均点が30点台の時もありますし、70点台の時もありました。

1問5点ですから、30点台だと7問くらい正解すれば平均ですが、70点台だと15問くらい正解が必要になってきます。

こればかりは、その場の手ごたえだけでは判断できないので、結局、蓋をかけてみないとって話になるということです。

■内申点が意外と侮れない

このような分析をしていると、やはり内申点のアドバンテージは大きいなって思ってきますね。

内申点からの100点換算が、合格者平均で92点ほど、不合格者平均で89点ほどと言われています。

この差は3点なので、内申点だけでは決まらないという見方ができる一方で、娘のように99点で7点のアドバンテージがあると、それは1教科でやらかしても取り返せれるという余裕ができます。

特に、理社なんて分野によって相性が分かれますから、もし自分の不得意な分野が出たとしても、7点あれば、合格者平均まで引き上げられる可能性があるということです。

逆にいうと、合格者平均の92点を持っていない受験生は、劣勢のアドバンテージがあるので、当日点で挽回しなければなりませんし、一番の問題はやらかせないということになります。

入試本番なのでやはり緊張はします。

特に公立トップ校になると、周りの学力が半端ないので、負けたくないって気負いから緊張が生まれてくると思うんです。

だからこそ、少しでも心の余裕を持つためにも、内申点でアドバンテージを持つことが大切なのかなと改めて思いました。

娘の場合、塾の模試テストではC判定なので、内申点のアドバンテージがあってもギリギリのボーダーラインなのです。

これから数日で学力が一気に上がるわけでは無いですが、本番に向けて、良いイメージで挑めるような準備をしてもらいたいと思います。