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【部活動所属マインド】中学生が部活する意味を再考する必要がありそうなニュース記事を読んで

ネットニュースで面白い記事を見ました。

検索すれば出てくると思いますが、「部活の過熱化、内申書反映への過度な期待も一因…高校入試での票基準明示を文科省要望」というタイトルです。

私はもともと部活動反対派です。

私自身が中学生の頃は部活動に入ることが絶対条件だったので、部活動に所属していましたし、部活動をやりたくない理由もなければ、中学になれば部活動をやるのが当たり前だと思っていたので、所属していました。

けれども、大人になって、親になって、部活動自体の意味は感じられません。

学校の先生も嫌々顧問をしているみたいですし、大学受験を始動している塾講師は高校で早めに部活を引退するのが勝ち筋だと言いますし、そもそも勉強時間の妨げになるのは当たり前ですし、もっと言うと、部活動に力を入れている家庭との熱の差がありますし、いじめの原因になる可能性もあります。

部活動をやる意義といったら、上下関係の練習くらいでしょうか。

メリットとデメリットを天秤にかけた場合、デメリットの方が大きいと思っています。

したがって、子どもが中学に進学する前から部活動への入部は反対していました。

きちんと高校受験の仕組みを調べましたし、確かに、ブラインドしている部分も多いですが、逆にいうと、部活動をやっている加点は一般入試ではほぼ無さそうだと結論付けたのです。

先生には確認していませんし、どうせ聞いてもはぐらかされますし、そんな理由で部活動回避と思われるのが嫌なので、何も言わずに部活動に所属しないで、帰宅部になっています。

今の学校の制度が部活動必須ではなかったのは良かったです。

それに、今は、その時間で塾の小テストの勉強などをやってから、塾に臨めますし、土日も部活動に時間を取られることが無いので、やはり所属しないで良かったと思えます。

何よりも、部活動をやっていることによる、勉強との両立によるストレスが無いことです。

これは親子共にあると思います。

■中学生イコール部活動というマインド

記事の内容はここでは記載しませんが、要点を書くと、部活動の高校入試への加点や扱いが不明確なので、不明確であるゆえに過熱化しているのではないかという指摘です。

大会の表彰や成績による寄与が開示されれば、過熱が抑えられるのではないかという有識者の意見が反映されて、それが文科省から各都道府県の教育委員会に通知されるということです。

まあ、一部では正しいと思いますが、私の認識ではちょっと抜けている部分があると思っています。

それは、「中学生になったら部活動で青春するぞ」というマインドです。

そして、スポーツ推薦入試を利用したい家庭が出てきて、さらに、子ども本人だけでなく、親までが成績に拘り出すというマインドです。

人間誰しも順位や成績が付くものでは、負けず嫌い精神が出るものです。

それは子どもも大人も変わりません。

そして、勉強に力を入れない家庭ほど、その傾向が強いです。

勉強ではもう無理なので、推薦などを狙うために成績を収めたい、もしくは、青春の時間を部活に捧げて楽しみたいという考えですね。

家庭の事情や個人の考え方はそれぞれ違うので、何とも分かりませんね。

そんなものに付き合っている暇はないです。

■もう学校側は部活動を拒否してる

このニュースでよく分かったと思います。

文科省も、教育員会も、学校の先生も、みんな部活動が面倒くさいんですよね。

スポーツをしたければ、勝手に自主的に放課後に教室に通えってことです。

だって、部活動も費用がかかるのですからね。

学校はもうやりたくないってことですよね。

なので、そんな無意味なところに時間と労力をかけないで、スポーツで青春したい家庭と本人は自ら教室や実業団に所属すべきです。

学校に通いながら、無料で活動をやらせてもらうという発想はもう無くした方が良いと思います。

とはいえ、部活動は活動にはお金がかかるので、ユニホームや道具などに費用がいりますし、部活動も結構大変だと思います。

私の合理主義的な考えからは、そんな費用をかけるくらいなら、学業系にかけますけどね。

■純粋にスポーツをやりたいのかな

これから、徐々に高校側から入試での部活動成績の取扱いが開示されるみたいです。

けれども、高校側にも逃げ道を作っているみたいで、成績や表彰を点数化するのではなく、本人の頑張りなどを総合評価するようにという通達をしているようです。

ということは、高校も点数を開示しなくても良くなりますし、各学校での取り組みと本人の努力が統一的に評価できないので合否には影響しませんと明確に開示することも可能になりますね。

その当たりの逃げ道を作っているのが、さすが文科省だなと思います。

部活動は賛否両論ありますが、明確になっているのが、一部の天才を除いては部活動を早く引退しないと偏差値の高い大学には合格できないということです。

勉強は正しい方向性で量をやることです。

部活動に精を出している時間があれば、勉強した方が将来のため(年収やお金を稼ぐこと)には最善策だと思えてなりません。

もしくは、スポーツで日本一位を狙うくらい努力と才能を持ってプロになるというのなら、それはそれで有りかもしれません。