なんでも道しるべ

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貧困の連鎖「手に職を持てば、仕事に困らない」学力の低い親の安易なセリフ

私が思う、親の浅はかな考え、第二弾です。

第一弾では、公立と私立の間違った偏見について書きました。

私の子どものころは、親や先生の情報が全てで、親の言っていることは正しいと勘違いしていました。

親自身が世間知らずだと、子どもはとても不幸であるということです。

公立と私立の偏見を捨てて、自分の子にあった環境で勉学に励んでほしいと思います。

本日はその第二弾となります。

■国立大学であれば学費がかからない方法もある

私の両親は、父親が中卒、母親が高卒だったので、学歴に関しては全く気にされない環境でした。

そんな中でも、私自身は高校や大学の先生、周りの人に恵まれたのか、大学進学を志し、大学院進学まで考えるようになりました。

実家は貧乏だったので、大学の授業料は殆ど払っていません。

大学院時代に少し仕事をして収入があったために、所得証明書で所得があることになってしまったので、大学院2回生の時に、後期だけ授業料を払いましたが、大学から大学院の6年間で半年分しか支払っていません。

今思うと、自分自身でも良くやっていたなと思いますが、両親共に、「高校卒業までは面倒をみるが、後は知らない」という感じだったので、下宿や一人暮らしの費用は全部自分で稼いでいました。

まあ、国立大学の貧乏学生は、そんな環境下の学生はいっぱいいると思いますけどね。

■「手に職を持てば、仕事に困らない」

そんな両親に育てられましたが、小中学生の時に、いつも母親から言われていた一言があります。

「手に職を持てば、仕事に困らない」

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この言葉を信じて、高校は専門学科のある高校に進学しましたが、これだとダメだなと高校の時に気づいて、大学進学を目指しました。

大学に進学してからも、理系である以上、大学院を目指さないと職種が限定されるということに気づきました。

結局は、親にとって未知の世界であると、子どもにとっては知る由もない世界であるということです。

また、自分自身が考える偏見や、変な常識にとらわれていると、子育て教育が間違った方向にいくことになりかねません。

特に、最終学歴がいまいちな親は、そこを意識するべきだと思います。

■安易な親の言葉が子をダメにする

「手に職を持つ」というのは、技能であったり、資格であったり、様々な方法で職を持つということです。

医者も一種の手に職ですし、最難関資格と言われている弁護士・弁理士・公認会計士であっても、資格がないと仕事ができませんから、手に職を持つという意味に入るでしょう。

ただ、学歴の低い母親が言っている手に職というのは、所詮、ちょっとした技能レベルだということです。

「その資格が無いと仕事ができない」などというハイレベルのものではありません。

子どもに向けて簡単に言いますが、親はもっと責任を持つべきです。

今では、ネット社会によって自分で情報を取ろうと思えば何とでもなる時代になりましたが、それでも小中学生の時は、簡単にネット検索ができる環境ではないと思いますし、世の中の常識も知らないです。

この辺りの教育は親の責務なわけですから、しっかりと調べて、きちんと教えるべきです。

■小中高の時は学力を上げることだけに集中せよ

私が思うに、「手に職を持とうか」と考えるのは、大学生などの年齢になってからで十分です。

中学生の時からそのような道を考えるのは時期尚早であり、学生の間はもっとやるべきことがあります。

当たり前ですが、基礎学力を上げて、できるだけ高学歴を目指すことです。

弁護士などの資格と、そこらの技能職を比べてはいけませんが、資格をとって手に職を付けるなどというのは、あくまでワーカーにすぎません。

自分の能力やスキルが追い付かない場合はワーカーになる決断をしても構わないと思いますが、学生の時はクリエイターを目指すべきです。

文科省を筆頭に今の学生に望んでいるのは、考える力や思考力や情報処理能力です。

社会を発展させるためには、何かを生み出さないといけないわけで、それを今の学生に望んでいるので、中学受験をはじめ、高校受験や大学受験では、知識型の試験から思考的な試験に変わってきています。

自分の人生なのでワーカーになる決断をするのは良いですが、親が我が子を勝手にワーカーに決め手はいけません。

手に職なんて考えは、いつでもできます。

小中高の時は、5教科の勉強をしっかりとやって、自分の好きなこと、自分が得意に思えることを見つけるべきです。

また、大学受験等では総合力が見られるわけですから、5教科で不得意な教科を無くすことです。

親としてやるべきことは、子どもにそれらの教育を施し、アドバイスをすることしかありません。

変な人生の歩み方を教えるのではなく、真っ当に勝負できる力を付けさせるべきなのです。

■親のやるべきことは迷言ではなく勉学の環境作り

本日は、私自身の経験から、「手に職を持てば、仕事に困らない」という迷言を小中学生の時から聞かされてきたことから、自分の考えを書きました。

子育ては費用がかかりますから、少しでも安く教育したいという気持ちも理解できます。

けれども、自分が経験したように、日本の社会は、貧困家庭でも救ってくれる制度があります。

なので、妙な道筋を教えるのではなく、しっかりと勉学に励める環境を整えてあげるべきです。