当ブログでは、「ダブルインカムのススメ」ということで、夫婦正社員共働きを推奨しています。
実際に我が家がその家庭でありますし、経済的には、当然富裕層までには行きませんが、安定はしてくると思います。
子どもが産まれた時に、「自分の小遣いが減った・・・」と言っている専業主婦家庭の旦那を大勢見てきましたが、それほど悲観的になる必要が無くなる程度ですが。
そもそも、お小遣い制度というのが、我が家にはなく、そのような小遣いという感覚が私には分かりかねますけど。
今日は、そのようなお金に関することを書きたいわけではなく、子育てや育児に関して書きたいと思っています。
最近、共働きが増えているということで、ネット記事では旦那の育児参加に関する記述が多くなっています。
特に女性ライターの人の記事が多いので、漫画にもなっていたりして、非常に面白い話も多いです。
ただ、同じ男性側からすると、笑えない物語もあり、少し複雑でもあります。
男性の育児参加については、日本では近年言われていますが、特に欧州各国ではそれが普通のようですね。
また、家事も男性がメインでやっている家庭が多いとの記述もあります。
海外のことなので、どこまでが本当で、どこまでが統計的に多いのか分からない部分もありますが、実際に共働きが増えると、男性も家事・育児を積極的にしなければなりません。
昭和時代の家庭は古く、男性外で働き稼ぎ、女性は家庭を守るという、サザエさん一家のような家庭は無くなってきているのが現実だと思います。
本日は、その中で、教育に関して、男性がどのように関与していったらいいのか、私の個人的見解ですが、書いていきたいと思います。
■「家庭教育」はどちらが担当している?
共働き家庭の数は、2000年は約550万世帯だったそうですが、近年では約700万世帯に増えているとのことです。
専業主婦家庭よりも共働き家庭の方が上回っているのは有名な話です。
家庭経済的には、どうせ共働きになるのであれば、出産で退職してパート復帰するよりも、正社員のまま産休・育休を取って復帰した方が良いのでは?と私は思っています。
実際に、我が家では、妻が産休・育休を取って復帰しています。
ただ、そのように進めるにおいて、いつくかの障害も出てきます。
会社の理解問題、子どもの保育園問題、家事の問題、育児の問題、家庭教育の問題、等々、挙げるとキリがないと思います。
その中で、少し子どもが大きくなってから発生する「家庭教育」について書きたいと思います。
世間では、教育に関しては、男性よりも女性の方が積極的であることが多いのではないでしょうか。
それは、世間体が最も大きく関与していると思います。
真の子育て・教育に関心があるわけでなく、周りの同級生などとの比較で、自分の子のポジションを気にするということです。
実は、そんなことは、子どもへの教育にとってはどうでも良い事で、本当に必要なことは子どもの性格や能力によって異なって当然なはずです。
頭では分かっていても、それが行動に移しにくいのが現実だと思います。
■教育面は父親が関わりやすい
教育に関しては、私は、母親よりも父親の男性が関与できる部分が多いのではないかと思っています。
それは、男性は自分の社会人としての経験により、知識として入っていることが多いからです。
特にサラリーマンをやっている男性は、様々な社会人を見てきて、それを自分の子どもに対して当てはめたときに、どのように子育てや教育をした方が良いのかというイメージが湧きやすいと思うのです。
しかしながら、日本の家庭は、父親よりも母親の方が家庭に対する時間を多く取っているので、父親が意見を言える状態が作り難いです。
そこで、「夫婦正社員共働き」の環境が役に立ちます。
女性が正社員で働いていると、現実的に時間が限られて足りない状況が生まれるので、子どもの教育面を父親が見られるという環境が作りやすいです。
我が家では、娘に私立小学校の受験を勧めましたが、私が見る限り、教育面は父親が熱を入れている家庭が、小学校受験をする家庭には多かったです。
平日に、公開授業をやったり、学校説明会をやったりもありますが、男性が多く集まる小学はやはり存在します。
そのような学校は、子ども自体がすでに教育面で充実しているので、優秀な子どもが集まりやすい学校だと思います。
我が家の場合は、娘の性格的に、どのような優秀な子どもが多い学校への適応が難しそうだと思いましたし、英語中心の授業の方に興味がありましたので、別の小学校を受験しましたが、父親が教育に参加している家庭が多い小学校はやはり学業面では優秀だと思います。
■夫婦共働き家庭で父親ができることを探す
我が家でも、教育担当は私がやっており、妻は私に日々の教育面は私に任せ切っています。
進学などの子どもの将来を左右する話は相談しますが、検定受験、テスト勉強の進め方、少し難解な宿題などの担当は私がやっています。
娘自身も、勉強面の相談はお父さん、生活面の相談はお母さんというように、ある程度分けているようにも感じます。
夫婦共働きの弊害として、女性に家事・育児の比率が高まるということが問題視されています。
男性・女性で、それぞれ得意・不得意があるのは当然だと思います。
男性が得意として関われる子育て分野に、積極的に関与するのはいかがでしょう?
ただし、会社の年休を積極的に取ったりして、仕事よりも子育てへの比率を上げる努力は必要でしょうね。
何事も小手先だけでやらずに、真剣に取り組むことが重要だと思います。