なんでも道しるべ

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【連載/第1回/公立トップ校体験記】進学校を目指すなら部活と委員会は不要論

中学3年の娘、受験生としての闘いは終了しました。

結果としては、私立高校も公立高校も第一志望校に合格でき、来年4月から地域の公立トップ校に通学することになります。

私自身、親として、この高校に合格するために中学3年間で出来ることはやったと思います。

全国には公立の地域トップ高校を目指している親子が多いと思います。

地域の公立中学に通いながら、高校でトップ校を目指し、そのまま旧帝大を目指していきたいという受験ルートを考えている方も多いと思います。

そのためには、まずは高校受験で公立トップ校の進学校を勝ち取らないといけません。

入試は同日勝負という考えもありますが、公立高校の入試はいくら当日点のウエートが高くても、少なからず内申点の影響があります。

したがって、中3の受験日だけの闘いではないので、3年間を通した戦略が必要となります。

このブログでは受験生応援ということで、本人だけでなく、親にも有益な情報を発信しようと思っていますので、ブログ記事10連載で、地域公立トップ校に合格するための実際に意識した秘訣を記していきます。

何かの参考になれば幸いですので、是非とも10連載をご覧ください。

そして、興味のあるところから、実践していただければと考えています。

■活動期間2年半の部活なんて不要

本日は地域公立トップ校合格の秘訣、10連載の第1回目となります。

祈念すべき第1回目ですが、今日は「部活と委員会」について書いていこうかと思います。

中学生になると部活動をやろうと気合いが入っている人が多いと思います。

中学生と言えば部活動と感じが今も昔もそうですしね、部活動で上下関係や人間関係、何かに打ち込む努力などを学ぶことができるということで、思春期の中学生には部活動っていう気持ちも分からなくもないです。

けれど、私からすると、部活動ほど勉強の無駄になることはありません。

中学生になったら部活動って思っている人も多いかもしれませんが、中学生の部活動ってせいぜい2年半程度のものです。

運動部の場合には夏のインターハイが終わればそれで引退、その後は受験に専念という雰囲気になります。

けれども、今の時代、ハッキリ言って、このような部活動と勉学の両方を頑張るなんて難しいです。

親の時代の中学生であれば、それでも十分に上位高校を狙えていた人も多いかもしれませんが、今の時代ではそれでは難しいです。

もちろん、地頭が良い人は別です。

地頭が良い人は、ギリギリまで部活動に専念していても十分に挽回が可能で、さらに男子の場合には最後に驚異的な集中力と時間配分で一気に学力が上がる生徒もいますから、その場合には目標は達成できる人もいるでしょう。

けれども、頭が凡人である場合、両親もたいした学歴ではないような地頭に賭けることが出来ない場合、女子のように最後に体力でカバーできない場合には、中1の段階からコツコツと勉強していく必要があります。

したがって、子ども本人の適性をきちんと判断して、部活動をどうするか、しっかりと考えた方が良いということです。

■委員会に所属しなくても内申点には影響しない

次に、委員会に関してですが、これは部活動にも共通することになりますが、中学生になると内申書があります。

変な噂というか、地域の噂もあるのかもしれませんが、内申点に影響を与えるから、委員会には所属した方が良いと言う人、思っている人がいるみたいですね。

部活動に関しても同じ考えを持っている人がいるようで、何らかの部活動に所属していないと内申書に影響があると勘違いしている人がいるみたいです。

我が娘の実際の状況をお伝えすると、部活動には一切所属せず、委員会には全く所属せず、もちろん、生徒会役員にも立候補しないで、問題なく公立トップ校に合格することができました。

どうせ当日点が良かったから内申書が悪くても合格したんでしょ?と思っている人がいるかもしれませんが、当日点はおそらく低かったです。

合格最低点は公表されていないので確定的なことは言えませんが、同級生で合格していた人と比べても低かったので、内申点で課外活動部分なんてほとんど影響を受けていません。

それよりも、9教科の評定がそのまま内申点になりますから、その評定は十分に影響力が大きいです。

内申点に関しては、また後日の記事で記しますが、部活にも委員会にも所属せず、生徒会役員にも立候補しなくても勉強さえしておけば十分に公立トップ校は狙えるってことですね。

まあ、何もしないのも中学生としては良くないですから、娘の場合はクラスの係の役は当たっていましたし、行事などでの制作作業には参加していましたね。

これから10連載で様々な難関校受験に向けての注意点というか戦略を書いていきます。

中学生って地域性が強いので、近所の人の嘘か本当か分からない噂によって振り回されることが増えてきます。

目標は各人で違うわけですから、進学校の公立トップ校を狙うのであれば、正しい方法で正しい判断をして欲しいなと思い、このように体験記を綴らせてもらいます。