来年度から中学生になる小学6年生がいると思います。
公立の中学だと内申書や内申点があって、やはり高校受験に影響するのでとても気になると思います。
そして中には、「内申点(内申書)には学業成績以外も影響を受けるから、部活動や委員会活動をしっかりやった方が良いのかな?」「勉強を頑張りたいけど、高校受験で推薦をもらうかもしれないから、部活は嫌だけど、何かしら部活動に入っておこうかな?」とか、「内申は学業成績だけじゃないんでしょ?部活も生徒会活動も影響するんでしょ?」って思っている人がいるのではないでしょうか。
ハッキリ言って、憶測で悩んだり、間違った行動をしたりするのなら、しっかりと調べた方が良いです。
そして、近所の人や先輩の親なんかの噂なんて何の根拠もありません、間違った情報も多いです、高校受験を気にするのであれば、その高校の募集要項をきちんと確認した方が良いです。
例えば、推薦などで、学業成績以外の生徒会活動や部活動で成績を残した人という要件があれば、それはその要件どおりの実績が必要になりますが、それ以外の一般入試の内申であれば、ほぼ間違いなく、学業成績(通知表の評定)だけを気にしていれば良いです。
今日は、変な噂に惑わさないように、実際に経験した内容を公開します。
■部活無し・委員会無しでも要件満たせば推薦は貰える
我が娘の状況から言うと、娘は中学に入ったら、勉強に全力って決めていたので、部活動には入らず、生徒会活動にも極力参加しないように決めました。
部活動は何度も誘われましたし、顧問の先生からも誘いがあったようですが、塾の時間が間に合わないということで断り続けました。
生徒会活動に関しては、クラス委員も基本的にやらない、クラスの係は全員必須なので、教科係くらいはやるというスタンスです。
中1の時くらいは、委員をやっていたような気もしますが、中2からは完全に委員会活動をやっていません。
なので、3年間は学校と塾を中心として、学校の定期テストや塾の模試テストの日程を常に考えて、学業優先で過ごしてきました。
その結果、1年の時は保健体育の評定4以外はオール5、2年と3年の時は全教科オール5でした。
そして、実際には利用しませんでしたが、私立の有名私大付属校の推薦が狙える成績だったので、最後の最後まで先生に確認されて、どうするのかを悩んでいたのです。
推薦要件をしっかり読めば分かります。
確かに、「中学校の成績を総合的に見て判断します」的な中途半端な書き方をしているので、通知表の評定以外の課外活動も影響するのかな?って想像してしまうのかもしれませんが、きちんと明記されていなければ、部活動や委員会活動の評価なんて入りません。
それら課外活動の条件も必要であれば、「部活動をやっていること」とか、「どのくらいの部活動成績が必要」とか、「委員会や部活動の役職」までが記載されています。
実際、他の私立の高校はそのようなことが書かれていましたので、娘はいくらオール5に近い成績を残していても受験することはできないのです。
可能性を残すという意味では、全高校の要件を満足するような中学生活をすれば良いのかもしれませんが、人間は何でもかんでもできないですからね、何を優先して、何を我慢するかを決めなくてはいけません。
中途半端にたくさんのことをやるよりも、しっかりと選択と集中をすることが大切なんです。
■近所の噂ほど曖昧なものはない
中学生になると、親の近所付き合いの変な噂が多くなります。
実際、娘も、近所の母親から、どこを受験するのか?という変なジャブが入ったと言います。
大人っていやらしいんですよ、「どこ?」って聞くのではなく、「あの高校受けるの?」みたいな感じで、誘導質問をしてくるんですよね。
娘は基本的に他人に話したくない派ですし、そもそも、ギリギリまで受験校を決めていなかったので、「まだ決めていないです」って逃げたと言いますか、本当のところを話したようです。
その話を聞いて、私からのアドバイスは、絶対に近所の人に受験校を言ったらダメだと言いました。
心配しなくても、クラスの誰かがから周り回って伝わっていくもんなんです。
自分から自ら公言する必要なんてないです。
自分で言ってしまうと、それこそ、1日経たずに近所の数十建の人は受験校を知ってしまうことになりますからね。
噂の噂にしておく方が、噂している人も本当のことは分からないので、あまり断定的な言い方はできないものなんです。
だって、噂ですからね。
人の噂ほど信じられないものはありません。
内申書のこともそうですし、自分自身で調べる、不明なことは学校や塾の先生に聞いて確認する、それだけで十分なんです。
意外とですね、塾の先生や学校の先生も曖昧ってことも多いんですよね。
そら、高校の数なんてたくさんありますから、先生が全高校の情報を常にアップデートしているわけではないですし、誰がどの高校を受験しようかと考えているなんて把握できなんですよね。
自分のこと、我が子のことは、きちんと自己責任で調べましょう。