なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【市場に居合わせること】今の市場環境は投資タイミングが一番難しい

株式相場でタイミングを測るのは難しい。

とはいえ、一括投資をして、翌日下がったり、暴落が来たり、大きな調整が来ると、後悔してしまうのが嫌だ。

この2つの気持ちで非常に揺れています。

投資って、自己責任と言われるように、周りの人の意見を聞くことや、誰かに相談をしたとしても、結局は自分で決断しなければなりません。

自分のお金がかかっているものですから、増えても減っても、誰かのおかげにもならないし、誰かの責任にもならないということです。

けれども、アドバイスや助言する人って、別に他人に損をさせようと思っている人なんて少ないはずです。

そもそも、人の不幸を笑う人間って、アドバイスをして誘導するのではなく、人の状況を聞きだして笑うだけですからね。

そんな怠惰な人なんて無視すればよいと思いますし、しつこいようだったら、適当に儲かった話をしておいて、その人が羨むような話で適当に流しておけば良いと思いますよ。

自分が損した話なんてしたところで、相手に餌を与えているだけですからね。

投資をやっている人であれば、相場というのがいかに難しいのかを知っていますし、儲かることもあれば、損することもあるので、他人が少し損しただけで笑うようなことはしません。

他人の投資の失敗談というか、損した話を喜んで聞く人って、結局、自分は何もしたことない人だと私は思っています。

話は元に戻して、今の相場環境による機会損失と、一括投資のデメリットって本当に難しい問題だと思ってしまいます。

中には、余剰資金が出た時に、タイミングを測らずに相場に投入すると決めている人もいます。

そのような人って本当にすごいなと思います。

なんなら、暴落待ちをしているわけではないですし、暴落が来たら全てを受け止める勇気があるわけです。

自分のそのような意気込みで投資をしたいなと思ってしまいますね。

■下落は長く長く続く可能性がある

投資って、市場に長く居た者が勝ちやすいってことは言われています。

けれども、これも100%ではないってところが、躊躇させる部分ではあるんですよね。

なぜなら、高値掴みをしてしまうと、下手したら数年とか10年以上は元に戻らないってことがありますからね。

直近では、2022年の金利ショックですよね。

これは米国で金利を一気に上げていったショックではありますが、バイアンドホールドを貫いた場合、元に戻るのに2年近くかかりました。

2年近く含み損だったということになります。

もっと長いものでいうと、最近だとITバブル崩壊でしょうか。

2000年付近のITバブル崩壊によって、NASDAQ100指数は10年以上も元に戻らなかったです。

もし株価が好調な時に一括投資していたら、10年以上も含み損を抱えて、自分が株式投資をしたことを後悔しなければならないと思うのです。

■長い含み損だけは避けたい

実は私も含み損を1年半くらい経験したことがあります。

それが、この直近の2022年頃だったのですが、2021年の中盤くらいに、一括投資をしました。

2022年までは上昇していたので、気分良く含み益を得ていたのですが、金利ショックによって、2022年になってからはスルスルとマイナスになり、そのまま2023年中盤くらいまではマイナスでした。

こうなると、マイナスになっていることが嫌になってくるので、いわゆるヤレヤレ売りをしてしまうのです。

ヤレヤレ売りとは、株価が戻って、プラマイゼロになった時に、すぐに手放してしまうことです。

なぜ手放すことになるのかというと、マイナスが解消されるのも一つですが、もう一つが、他のファンドの成績などの情報が入ってくるので、自分の商品選びが間違っていたと自暴自棄になってしまうのも要因ではあります。

そのような部分から早く手放して、マイナスを乗り越えた自分を褒めたくなるのと、他の商品が買いたくなって手放すのと、それらが積み重なるので、ヤレヤレ売りが起きやすくなると分析しています。

やっていない人は、戻ったんだからそのまま保有し続ければ良いのにって言うのですが、商品に愛着が無くなるとそんな話ではなくなってしまうんですよね。

このような経験から、私の場合、いくら早く相場に投入したいと思っても、分割投資をするように心がけています。

機会損失で利益が目減りすることは承知の上で、損失が大きくならない方法を取っていることになります。

現金を持つことが、下落時の投資額を上げること、メンタル的にも良いと感じている部分があるからです。

とはいえ、目標投資額に到達させるにはやはり早めの市場への投入が不可欠なので、その辺りは上手くバランスを取ることが大切かなと思いますね。

投資は自分との闘いなので、非常に難しい部分であるのは間違いないです。